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道の駅かでな 20周年

道の駅かでな

嘉手納町の観光拠点の一つ「道の駅かでな」が、8日、道の駅登録から20周年を迎えた。在沖縄米軍嘉手納基地を一望することのできる展望デッキは航空機ファンや外国人観光客にも人気のスポットで、毎年約50万人が訪れるという。

20周年に合わせ、12日から2日間、記念イベント「アミューズメントステーション道の駅かでな」が催され、大勢の家族連れなどでにぎわった。

一方で、この道の駅は、同町の約8割を占める基地に対するネガティブな情報発信の場という側面も持ち合わせている。展望デッキに設けられた騒音計では、リアルタイムで戦闘機の離発着の際に発生する音を計測・表示しており、今年4月にリニューアルオープンされた。3階の学習展示室では「悪臭」とされている戦闘機の排ガスの臭いなどを疑似体験できるコーナーが設置されるなど、基地が与える負の影響を紹介している。

騒音や悪臭など、基地と隣り合わせで暮らす地元住民のリアルな現実を多くの人に知ってもらおうとする試み自体は悪いものではない。しかし、基地問題などを考える上で、基地がもたらす利益についても同様に検証されなければならない。

東アジア最大の米空軍基地があることで、もたらされる地域の安定や抑止力としての役割を考えた時、嘉手納基地の存在意義は小さくない。

滑走路についても、航空自衛隊那覇基地は、那覇空港の民間機と併用であるのに対し、嘉手納基地は、3700㍍級の滑走路を2本独自で有しているため、不測の事態にも迅速に対応することが可能だ。

道の駅を訪れる人々には、ぜひ抑止力など含めた総合的な基地の存在意義について考えてもらいたい。

(K)

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