空港は人手不足 イスラエルから

先日、トルコに行く機会があった。イスラエルでは、コロナによる制限がなくなり、旅行好きのイスラエル人たちは外国旅行に出掛けている。

コロナ前、空港へはフライトの3時間前に行けばよかった。しかし今は、航空会社はフライトの4時間前に空港に来るように呼び掛けている。

最終電車に乗り、空港には6時間前に着いた。それでも既にチェックインカウンターには長蛇の列ができていた。1時間ほどでチェックインが始まったが、カウンターは一つしか開かず、なかなか前に進まなかった。

以前のような念入りなセキュリティーチェックはなく、出国手続きも機械で済ませるシステムに変わっていた。免税店で時間を過ごし、搭乗ゲートに行った。しかし、予定時刻を2時間過ぎても一向に搭乗が始まらない。イスタンブールで乗り継ぐ予定の乗客たちは、「誰がこの責任を取ってくれるんだ、仕事に穴が空いた」などと、必死に抗議していた。

旅行客は戻ってきたが、コロナ禍で多くの空港職員が解雇されたため、応対する職員や荷物を積み込む係員など全てに人手不足が生じている。

結局、4時間遅れで飛行機は離陸し、機内アナウンスでは、大幅な遅れを謝ってはいたが、自分たちのせいではないと強調していた。

もちろんパイロットや客室乗務員の責任でないことは分かっているが、長時間待たされ疲れ果てた乗客は、ただ謝罪と慰労の言葉を聞きたかったことだろう。状況が改善されることを願うばかりだ。(M)