世界日報 Web版

オピニオン rss

北海道の「知らない」を発掘

 少子高齢化の進展で人口減少が進む北海道。JR北海道の路線廃止計画などで地方の過疎化進行が懸念される中、札幌市内の旅行会社が地方自治体の首長をバスガイドに地域の歴史や名所を案内する「首長バスガイドツアー」を企画した。ツア…

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性犯罪対策、再犯防止へ実効性高めよ

 男は少女への異常な欲求によって犯行を繰り返した。性犯罪者に対する現在の再犯防止策は果たして適切なのか。治安向上のために対策を強化して実効性を高めるべきだ。  効果乏しいプログラム  岡山の事件で、男は女児の首を絞めた上…

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米上院がチベット支援決議

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 中国による干渉を拒否 ダライ・ラマの訪米招請も  今回は久しぶりにチベット問題について若干報告したい。まず良いニュースとしてアメリカ合衆国の上院議員が4月25日、与野党満場…

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「あすの会」解散、被害者権利確立の意義大きい

 犯罪被害者の権利確立のため活動してきた「全国犯罪被害者の会」(あすの会)が解散し、約18年の活動に幕を閉じた。  加害者の人権ばかりが重視されてきた中、被害者の人権に目を向け、刑事裁判への参加に道を開くなどの功績を残し…

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司法取引、捜査権限拡大を視野に入れよ

 容疑者や被告が捜査機関に協力し、他人の犯罪事実を明らかにすれば、起訴を見送ったり、求刑を軽くしたりする。そんな「司法取引」が6月1日から始まった。汚職や詐欺、薬物などの組織犯罪などで適用する。  組織犯罪の解明に役立つ…

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王朝護持と保身に走る正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 習氏に「後ろ盾」を依頼 文氏には米との橋渡し懇願  北朝鮮の朝鮮労働党委員長・金正恩とアメリカ大統領トランプとの“舌戦”ならぬ、“リトルロケットマンと老いぼれオオカミの化かし合い劇”に世…

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米朝会談12日に、トランプ氏は足元見られるな

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談が、当初の予定通り12日にシンガポールで開催されることになった。  会談中止の表明からわずか8日後だ。しかも、北朝鮮の非核化の道筋が明確にならない中での決定で…

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「プーチン氏は悪事に夢中」

日本対外文化協会理事 中澤 孝之 米保守政治家が“遺言” 「西側世界の破壊狙う」と批判  ジョン・マケイン上院議員(81)といえば米国の保守政治家の中でも外交面では最右翼で、プーチン(ロシア大統領)嫌いの筆頭に挙げること…

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水産改革案、成長産業へ脱皮の契機に

 養殖業への民間企業の参入促進を柱とした水産庁の水産改革案がまとまり、自民党の水産部会で了承された。漁獲量の減少、高齢化による働き手不足など課題を抱える水産業を成長産業に脱皮させるきっかけとなるか、注目したい。 漁協の既…

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徴用工像撤去、日韓関係改善に欠かせない

 韓国南東部・釜山の日本総領事館沿いの公道に放置されたままだった徴用工像が、像を持ち込んだ労働団体が撤去に応じなかったため、韓国当局により強制的に撤去された。2015年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意が韓国側の…

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菅実秀と西郷「徳の交わり」、戊辰戦争終戦時の奇跡

庄内藩中老・菅実秀の玄孫 菅 秀二氏に聞く  山形県酒田市にある南洲神社には、西郷隆盛と庄内藩の中老・菅(すげ)実秀(さねひで)が祀(まつ)られている。境内にある二人が向き合う像は「徳の交わり」と呼ばれ、鹿児島市内の西郷…

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高齢者の事故、対策拡充と免許返納の促進を

 高齢者が運転する車による深刻な事故が後を絶たない。被害者やその家族は深い悲しみのどん底に突き落とされる。その大きな責めを負う老いた加害者も、残り少ない人生を悔悟の念に苛(さいな)まれる中で過ごすほかなくなる。悲劇である…

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歴史の重圧と戦うポーランド

日本大学名誉教授 小林 宏晨 収容所の表現、法で規制 ユダヤ人虐殺の共同責任否定  「ポーランドの強制収容所」という言語表現は、「ポーランドにある」という意味と、多くのポーランド人にとって耐え難い「ポーランドが実行した」…

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党首討論、大局的観点なく物足りない

 安倍晋三首相(自民党総裁)と立憲民主党の枝野幸男代表らによる党首討論が行われた。  約1年半ぶりの開催となったが、大局的観点からの政策論議はあまりなかった。物足りず、期待外れであったと言わざるを得ない。  枝野氏は「森…

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社会保障費推計、官民挙げての対策を急げ

 政府は65歳以上の高齢者人口がピークを迎える2040年度時点の社会保障給付費が最大190兆円に達するとの試算結果を公表した。これは18年度(121兆3000億円)の約1・6倍に上る。官民を挙げての対策が急がれる。 必要…

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深刻化するアメリカの分断

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 大統領VSカリフォルニア グローバル化阻止か促進か  とにかく力で押し通す。弱い立場の者に平身低頭煽(おだ)てられるのを楽しみ、理解を示すようなふりをするが、…

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エネルギー計画、原発新増設への道筋付けよ

 政府が今夏に改定する「エネルギー基本計画」の原案が示された。  2030年の最適な電源構成を原発比率20~22%などと定めた従来の目標を維持したが、原発の新増設や建て替えの明記を見送ったことは踏み込み不足だと言わざるを…

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米朝会談「中止」と今後の展開

元統幕議長 杉山 蕃 援助先行の動きは禁物 対北経済封鎖、厳格に継続へ  世界中の耳目を集める米朝会談が旬日後に迫ったところで、北朝鮮の揺さぶり的動きが報ぜられていたが、業を煮やしたトランプ大統領が、北朝鮮に会談中止の書…

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日露首脳会談、北方領土交渉は拙速を慎め

 安倍晋三首相はモスクワのクレムリン(大統領府)で、ロシアのプーチン大統領と会談した。懸案の北方領土問題について、共同経済活動の推進で一定の合意は得たものの、ロシアが領土返還に応じる兆しは見えない。拙速を慎み、腰を据えた…

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新井奥邃の思想に学ぶ

名寄市立大学教授 加藤 隆 「父性と母性」備えた神 宇宙創造の動因は神の「愛」  幕末から大正期に生きた新井奥邃(おうすい)という宗教者がいる。その特色は、名利に程遠くして隠者の生涯であったこと、青年たちに共同生活を通し…

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ALD技術を広めたい スントラ博士

「ミレニアム技術賞」を受賞したスントラ博士に聞く  「持続可能な開発と生活の質向上を促進する技術革新」に対して贈られる国際的な賞、「ミレニアム技術賞」の授賞式が22日、フィンランドの首都ヘルシンキで行われ、フィンランドの…

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国民投票法改正、投票機会拡大へ早期実現を

 自民、公明両党は衆院憲法審査会幹事会で憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を提示し、共産、社民両党を除く各党が基本的に賛同する立場を示した。改正されれば2014年に続いて2度目となる。前回の改正では投票年齢が「20…

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米朝会談中止、北ペースに待った掛けた

 来月12日にシンガポールで開催される予定だった史上初の米朝首脳会談が米国側の決断で急遽(きゅうきょ)中止になった。  トランプ米大統領が北朝鮮側の姿勢に反発したことによるもので、会談を強く望んでいたとみられる北朝鮮は当…

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