世界日報 Web版

オピニオン rss

米民間宇宙船 有人宇宙新時代の幕開けだ

 米宇宙企業「スペースX」の開発した有人宇宙船「クルードラゴン」が約2カ月間の任務を終え、無事帰還した。民間開発による初の本格的有人宇宙船の任務成功である。  有人宇宙の新時代の幕開けに喝采を送るとともに、これを切り開い…

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反政権デモで揺れるロシア極東

 中国国境近くにある人口約60万のロシア極東の都市ハバロフスクと言えば、ソ連時代の閉鎖都市で軍港だったウラジオストクと並んで、歴史的にも日本と深い関係がある。帝政ロシア時代、約600人の日本人居留民が同地に滞在するなど日…

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スーパー射殺25年 警察は犯人逮捕へ執念を

 東京都八王子市のスーパーで1995年7月、アルバイトの女子高校生ら3人が射殺された事件から25年が経過した。  殺人罪などの公訴時効が撤廃され、事件の捜査は今も続いている。警察は執念を持って何としても犯人を逮捕すべきだ…

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イージス・アショア計画停止に思う

元統幕議長 杉山 蕃  6月15日、防衛省は難航していた弾道弾迎撃用「イージス・アショア(以下AA)」システムの配備計画を停止し、事実上中止する旨、河野防衛大臣が発表、配置を予定していた陸自演習場が所在する秋田・山口両県…

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「制宙権」争い 米は衛星防衛能力の向上を

 米国とロシアはウィーンで宇宙空間の安全保障に関する会議を行った。米露両国が宇宙の安保をめぐり正式に協議するのは2013年以来、7年ぶり。両国は引き続き対話を継続する必要性を確認した。  中国やロシアは衛星攻撃兵器の開発…

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沖縄大学教授 宮城-能彦氏

コロナ禍で取り残された大学生

沖縄大学教授 宮城 能彦 対面授業求める悲痛な声 「遠隔」なら授業料一部返還を  新型コロナに関する情報が錯綜(さくそう)し、国民はもう何を信じていいのか分からない状態である。テレビは相変わらず危機感だけを助長して国民を…

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国連安保理 日本は先頭に立って改革を

 国連のグテレス事務総長は演説の中で、国際機関における大国が「不平等を無視している」と批判した。  国連安全保障理事会の5常任理事国を念頭に置いた異例の発言だ。機能不全が指摘される安保理の改革に向け、日本は先頭に立たなけ…

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李登輝元総統逝去 台湾に魂の柱据えた大政治家

 台湾の李登輝元総統が逝去した。97歳の大往生だったとはいえ、確固とした台湾の行く末を見届けて逝きたかったに違いない。 日米との関係強化に動く  プロテスタント・長老派のクリスチャンであった李元総統は、ユダヤ民族を奴隷の…

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北海道古民家再生協会理事長 江崎幹夫

「樋口季一郎記念館」開設―北海道古民家再生協会理事長 江崎 幹夫氏に聞く

インタビュー 北海道古民家再生協会理事長 江崎 幹夫  古民家という言葉が一般的になってきた今日、北海道古民家再生協会では今秋、1軒の古民家を活用し、「樋口季一郎記念館」を開設する。第2次世界大戦直前にナチスのユダヤ人迫…

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一極集中の是正 コロナ禍を転じて福となせ

 新型コロナウイルスの感染拡大で過密都市・東京の課題が浮き彫りとなり、テレワークの広がりもあって地方への移住の動きが起きている。政府は今こそ東京への一極集中の是正のため、首都機能移転を含む総合的な施策に取り組むべきだ。 …

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名寄市立大学教授 加藤 隆氏

視点を転換することの大切さ

名寄市立大学教授 加藤 隆 世界や社会の光景が一変 水平的見方から垂直的見方へ  自分の未熟談を晒(さら)すことになるが、私は以前に幼稚園と小学校の教師を数年ずつしていたことがある。幼稚園の新任の時、幼児たちの描いた絵を…

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ALS嘱託殺人 生命の尊厳踏みにじった医師

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の女性からの依頼で、薬物を投与して殺害したとして医師2人が嘱託殺人容疑で逮捕された。生命の尊厳を踏みにじった愚かな行為だと言わざるを得ない。 女性を薬物で死亡させる  2人の容疑者…

