防衛省統合幕僚監部は17日、中国とロシアの海軍艦艇計11隻が沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海に向かったと発表した。両国が実施中とする「合同パトロール」とみられ、同省は「わが国への示威行動を明確に意図したもので、安全保障上の重大な懸念だ」と警戒している。
同省によると、艦艇は7月28~29日に宗谷海峡を通過した両国の駆逐艦やフリゲート艦など10隻と、その後合流した中国の情報収集艦1隻。宗谷海峡通過後、ベーリング海やアラスカ周辺まで共同航行し戦術訓練などをしていたとみられ、今月15日に東京都の沖ノ鳥島北東約280キロの海域を西進する様子を海上自衛隊が確認していた。
11隻は沖縄県の沖大東島南方などを経由し、17日に沖縄本島-宮古島間を通過した。中露の「合同パトロール」は3回目で3年連続となるが、両島の間を通るコースは初という。






