トップ社会

社会の最新記事

最新記事一覧

学び直しの場「夜間中学」の設置を 沖縄大学でシンポジウム開催

不登校経験者や、義務教育未修了者たちの学び直しの場としての役割を担う「夜間中学」について考えるシンポジウム「那覇市での県立夜間中学開設を考えるこんばんはⅡ上映会」(共催=沖縄大学、夜間中学校と教育を語る会)がこのほど、沖縄大学で開かれた。夜間中学元教員の関本保孝氏らが登壇し、県立夜間中学の設置を訴えた。

「検閲を助長」と著者がKADOKAWA批判

出版大手KADOKAWAが来年1月24日に発売予定だった書籍「トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止したことについて、著者の米女性ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏は6日、X(旧ツイッター)で「活動家主導のキャンペーンに屈することで、検閲の力を助長している」と、KADOKAWAの対応を批判した。

未来世代における改善を模索 韓国教育財団60周年記念シンポ

子供たちへの奨学金など、在日韓国人の人々が教育支援のために設立した公益財団法人「韓国教育財団」は、日本政府から正式に認可を受けて今年で60周年を迎える。それを記念したシンポジウム「未来世代のための韓国教育財団の新たな飛翔」が先月22日、東京都内で開かれ、これまでの活動を振り返るとともに、今後の財団のあり方に関して意見を交わし合う場となった。

「総合知」で持続可能な社会実現へ 東北大学がSOKAPシンポジウム

東北大学はこのほど、総合知を行動につなげ、持続可能な社会の実現に向けた取り組み「SOKAP」のキックオフシンポジウムを開催した。シンポジウムには会場とオンライン合わせて260人が参加、関係者の講演やパネルディスカッションが行われた。

動物の気持ち考えた飼育で福祉実践 東京都内で全国学校飼育動物研究大会

「動物愛護法から学ぶ命を預かる動物飼育」をテーマに全国学校飼育動物研究大会(鳩貝太郎会長)が東京都内で開かれた。日本獣医師会動物福祉・愛護職域担当の佐伯潤理事が「日本獣医師会の学校飼育動物支援対策〈現状と今後〉」と題して講演した。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。ドルトン東京学園中等部・高等部校長の安居長敏氏の発言要旨は次の通り。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。上智大学総合人間科学部教育学科・奈須正裕教授の発言要旨は次の通り。

台湾の穀倉地帯を造った八田与一

石川県金沢市の市立花園小学校には、『花園偉人館』と名付けられた教室がある。同校の出身で、「台湾農業の大恩人」とたたえられる土木技師・八田与一(1886~1942年)の業績を児童に伝えるため、30年余り前に設置された。児童や保護者は自由に入室でき、農業分野で国際的に貢献した大先輩に、身近に触れることができる。また、技師を慕って、全国から見学者が訪れている。

成年年齢引き下げで高まる金融教育の重要性

2023年度から高校で「金融教育」の授業が義務化された。しかし、金融教育は公共教科書の一部でしかなく、授業時間も1週間に2コマのみ。持続可能な社会実現に向けたSDGs、環境問題など昨今の社会問題が重視され、年度の後半で駆け込み的に授業が行われているのが現状だ。生涯を見通して、生活設計を立てる場合、お金の流れを学ぶ金融経済教育は政治・経済・法律を考える基礎となるものだ。

東大五月祭ROJE教育フォーラム 「個別最適な 学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年の五月祭では「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題してフォーラムが行われた。経済産業省産業資金課長兼投資機構室長の浅野大介氏の発言要旨は次の通り。

行政と民間の「協働」を考える 沖縄大学がオンラインなどでシンポ開催

沖縄県の沖縄大学はこのほど、「協働による福祉とまちづくりのゆくえ――行政と市民団体の協働はどうあるべきか――」と題したシンポジウムを対面で行い、オンラインでも配信した。この問題に詳しい川北秀人氏と兵庫県尼崎市こども政策監の能島裕介氏が講演を行ったほか、NPO法人沖縄青少年自立援助センターの金城隆一氏らが登壇し、福祉の現場における行政と民間の「協働」をテーマに議論を交わした。

