価格高騰で多発するガソリン泥棒 米国から

ガソリン価格が高騰し、近所のガソリンスタンドを通るたびに価格が上昇しているのには日々驚かされている。新型コロナウイルスが感染拡大した2020年には一時1ガロン(約3・8㍑)当たり1㌦台の時もあったが、今では5㌦を超えている。しかし、価格高騰により最近増加しているガソリン泥棒のやり口の多様さにはもっと驚かされる。

ラスベガスのガソリンスタンドでは、改造されたトラックにより数千ガロンものガソリンが盗まれた。見た目は普通のトラックだが、内部に燃料タンクを隠していた。犯人たちは逮捕されたが、警察は運転手がガソリンスタンドで20㌦しか払っていないのに、1時間以上過ごしている場合、通報するよう呼び掛けた。

バージニア州では、2人の男が、閉鎖されたガソリンスタンドから数千㌦相当の燃料を盗んだとして起訴された。警察によると、彼らはガソリンを抜き取るための装置を使用し、その後、携帯アプリを通じて割引価格で販売していたという。

ガソリンスタンドだけでなく、トラックや自動車も標的になり、ユタ州では、ドリルを使用してトラックからガソリンを盗もうとした男の服が火で燃え、転げ回る様子が監視カメラに収められた。その後、男は逮捕されたが、わずかなガソリンのために大きな代償を払った形だ。

犯人たちは、ガソリン高騰などのインフレで困窮し、こうした悪知恵を働かせるようになったのかもしれない。しかし、事情があったとしても、他人のものを盗むことは正当化できない。(Y)

spot_img
Google Translate »