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北の核保有強調 いかなる正当化も許されない

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、朝鮮戦争(1950~53年)に参戦した退役軍人を招いた行事で演説し、核兵器保有の経緯と意義を強調して改めて自国の核保有を正当化した。  米国との非核化交渉を視野に入れた揺さぶりの一環と…

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アメリカン・エンタープライズ 研究所客員研究員 加瀬みき氏

米共和党内の大統領再選阻止運動

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき トランプ氏糾弾のCM次々 「憲法への誓い破った」と批判  トランプ米大統領の新型コロナへの認識の甘さや対応の失敗、黒人差別に始まった差別抗議運動が広まる中での差別…

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ビル・ガーツ

米空軍 中露の北極進出に警鐘

「必要なら戦う用意」  米空軍はこのほど、報告書「北極戦略」を発表、ロシアと中国がこの地域で影響力を強める中、「自由で開かれた」北極地域を維持し、必要ならば敵国と戦う用意があると訴えた。  報告は、北極での中露の活動によ…

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尖閣諸島 危機打開へ毅然とした対応を

 沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で、中国海警船の航行が確認された日数が連続100日を超えた。  尖閣奪取に向けた動きを強める中国に対し、武力攻撃に至らないグレーゾーン事態など、あらゆる事態に備えた体制の整備が不可欠だ。 …

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東洋学園大学教授 櫻田 淳

ポンペオ米国務長官声明の意味

東洋学園大学教授 櫻田 淳 米中確執、新たな次元に 問われる日本の「多国間協力」  米中確執は、新たなフェーズに入った。「ロイター通信」記事(7月14日配信)が伝えたところに拠れば、7月13日、マイク・ポンペオ(米国国務…

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元空将 大串-康夫(おおくし・やすお)氏 1943年生まれ。防衛大学校卒。戦闘機パイロット。85年、防衛駐在官として渡韓。航空自衛隊・航空幕僚副長、航空総隊司令官(空将)などを歴任。

「朝鮮戦争の英雄」白善燁氏を偲ぶ

元空将 大串 康夫 日韓の友好協力を体現  「朝鮮戦争の英雄」白善燁(ペク・ソニョプ)氏が7月10日、99歳で逝去した。白氏は韓国の救国、発展に尽くしただけでなく、日韓友好関係にも大きな貢献をした人物で、まさに立派な天寿…

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ポンペオ米国務長官

米国務長官演説 日本も中国幻想から目覚めよ

 現役の米政府高官が中国の最高権力者を名指しし、ここまで激しい批判の言葉を浴びせたことが、かつてあっただろうか。  ポンペオ米国務長官がカリフォルニア州で行った対中政策演説で、中国の習近平国家主席を「破綻した全体主義イデ…

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拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久

令和2年7月豪雨と防災体制の脆さ

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 感染症流行時の対策急務 通信のバックアップも不可欠  最近、気象庁の予報官が行う会見で、よく耳にするのが「50年に1度のこれまでに経験したことのない大雨が降る恐れがあ…

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北方領土 露の不法占拠正当化を許すな

 今月初めの全国投票で承認され、発効したロシアの改正憲法には「領土割譲の禁止」が明記されている。  改憲後、ロシアでは北方領土の不法占拠を正当化する言動が目立つ。日本固有の領土である北方領土を侵害し続けることは決して容認…

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あおり運転 厳罰化で防止徹底を図れ

 「あおり運転罪」を盛り込んだ改正道路交通法がこのほど施行された。  あおり運転をめぐっては、これまで悲惨な事件が繰り返されてきた。厳罰化で防止徹底を図るべきだ。 直ちに免許取り消し  改正法ではあおり運転について、車両…

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コロナ後の働き方改革 一極集中排し、分散、住み分けを

《 記 者 の 視 点 》  新型コロナウイルスの感染で今年の上半期、世の中はすったもんだとなった。私自身もコロナウイルスの拡散予防ということで、学校現場における「教員の働き方改革」の講演が中止になった。弊紙の熱心な読者…

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