疲れた時の高麗人参 韓国から

先日のバレンタインデーに義理チョコをもらったが、今回は少し高級感のある高麗人参入りチョコだった。独特の風味で慣れないと食べづらいが、筆者は韓国在住期間にいろんな「高麗人参入り」を体験してきたから割と平気だった。とはいえ赴任当初は「人参ガム」に驚き、農家のお宅でシャワーを借りた時は「人参シャンプー」が置かれていてギョッとしたこともあった。もともと薬用植物であり、美容にもいいと言われる。

高麗人参は滋養強壮剤として広く知られる。身近でも最近疲れ気味だと漏らしていた知人が、高麗人参エキスを飲み始めたら俄然(がぜん)体調が良くなったと話していた。多年草で市場に出回るのは根っこに健康成分の含有量が豊富な4年根から6年根まで。乾燥方法で種類分けされ、上級とされる「紅参」は昔、中国への朝貢品として船による長時間運搬にも耐えられるよう加工方法を工夫した結果、生み出されたと言われる。

紅参よりさらに上級なのが栽培ものではなく野生に生息しているものを掘り出した「山参」だ。高価なもので1本数千万円の値が付くものもあり、「死んだ人を生き返らせた」という話まで伝承されている。そのため山参探しを職業にする人たちもいて、一獲千金を狙い脱サラして山小屋に移り住む夫婦の奮闘や、財閥会長がソウルの一等地にあるマンション価格の何倍もする山参を買い取ってご満悦になったなど、話題に事欠かない。(U)

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