コラム

【上昇気流】万博テーマは「いのち輝く」

来年4月開幕の大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。その内容の一つが「いのちを育む――宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる」というものだ。

【上昇気流】空母になった米大統領

米大統領選も佳境に入ったというのに、現役バイデン大統領の先行きが怪しくなってきた。高齢に伴うさまざまな懸念が、不調に終わった共和党のトランプ前大統領との討論会で一気に噴出し、身内民主党内からも撤退論が引きも切らない。

【心をつむぐ】被災地の復興を祈り滝行

古くから修験者の滝行で知られる能登半島の不動滝(石川県中能登町井田)で、今月5日、恒例の「滝開き」が行われ、参加者は能登半島地震からの復興を願った。

【上昇気流】丹波哲郎の面白さ

俳優の丹波哲郎が亡くなったのは18年前の2006年。先ごろ、評伝(野村進著『丹波哲郎 見事な生涯』講談社)が刊行された。名家の生まれだった丹波(1922年生)も学徒動員へ。吃音(きつおん)がひどく、軍隊生活では苦労した。東京・立川の師団では、上官の川上哲治(後のプロ野球巨人監督)から激しい暴力を受けた。川上は典型的な「下士官気質」。吃音の丹波は標的にされやすい。丹波は川上のことを生涯忘れなかった。

難しい外国人の就職 フィンランドから

フィンランド在住の高学歴で外国籍の求職者にとって、たとえ専門的な知識を習得していても専門職を見つけるのは簡単ではない。

【政界一喝】国民は危機意識に覚醒を

7月7日投開票の都知事選では現職の小池百合子氏が3選を果たした。共産党が色めきだって応援した蓮舫氏は、広島県・前安芸高田市長の石丸伸二氏にも後塵(こうじん)を拝し3位に沈んだ。

【上昇気流】世界が認める能登杜氏

元日の地震で大きな被害を受けた能登の酒蔵に、海の向こうから明るいニュースが飛び込んできた。ロンドンで開かれた世界最大規模のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門で、石川県能登町出身の杜氏(とうじ)が造った兵庫県の都美人酒造の「都美人 太陽」が選ばれた。

【上昇気流】不思議な国、古代エジプト

かつてエジプトで特派員をしていた友人が帰国した際、「その本を譲ってほしい」と言われ、あげたことがあった。ヘロドトスの『歴史』(岩波文庫)で、エジプトのことが書いてある上巻だ。

罰金を逃れるすべなし スペインから

ごく最近、警察の交通総局から罰金支払いの命令書が届いた。だが、偽物だった。レターヘッド付きで本物と見間違えるほどだが、書面の内容を見て思わず笑ってしまった。

起業するなら沖縄で

帝国データバンクによると、昨年沖縄県内で新たに誕生した企業は2428社で過去最多を記録した。一昨年からの増加率は全国トップの13・9%となった。各種調査によると、県内では1万人以上の起業家が活躍しており、日本一起業が盛んな地域とされている。

【上昇気流】田母神集落と「一揆」

東京都知事選では過去最多の56人が立候補して世間を騒がせたが、過去に938人が立候補した村長選があったというので驚かされた。読売新聞福島版(4日付)が伝えている。

10万ウォン札はいつ出るのか? 韓国から

20年ぶりとなった日本の新紙幣発行に韓国が刺激されている。まず新1万円札の“顔”がなぜ渋沢栄一なのかと噛(か)みついたのだ。渋沢は日本では「道徳経済合一説」を説いて500社以上の企業に関わった近代日本経済の父。

【羅針盤】「江戸仕草」を伝えよう

今年は梅雨に入るのが遅かったが、梅雨になると「江戸仕草(しぐさ)」を思い出す。わが国では「恕(じょ)の心」を持つこと、即ち他人を思いやる心遣いと、細やかな心配りで譲り合い、ねぎらう心を持つことが何より大事と教え、行動してきた。

酷暑の夏は山に行こう

温暖化の影響で日本の猛暑日は年々増えている。この20年で熱中症死亡者数は約5倍になったといわれる。全国地球温暖化防止活動推進センターの「2100年末における真夏日の年間日数予測」によると、東日本太平洋側の真夏日(最高気温30度以上の日)は約105日、西日本太平洋側は141日になると予測している。

【上昇気流】格の違いが出た都知事選

東京都知事選挙は、小池百合子氏が3選を果たした。前参院議員の蓮舫氏は、無所属新人で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏にも及ばず3位に甘んじた。石丸氏の健闘は意外だったが、小池氏の勝利は固かった。

【上昇気流】線状降水帯の扱い方

静岡県で大雨が降った先月28日、テレビのニュースで現場から「猛烈な雨が降り、線状降水帯が発生しています」と記者がリポートしていた。この表現は間違いで「線状降水帯が発生し、猛烈な雨が降っています」と言うべきだ。

【上昇気流】事件現場と推理の間

推理小説や探偵ドラマが趣味の方であれば贔屓(ひいき)の作家、探偵があるだろう。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ、アガサ・クリスティのエルキュール・ポアロら古典的名探偵は、時代は下っても人気は尽きない。

【上昇気流】きょうは「サラダ記念日」

若い世代に短歌がよく詠まれるようになり、歌を作る人も増えていると聞く。その先駆けになったのは、歌人の俵万智さんが1987年に出した歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)だろう。

F1開催へエンジン全開 タイから

タイのセター首相は、同国での自動車レースF1開催に向け動き出している。

赫き群青 いま問い直す太平洋戦史 (37)ガダルカナル撤収作戦(下)

ガダルカナル撤収作戦を担当した小沼治夫元第17軍参謀は戦後、「あと3日撤収が遅れていたら、日本軍は全滅していただろう」と述懐している。まさに間一髪、薄氷を踏む撤収作戦だった。米軍が島に揚がる前のキスカと違い、ガダルカナルでは半年前に上陸した米軍との地上戦闘が続き、劣勢な日本軍は島の西へ西へと追い込まれていた。厳しい戦局の中、しかも敵と対峙(たいじ)し交戦中の1万余の兵を救い出せた理由の一つは、作戦の秘密が保たれたことにある。

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