ビザなし観光を待ちわびる日本マニア ブラジルから

10月をめどに、日本を訪問するブラジル人観光客に対してビザが免除されるというニュースが入ってきた。日本フリークの知人たちには朗報だ。

早速、知人の1人からSNSでメッセージが来た。「やっと煩わしいビザ申請から解放される」と。日本の観光ビザを申請するには、収入や預金の証明といった書類を用意するなど、多くの手間と時間を要していたというのだ。

筆者の知人には、バカンス休暇などを利用して日本を訪れる人が少なくない。ブラジルの休暇は長く、毎年1カ月、会社と相談した上で希望した時期に休みが取れる。もちろん、休暇の間も給料は出る。実にうらやましい話だ。

大手企業や官庁などに勤めていれば給料も良く、休暇ごとに欧州やアジアを旅している知人もいる。1カ月の休暇があれば、余裕を持って旅行プランを立てられる。

一方、「10月では間に合わない」と日本旅行に向けて観光ビザと休暇を申請している知人がいた。話を聞くと、訪日外国人旅行者向けのJR乗り放題「ジャパン・レール・パス」が10月から大幅に値上がりするというのだ。パスを利用して、九州から北海道まで日本をくまなく旅行するつもりだという。

ブラジル人にとって、日本は決してなじみのない国ではない。世界最大の日系人コミュニティーがあるため、「日本祭り」などを通して日本文化に触れることが多い。サンパウロ市の目抜き通りに設置された「ジャパン・ハウス」(外務省運営)は、常に日本やその文化に興味を持つブラジル人たちであふれている。ビザ免除により、日本とブラジルの交流がさらに深まることを願う。(S)

spot_img
Google Translate »