世界日報 Web版

進むワクチン接種者限定の店内利用  ーフィリピンから 


 世界的な新型コロナウイルス感染拡大の中で、フィリピンではワクチン接種が進むにつれて、レストランなど店内での飲食などをワクチン接種完了者に限定する動きが加速している。
 

Photo by Sam Balye on Unsplash

このほど政府はマニラ首都圏などで、飲食店での店内飲食や理髪店の利用をワクチン接種を2回終えた者のみに限定する方針を明らかにした。

 飲食店の場合は、屋外にテーブルを置いている店ではワクチン接種を終えていない客も受け入れられるようになっているが、理髪店の場合は屋外で髪を切るなど聞いたことがない。

 先日、試しにいつもお世話になっているモール内の理髪店に行ったところ、入口には「ワクチン接種完了者のみ」と張り紙が出ていた。残念ながら筆者は、まだワクチン接種を終えていないので、やはり利用は不可だった。

 せっかく来たので馴染(なじ)みの美容師がいるか受付に聞いたところ、なんと彼もまだワクチン接種を完了しておらず、あと1カ月ほど仕事には戻ることができないとのことだった。

 フィリピンでもワクチン接種は医療関係者や持病のある人、高齢者の人々に対して優先的に行っており、地域によってはまだまだ多くの一般人は未接種のままだ。このような段階で政府が店内サービスをワクチン接種者のみに限定する方針を決定したのは、ちょっと早すぎるのではと感じた。

(F)