Zoomでつながるカフェ

カフェ

先週、居住区のまちづくり協議会(まち協)が主催する活動支援金交付・交流会に初めて参加した。と言うのは、住みよいまちづくりをする市民団体に資金支援する制度があり、自身が主宰する地域講座クラブが交付団体に認定されたからだ。

昨年はコロナで交流会が中止となり、2年ぶり24団体が情報交換をした。

市民によるまちづくり活動で近年、急速に増えたのがカフェである。認知症カフェやおしゃべりカフェなど気軽に立ち寄れるカフェ、食を共にするこども食堂など、地域の人がつながる多種多様な居場所が生まれている。こうしたカフェが活発な地域は大概、駅から遠く、高齢化率が高い古い集合住宅が集まるエリアである。独居老人、孤独死対策から町内会で交流カフェを始めたというところが多い。

ところが、この2年ほど、おしゃべりや飲食を伴う活動は休止または制限を余儀なくされた。中には室内から戸外の公園に場所を移して、何とか活動を続けたという焙煎(ばいせん)カフェもあった。

そんな中で、コロナ禍だからこそ生まれたカフェもあった。Zoomでつながるコミュニティーカフェである。フェイスブック、ホームページ、公式ラインアカウント、動画による広報活動、参加費もPayPay支払いするなど、ITをフルに活用している。立ち上げたのは40歳前後の共働きの子育てママだった。在宅ワークで地域が身近になり、仲間でZoomカフェを始めたと言う。

独居や孤独死、不登校や育児困難など、隣人が抱える困り事に寄り添える良き市民をどう育てていくか。まち協の一番の課題でもある。若い世代が地域に目を向け、まちづくりに参画してくれると、そこから世代を超えた重層的なつながりが生まれる。

Zoomカフェがどんな展開を見せてくれるのか。一緒にコラボできる日を楽しみにしている。

(光)