世界日報 Web版

オピニオン rss

米露改善合意、ウクライナ問題に禍根残すな

 ポンペオ米国務長官がロシア南部のソチを訪れ、プーチン大統領とラブロフ外相と会談し、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島併合から悪化した米露関係を改善していくことで合意した。トランプ米大統領はロシア疑惑に区切りを付け、…

続き

自爆テロ犯とは違う、特攻隊員の名誉を守ろう

 神風特別攻撃隊で戦死した若者たちの霊がさぞ嘆いているだろう。kamikazeが自爆テロとその犯人を表す名詞として、また大量に用いられたからである。  先月21日にスリランカで起きた同時多発テロ。「イスラム国」(IS)に…

続き

G20農相会合、日本は生産性向上に貢献を

 20カ国・地域(G20)農相会合が新潟市で開かれた。採択されたG20農相宣言では、農業の生産性向上に向けた人工知能(AI)やロボット工学の活用促進、売れ残りや食べ残しで廃棄される「食品ロス」の削減などを打ち出した。 「…

続き

「ナラティブないのち」とは

名寄市立大学教授 加藤 隆 人間は「物語」を紡ぐ存在 「情報」は代役にはなり得ず  以前、大阪のホスピス病棟で得難い経験をしたことがあった。余命がわずかとなった中年の男性が、20年音信不通にしていた弟の連絡先を見つけ出し…

続き

高等教育無償化、人づくりに結び付く制度に

 低所得世帯の学生を対象に、大学など高等教育機関の無償化を図る大学等修学支援法が成立した。授業料や入学金を減免し、返済不要の給付型奨学金を拡充するのが柱で、2020年4月に施行する。  低所得世帯を対象に  減免の上限額…

続き

バイデン氏選挙戦に暗雲

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 立ちはだかる女性候補 アニタ・ヒル氏が最強の武器に  大統領選に出馬しているジョー・バイデン元副大統領の選挙戦は困難に直面する。おかしなことを言うと思われるかもしれない。ある世論調査によ…

続き

成国際大学教授 浅野 和生

「統一地方選挙」が示した危機

平成国際大学教授 浅野 和生 “無投票”多く低い投票率 民主主義が地方政治から腐朽  4月7日と21日、いわゆる「統一地方選挙」の投票が行われた。都道府県、市町村などすべての首長と議会の選挙が100%同時に行われるのが真…

続き

世界各地で全体主義が台頭

 第2次世界大戦以降のどの米大統領も、反政府勢力や内乱を支援するために、極秘で介入を行っていた―。フロリダ州タンパ近郊の特殊作戦軍にある統合特殊作戦大学が行った調査報告で明らかになった。  報告書「抵抗運動への支援―戦略…

続き

米の対中制裁関税、中国は不公正な慣行改めよ

 トランプ米政権は、中国からの輸入品2000億㌦(約22兆円)相当に課している追加関税を10%から25%へ引き上げた。中国からの輸入品すべてに追加関税を課す準備も始めた。  いずれも知的財産権の侵害を理由とした制裁措置で…

続き

日本は「一帯一路」拒否明言

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 曖昧な姿勢利用する中国 習政権の延命を間接的に助勢  読者の皆様がこの新聞を目にする頃、時代は平成から令和に変わっているだろう。チベット語の発音ではレワという言葉に近く、そ…

続き

北弾道ミサイル、国際社会は圧力を強めよ

 米国防総省は、北朝鮮が9日に発射した短距離ミサイルとみられる飛翔体について「複数の弾道ミサイル」だったと断定した。岩屋毅防衛相も「短距離弾道ミサイルを発射したとみられる」と述べた。  弾道ミサイル発射は国連安全保障理事…

続き

“LGBTバブル”の要因 混乱を生む概念の曖昧さ

《 記 者 の 視 点 》  東京都などで組織する「東京都人権啓発活動ネットワーク協議会」は9日、憲法週間(5月1日から7日まで)の行事を中央区で開催した。「性自認や性的指向に関する人権問題についてあらためて考えるきっか…

続き

イラン核合意、核開発阻止へ多国間の連携を

 米国がイラン核合意から離脱して1年。制裁を強化する米国と、反発を強めるイランとの間の緊張が急速に高まっている。 一部履行停止を表明  イランのロウハニ大統領は、核合意で定められた低濃縮ウランと重水の国内保管量の上限を今…

続き

強制不妊問題の徹底検証

優生思想に向き合うきっかけに 市民の人権擁護の会(CCHR)日本支部代表世話役 米田 倫康氏に聞く  旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制されるなどした問題で、被害者に一時金を支給する救済法が先月成立した。人の生殖機…

続き

WTO改革案、日本が議論をリードせよ

 韓国による福島など8県産水産物の禁輸に関して、世界貿易機関(WTO)上級委員会が日本逆転敗訴の判断を出したことを受け、日本政府が先月中旬、WTO側に紛争処理システムの改革案を提出していたことが明らかになった。  機能不…

続き

自ら首を絞める北朝鮮の挑発

 4日午前9時06分、北朝鮮は元山半島から東に向け複数の短距離ミサイルを発射。これにより、金正恩朝鮮労働党委員長が自ら表明した南北和平と非核化の約束はすべて嘘だったことが分かった。  韓国に対する威嚇であり、文在寅大統領…

続き

INF条約破棄の波紋

ロシア研究家 乾 一宇 米の対応で日本にも影響 露、イージス・アショアを警戒  米露間の中距離核戦力(INF)全廃条約について、トランプ米大統領同様、プーチン露大統領も、3月4日、条約の履行停止の大統領令に署名した。条約…

続き

海洋プラごみ対策、実態つかみ効果的戦略を

インタビューfocus 自民党環境部会長 とかしきなおみ氏  ウミガメの鼻に刺さったストロー、クジラの腹の中に大量に溜(た)まったビニール袋――近年、こうした衝撃的なニュースやレジ袋有料化などで国民生活に影響を与え、関心…

続き

原発対テロ施設、安全対策強化が急がれる

 原子力規制委員会は原子力発電所のテロ対策施設について、期限までに完成しなければ運転中の原発の停止を命じる方針を決めた。  完成の期限延長認めず  今回の方針は、電力会社が期限までに完成できないとの見通しを示したことを受…

続き

米「対中危機委」、脅威に対する理解広めよ

 米議会関連の外交政策組織として3月に「現在の危機に対応する委員会:中国」が設立された。米国で浸透工作を行う中国共産党政権の戦略に対して、より強力な外交、防衛、経済措置を取らなければならないと提言している。 共存する希望…

続き

反米感情あおるホルツァー氏

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 芸術をプロパガンダに利用 祖国への憎しみに満ちた作品  スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館は、アメリカ建築の最高傑作だ。米国人建築家フランク・ゲーリー氏が設計し、チタンの板を使った…

続き

令和の時代の平和を考える

元統幕議長 杉山 蕃 集団安保への協力不可欠 宇宙・サイバー防衛力構築も  平成の御代は、30年の歴史に終止符を打った。上皇陛下が御退位を目前に、在位30年を顧みて、「平成が戦争の無い時代として終ろうとしている事に心から…

続き

ビル・ガーツ

電磁攻撃に弱い米国の送電網

 米空軍のクワスト教育・訓練軍司令官(中将)は空軍が開催した電磁パルス(EMP)の脅威に関する専門家会合で、米国の電力網は、中国、ロシアからの核爆発によるEMPや戦術的電磁兵器の攻撃、磁気嵐に対して脆弱(ぜいじゃく)であ…

続き