最高峰エベレスト登山の費用 ネパールから

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登山家の西川史晃氏が、世界最高峰であるエベレストの登頂に成功したニュースを耳にした。13日のことで、日本人は200人ほどしか登頂していないという。

時期を同じくして、知り合いの登山好きな社長が近くの山を一緒に登ろうという。本格的な登山経験はないが、せっかくの機会なので登山靴・服、その他の装備の費用を調べてみたが、基本的なものを揃(そろ)えても優に10万円を超える。登山には結構な費用が掛かる。

それが最高峰エベレストとなると桁が違う。登山会社がネパールにある公募隊に参加した場合でも、およそ4万6000ドル(約600万円)。登山会社がネパール国外にある外国の公募隊に参加した場合は、およそ7万4000ドル(約960万円)で、費用の高さに驚いてしまう。

日本人女性として世界初のエベレストおよび七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られる田部井淳子氏がエベレストを登頂した当時(1975年)は、総額4300万円の費用が掛かったというのでさらに驚愕(きょうがく)である。

イギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーが、エベレスト登頂に際し「なぜ、エベレストに登るのか?」と聞かれ、「そこに、エベレスト(山)があるから」と答えたと伝わっているが、わが家で財布を握る妻も「どうして山に登るの?」と尋ねるであろう。知人の社長のお誘いもあるが、筆者には登山の前に装備購入の費用を妻に納得してもらう山がある。(T)