「道徳授業パワーアップセミナー」 子供の心の活力生む攻めの授業を

東京学芸大学の教室で、対面とZoomを使ったオンラインとの“二刀流”で「次世代に向けた令和の道徳授業をつくる」をテーマに、道徳授業パワーアップセミナーが開かれた。東京学芸大学特任教授の永田繁雄氏が「子どもの心の活力を生む新たな道徳授業」と題して講話を行った。

子供のスポーツ活動 母親負担で躊躇の現実

子供がスポーツ活動をするに当たり、母親の負担の大きさが原因で続けられない、または、敬遠するケースが増えていることが、笹川スポーツ財団が行った調査で明らかになった。少子化が進み、子供たちのスポーツ離れに歯止めがかからない中、安心してスポーツを楽しめる環境づくりが求められている。

LGBT法、保守派の危機感 社会混乱と国家の分断招く

LGBT理解増進法案の国会提出に向けた動きが活発化しだした今年春以降、性的少数者に関する問題は保守派論壇の重要テーマに浮上、各月刊誌にLGBTをテーマした論考が載らない号はない。それだけ「性の多様性」という考え方と、これを社会の基本に据えようとする運動に対する保守派の危機感が強いということだろう。

湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で「湯けむりフォーラム2022」が開催された。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している。教育系動画クリエーターとして活動フィールドを広げる葉一(はいち)氏の講演内容を紹介する。

小学生の応募作が九谷焼の絵皿に

古九谷の名品や現代作家の作品を収集・展示している石川県九谷焼美術館(石川県加賀市大聖寺地方町)では、夏休み企画として恒例の「九谷焼絵皿イラストコンクール展」が開かれている。小学生が今回のテーマの「昆虫」に応募したイラストの中から、入選作を作家たちが立派な絵皿に仕上げてくれる。仕上がった作品は、保護者にも大きな感動を呼んでいる。会場には原画も一緒に展示され、加筆された作品を見ると、作家たちの細やかな配慮も見られ、鑑賞する際の見どころになっている。

湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で「湯けむりフォーラム2022」が開催された。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している。教育を対象に経済学の理論とデータを使って分析した中室牧子慶応義塾大学総合政策学部教授の講演内容を紹介する。

「北の縄文世界と国宝」展を開催 北海道博物館

狩猟や漁労、採集を生業(なりわい)としながら1万年以上にわたる定住生活が存続したとされる縄文時代。北海道・北東北の縄文遺跡群が2021年7月27日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された。このことを記念して北海道博物館は7月22日から10月1日まで、特別企画展「北の縄文世界と国宝」を開催している。開催日前日の21日、同館では報道陣向けに展示説明会を行い、開催の意義と見どころを説明した。

「ジェンダーレストイレ」の“失敗” 理念先行 女性の不安軽視

性別に関係なく使える「ジェンダーレストイレ」を設置したものの「女性が安心して使えない」と、抗議が殺到していた複合施設「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)がこのほど、改修工事を終えて男女別トイレに変えた。施設開業から4カ月。ジェンダーレストイレの“失敗”は、LGBT(性的少数者)対応に貴重な教訓を残した。

夢やコロナテーマに熱弁ふるう-沖縄・興南高校で韓国人の日本語弁論大会

日本と韓国との交流促進を目的に活動する韓日経済文化交流会(イム・ヨンホ会長)と、日韓経済文化交流会・沖縄(竹林春夫会長)が主催する「日本語弁論大会 in Okinawa」がこのほど、沖縄県那覇市の興南学園(中学・高校)で開催された。日本語を勉強する韓国人の中高生14人が参加し、熱弁を振るった

子供の「自ら考え、取り組む力」育む―湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で開かれた「湯けむりフォーラム2022」がインターネット上でこのほど公開された(開催は昨年6月、年数等は当時)。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している

有性生物と「婚姻の本質」

同性カップルが結婚できない現行制度は「憲法違反」として、全国5地域の当事者が起こした「同性婚訴訟」の一審判決が先月出そろった。「合憲」としたのは大阪地裁のみで、残りは「違憲」「違憲状態」。

日本海洋少年団連盟が「美ら海体験教室」 

海での活動を通して社会性や公徳心を養い、国際性豊かなリーダーの育成を掲げて活動する公益社団法人日本海洋少年団連盟・沖縄地区連盟は7月15、16の両日、「第16回美ら海体験教室」(共催=一般財団法人近藤記念海事財団)を開催した

偽装トランスの女子トイレ侵入を「妄想」と切って捨てたサンモニ発言者

身体男性だが「女性」を自認するトランスジェンダー(トランス女性)の女子トイレ使用問題。職員に対し、女子トイレ使用を制限した経済産業省について、最高裁が下した「不当」判決が波紋を広げている。判決が公衆トイレにおけるトランス女性の女子トイレ使用に道を開くのではないか、との声が上がっている。

新渡戸稲造の教育精神を広める

札幌農学校の卒業生で日本の教育界に大きな影響を及ぼした新渡戸稲造。クラーク博士の薫陶を受け、札幌農学校で教鞭(きょうべん)を執っていた時代、貧しい家の子供たちのために夜学校をつくり無償で教育を授けたのは有名な話

トイレ制限「不当」判決の深層 最高裁判事全員が「補足意見」「一律の解決策」はない 「性自認」尊重のリベラル派

戸籍上は男性だが「女性」を自認する経済産業省の職員に対して、同省が行った女性トイレ使用制限について、最高裁は「不当」判決を下した。性同一性障害の診断を受けた職員についての職場限定の事案だが、判決がトランスジェンダー(身体男性)の女性スペース利用に道を開くのではないかとの不安の声も出ている。司法は今後、LGBT(性的少数者)権利重視に傾くのか。裁判官の補足意見から探る。(森田清策)

進む少子化時代の大学の生き残り戦略 本業の学問分野で特色を出す

日本の少子化はますます進んでいる。その割に大学の数は増えており、受験生から見れば選択肢が広くなった。だが、大学受験年齢の18歳人口も減少し、定員割れに陥り、経営が成り立たなくなる大学の急増も予想される

本当はすごい「高等専門学校」 即戦力の技術者として信頼集める卒業生

高度経済成長期に工業技術者の養成を目的に創設され、企業の現場を支えてきた高等専門学校(高専)が60年を超え大きく転換している。IT産業の発展に伴いサイバーセキュリティー部門、地方創生への寄与だけでなく、起業、経済のグローバル化に応じた人材育成もするようになっている

LGBT理解を巡る対立と分断の深刻さ予感させたNHK日曜討論

国会閉幕を受けて行われたNHK「日曜討論」(6月25日放送)は通常国会で成立した法律を総括する形で与野党の代表者が議論を交わした。

「こども誰でも通園」への違和感

岸田政権の「次元の異なる少子化対策」となる「こども未来戦略方針」が6月13日閣議決定した。財源問題で迷走し、問題は先送りになった。

瑞々しい感性に出会える展覧会 石川県輪島市の県輪島漆芸美術館

大学や大学院で漆工芸を学び、今春卒業および修了した学生たちが制作した漆芸作品を展示する「生新(せいしん)の時2023―漆芸の未来を拓く―」が、石川県輪島市の県輪島漆芸美術館で開かれている。

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