「検閲を助長」と著者がKADOKAWA批判

出版大手KADOKAWAが来年1月24日に発売予定だった書籍「トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止したことについて、著者の米女性ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏は6日、X(旧ツイッター)で「活動家主導のキャンペーンに屈することで、検閲の力を助長している」と、KADOKAWAの対応を批判した。

未来世代における改善を模索 韓国教育財団60周年記念シンポ

子供たちへの奨学金など、在日韓国人の人々が教育支援のために設立した公益財団法人「韓国教育財団」は、日本政府から正式に認可を受けて今年で60周年を迎える。それを記念したシンポジウム「未来世代のための韓国教育財団の新たな飛翔」が先月22日、東京都内で開かれ、これまでの活動を振り返るとともに、今後の財団のあり方に関して意見を交わし合う場となった。

「総合知」で持続可能な社会実現へ 東北大学がSOKAPシンポジウム

東北大学はこのほど、総合知を行動につなげ、持続可能な社会の実現に向けた取り組み「SOKAP」のキックオフシンポジウムを開催した。シンポジウムには会場とオンライン合わせて260人が参加、関係者の講演やパネルディスカッションが行われた。

〝田の神様〟に一年の収穫の感謝捧げる 奥能登伝統の農耕神事「あえのこと」

石川県能登半島の先端、奥能登地方では、12月5日に農耕神事「あえのこと」が各地で開催される。一年の豊作を感謝し、田の神様を各家庭に招いて饗応(きょうおう)する素朴な「田の神迎えの行事」だ。神輿(みこし)が繰り出すような地域を挙げた祭りではなく、各家庭が厳かに祝い、感謝する祭礼で、春先の2月9日の「田の神送りの行事」まで、神様は家族と一緒に家で過ごし、五穀豊穣を祈って、同様の手厚いもてなしを受けて、田んぼへと送り出される。

クマの習性知って被害防止を

近年、全国各地でクマの被害が報告されている。ヒグマの生息地である北海道でも近年、被害は増加傾向にあり、中でも市街地に出没するケースが目立っている。そこで北海道では市民にクマの習性や行動を理解してもらい、ヒグマ対策や被害を減らす取り組みとして11月上旬、「ヒグマフェス2023~ヒトとヒグマが生きる道~」を開催した。

沖縄空手の魅力や奥深さ 広く発信

沖縄の文化である伝統空手を次世代に正しく保存継承するため、ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に登録することを目指す、沖縄空手ユネスコ登録推進協議会はこのほど、沖縄県浦添市内でシンポジウム「歴史を知り、未来を掴め!沖縄空手で拓く新時代~ユネスコ無形文化遺産への道~」を開催した。県内空手家に加え、演出家の宮本亜門氏らを交えてトークセッションが行われ、沖縄空手の持つ魅力や精神性の奥深さについて語り合った。

動物の気持ち考えた飼育で福祉実践 東京都内で全国学校飼育動物研究大会

「動物愛護法から学ぶ命を預かる動物飼育」をテーマに全国学校飼育動物研究大会(鳩貝太郎会長)が東京都内で開かれた。日本獣医師会動物福祉・愛護職域担当の佐伯潤理事が「日本獣医師会の学校飼育動物支援対策〈現状と今後〉」と題して講演した。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。ドルトン東京学園中等部・高等部校長の安居長敏氏の発言要旨は次の通り。

あいづまちなかアートプロジェクト2023

福島県会津若松市で今月、「この秋、会津をアートなまちに育てよう」をキャッチコピーに「あいづまちなかアートプロジェクト2023」が開催された。11年目となる今回は「会津漆の魅力展」と「会津ヒトとマチとのアート展」の2本立てで、およそ1カ月の間、市内をアートで盛り上げる地域おこしの取り組みが行われた。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。上智大学総合人間科学部教育学科・奈須正裕教授の発言要旨は次の通り。

台湾の穀倉地帯を造った八田与一

石川県金沢市の市立花園小学校には、『花園偉人館』と名付けられた教室がある。同校の出身で、「台湾農業の大恩人」とたたえられる土木技師・八田与一(1886~1942年)の業績を児童に伝えるため、30年余り前に設置された。児童や保護者は自由に入室でき、農業分野で国際的に貢献した大先輩に、身近に触れることができる。また、技師を慕って、全国から見学者が訪れている。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。株式会社LITALICO代表取締役・山口文洋氏の発言要旨は次の通り。

成年年齢引き下げで高まる金融教育の重要性

2023年度から高校で「金融教育」の授業が義務化された。しかし、金融教育は公共教科書の一部でしかなく、授業時間も1週間に2コマのみ。持続可能な社会実現に向けたSDGs、環境問題など昨今の社会問題が重視され、年度の後半で駆け込み的に授業が行われているのが現状だ。生涯を見通して、生活設計を立てる場合、お金の流れを学ぶ金融経済教育は政治・経済・法律を考える基礎となるものだ。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な 学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。経済産業省産業資金課長兼投資機構室長の浅野大介氏の発言要旨は次の通り。

行政と民間の「協働」を考える 沖縄大学がオンラインなどでシンポ開催

沖縄県の沖縄大学はこのほど、「協働による福祉とまちづくりのゆくえ――行政と市民団体の協働はどうあるべきか――」と題したシンポジウムを対面で行い、オンラインでも配信した。この問題に詳しい川北秀人氏と兵庫県尼崎市こども政策監の能島裕介氏が講演を行ったほか、NPO法人沖縄青少年自立援助センターの金城隆一氏らが登壇し、福祉の現場における行政と民間の「協働」をテーマに議論を交わした。

東大五月祭教育フォーラム「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが、3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年のフォーラムでは「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題して行われた。最初にROJE代表理事・鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院教授)があいさつした。

学校給食費の無償化に思う

子育て支援の一環として、学校給食費を無償化する自治体が増えている。東京都杉並区は「保護者の負担軽減になる」と、10月から区立の小中学校で実施する。既に足立区など八つの区が今年度から実施するなど、広がりを見せている。

素朴な野相撲の古式を今に伝える 石川県羽咋市の唐戸山神事相撲

毎年、9月25日に石川県羽咋市で開催されている唐戸山神事相撲は「水なし、塩なし、待ったなし」で知られる。伝承では、この地域を開いた羽咋神社の祭神の追善相撲といわれ、2000年の歴史を持つ。日本の古代相撲のルーツは、東アジアから朝鮮半島を経由して伝わったとされるが、神事相撲は素朴な野相撲の古式をとどめている。

LGBT問題「割り当てられた性」表現にこだわるNHK、その意図は

自分の持つ性欲や性別感覚などで悩みや生きづらさを感じている人はそれほど多くはないにしても存在する。だから、親や友人をはじめとした周囲の人には、当事者の葛藤を理解しできる限りの支援を惜しまないことが求められる。

不登校に対する親の心構え

2学期が始まって2週間が過ぎた。夏休み明けから不登校になる児童・生徒が多いが、読者の皆さんのお子さんたちは元気に通学しているだろうか。「登校できていない」と、心を痛めている保護者の参考になればと思い、筆者の経験を伝えたい。

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