
猛暑が続いている。いつも夕方から夜にかけて読書をするために利用している近郊の駅前の喫茶店は、ここ数日、満員に近く混んでいる。そのため、ほかの店を当たらなければならないほど。
新型コロナウイルス禍の時でも、この時間帯は空いていたのだが、このところの暑さで会社員や近所の人々の避難場所となっている。あまりの暑さのために、熱中症にかかって救急搬送されるケースも多い。気流子の知人も熱中症の疑いで緊急入院し、日用品や衣服などを届けに病院に行った。
受付から面会は難しいということを聞いた。家族であっても、なかなか会うことができないようだ。患者と家族がガラス越しに携帯電話で話しているのを見た。コロナ感染防止のため、必要な措置なのだろう。
熱中症には、気流子も小学生の時にかかったことがある。母方の実家に遊びに行って川や野山で魚取りや昆虫採集に夢中になっていると、突然、意識がもうろうとして倒れてしまった。
すぐに医者に見てもらったために数日休んだだけで済んだが、実際かなり危険だったと後で聞いた。以来、水分補給には注意している。最近は、水分だけでなく塩分なども取らないといけないということがよく知られるようになった。
知人も水分をよく取っていたらしいから、そのあたりに原因があったのかもしれない。今年は東北北部以外の地方は既に梅雨明けしており、特に用心しなければならないようだ。