東大五月祭教育フォーラム「個別最適な学び」の核心に迫る

NPO法人日本教育再興連盟(ROJE)主催の教育フォーラムが、3年ぶりに対面とユーチューブ上でZoomを使った形式で開催された。初等・中等教育の改革が実施される中、今年のフォーラムでは「『個別最適な学び』の核心に迫る~ひとりひとりに向き合う教育のこれから~」と題して行われた。最初にROJE代表理事・鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院教授)があいさつした。

不登校に対する親の心構え

2学期が始まって2週間が過ぎた。夏休み明けから不登校になる児童・生徒が多いが、読者の皆さんのお子さんたちは元気に通学しているだろうか。「登校できていない」と、心を痛めている保護者の参考になればと思い、筆者の経験を伝えたい。

根室の高校生 北方領土返還運動を体験

北方領土返還運動の強調月間となっている8月下旬、根室管内の高校生が札幌を訪れ北方領土返還運動の啓発運動を体験した。札幌駅南口駅前広場での署名活動や交流会、市内での街頭行進に参加するなど北方領土に隣接する高校生にとって、北方領土返還運動への意識を高める場となった。

全世代共創社会実現のヒントに 道徳授業パワーアップセミナー

東京学芸大学の教室で、対面とZoomを使ったオンラインとの“二刀流”で「次世代に向けた令和の道徳授業をつくる」をテーマに、道徳授業パワーアップセミナーが開かれた。東京学芸大学教育学部教育心理学講座の松尾直博教授が「次世代につなげる道徳教育と授業の在り方」と題して講話を行った。

戦地からの絵手紙に溢れる家族愛

太平洋戦争終戦から78年を迎えた8月15日、沖縄県那覇市の護国神社で犠牲者を慰霊顕彰する「終戦記念日みたま祭り」が行われた。第2部の講演会で「伊藤半次『戦地からの絵手紙』館」の伊藤博文館長が、「戦時中の絵手紙で伝える家族の絆・平和の尊さ」と題して講演した。博文さんは「祖父が戦地から送り続けた絵手紙には、家族を愛する気持ちが溢(あふ)れている」として、「家族と国を愛し戦った人々の思いを伝えていくことが平和教育になる」と語る。

「道徳授業パワーアップセミナー」 子供の心の活力生む攻めの授業を

東京学芸大学の教室で、対面とZoomを使ったオンラインとの“二刀流”で「次世代に向けた令和の道徳授業をつくる」をテーマに、道徳授業パワーアップセミナーが開かれた。東京学芸大学特任教授の永田繁雄氏が「子どもの心の活力を生む新たな道徳授業」と題して講話を行った。

子供のスポーツ活動 母親負担で躊躇の現実

子供がスポーツ活動をするに当たり、母親の負担の大きさが原因で続けられない、または、敬遠するケースが増えていることが、笹川スポーツ財団が行った調査で明らかになった。少子化が進み、子供たちのスポーツ離れに歯止めがかからない中、安心してスポーツを楽しめる環境づくりが求められている。

湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で「湯けむりフォーラム2022」が開催された。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している。教育系動画クリエーターとして活動フィールドを広げる葉一(はいち)氏の講演内容を紹介する。

小学生の応募作が九谷焼の絵皿に

古九谷の名品や現代作家の作品を収集・展示している石川県九谷焼美術館(石川県加賀市大聖寺地方町)では、夏休み企画として恒例の「九谷焼絵皿イラストコンクール展」が開かれている。小学生が今回のテーマの「昆虫」に応募したイラストの中から、入選作を作家たちが立派な絵皿に仕上げてくれる。仕上がった作品は、保護者にも大きな感動を呼んでいる。会場には原画も一緒に展示され、加筆された作品を見ると、作家たちの細やかな配慮も見られ、鑑賞する際の見どころになっている。

湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で「湯けむりフォーラム2022」が開催された。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している。教育を対象に経済学の理論とデータを使って分析した中室牧子慶応義塾大学総合政策学部教授の講演内容を紹介する。

「北の縄文世界と国宝」展を開催 北海道博物館

狩猟や漁労、採集を生業(なりわい)としながら1万年以上にわたる定住生活が存続したとされる縄文時代。北海道・北東北の縄文遺跡群が2021年7月27日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された。このことを記念して北海道博物館は7月22日から10月1日まで、特別企画展「北の縄文世界と国宝」を開催している。開催日前日の21日、同館では報道陣向けに展示説明会を行い、開催の意義と見どころを説明した。

「ジェンダーレストイレ」の“失敗” 理念先行 女性の不安軽視

性別に関係なく使える「ジェンダーレストイレ」を設置したものの「女性が安心して使えない」と、抗議が殺到していた複合施設「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)がこのほど、改修工事を終えて男女別トイレに変えた。施設開業から4カ月。ジェンダーレストイレの“失敗”は、LGBT(性的少数者)対応に貴重な教訓を残した。

夢やコロナテーマに熱弁ふるう-沖縄・興南高校で韓国人の日本語弁論大会

日本と韓国との交流促進を目的に活動する韓日経済文化交流会(イム・ヨンホ会長)と、日韓経済文化交流会・沖縄(竹林春夫会長)が主催する「日本語弁論大会 in Okinawa」がこのほど、沖縄県那覇市の興南学園(中学・高校)で開催された。日本語を勉強する韓国人の中高生14人が参加し、熱弁を振るった

子供の「自ら考え、取り組む力」育む―湯けむりフォーラム2022 教育分科会

群馬県で開かれた「湯けむりフォーラム2022」がインターネット上でこのほど公開された(開催は昨年6月、年数等は当時)。“教育イノベーション”と題して、子供たちが「自ら考え、自ら取り組む力」を育む、学びの環境づくりを推進している

日本海洋少年団連盟が「美ら海体験教室」 

海での活動を通して社会性や公徳心を養い、国際性豊かなリーダーの育成を掲げて活動する公益社団法人日本海洋少年団連盟・沖縄地区連盟は7月15、16の両日、「第16回美ら海体験教室」(共催=一般財団法人近藤記念海事財団)を開催した

新渡戸稲造の教育精神を広める

札幌農学校の卒業生で日本の教育界に大きな影響を及ぼした新渡戸稲造。クラーク博士の薫陶を受け、札幌農学校で教鞭(きょうべん)を執っていた時代、貧しい家の子供たちのために夜学校をつくり無償で教育を授けたのは有名な話

トイレ制限「不当」判決の深層 最高裁判事全員が「補足意見」「一律の解決策」はない 「性自認」尊重のリベラル派

戸籍上は男性だが「女性」を自認する経済産業省の職員に対して、同省が行った女性トイレ使用制限について、最高裁は「不当」判決を下した。性同一性障害の診断を受けた職員についての職場限定の事案だが、判決がトランスジェンダー(身体男性)の女性スペース利用に道を開くのではないかとの不安の声も出ている。司法は今後、LGBT(性的少数者)権利重視に傾くのか。裁判官の補足意見から探る。(森田清策)

進む少子化時代の大学の生き残り戦略 本業の学問分野で特色を出す

日本の少子化はますます進んでいる。その割に大学の数は増えており、受験生から見れば選択肢が広くなった。だが、大学受験年齢の18歳人口も減少し、定員割れに陥り、経営が成り立たなくなる大学の急増も予想される

本当はすごい「高等専門学校」 即戦力の技術者として信頼集める卒業生

高度経済成長期に工業技術者の養成を目的に創設され、企業の現場を支えてきた高等専門学校(高専)が60年を超え大きく転換している。IT産業の発展に伴いサイバーセキュリティー部門、地方創生への寄与だけでなく、起業、経済のグローバル化に応じた人材育成もするようになっている

人気記事(1週間)

新着記事

おすすめ記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »