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社説 rss

【社説】バイデン政権1年 左傾化で国民の分断助長

 バイデン米大統領の就任から1年が過ぎた。バイデン氏は就任演説で国民融和を訴えたが、与党・民主党内すらまとまらず、目立った成果を上げられていない。党内で影響力を強める急進左派勢力に主導権を握られる中、かえって国民の分断を…

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【社説】国交省統計不正 解決先送りした責任は重い

 国土交通省の「建設工事受注動態統計」書き換え問題で、外部弁護士らでつくる検証委員会が報告書をまとめた。  重要統計の信頼を損なった責任は重い。国交省は再発防止を徹底すべきだ。 書き換えが長年継続  報告書によると、建設…

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【社説】まん延防止拡大 医療と経済の維持・両立図れ

 新型コロナウイルス感染対策として広島など3県に出されている「まん延防止等重点措置」が、東京、長崎など13都県に拡大され、さらに北海道、大阪など8道府県への拡大が検討されている。  感染力が強い新たな変異株「オミクロン株…

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15日に起きたトンガの火山噴火を捉えた衛星写真=トンガ気象当局提供(EPA時事)

【社説】トンガ海底噴火 津波の研究進め防災強化を

 南太平洋の島国トンガの海底火山が噴火し、同国や周辺諸国のほか日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が押し寄せた。  通常の地震による津波とは異なる潮位変動が続く「未知の現象」だった。研究を進め、防災強化につなげたい…

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【社説】各党代表質問 真摯なオミクロン対策議論を

 通常国会で岸田文雄首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が始まった。新型コロナウイルス変異株のオミクロン株が猛威を振るい、1日当たりの新規感染者数が過去最多を記録している。政府・与野党を挙げてコロナ対策の議論を建設…

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【社説】ウクライナ協議 ロシアの要求を跳ね返せ

 ウクライナ国境付近で軍を増強するロシアへの対応をめぐって米欧とロシアが協議を続けてきたが、主張の隔たりは埋まらず、解決の糸口は見つからなかった。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大を求め、加盟を目指すウクラ…

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【社説】通常国会開幕 感染対策、国のかたち議論を

 第208通常国会が開幕し、岸田文雄首相が初の施政方針演説を行った。この中で「最優先課題」と位置付けた新型コロナウイルス対応、経済再生の要とする「新しい資本主義」、喫緊の課題とする少子化対策や子供政策、中国や北朝鮮の軍事…

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11日、北朝鮮の国防科学院が行った「極超音速ミサイル」の試射(朝鮮通信・時事)

【社説】米朝関係 平行線では脅威除去できぬ

 年明けから米朝の目まぐるしい応酬が続いている。北朝鮮が「極超音速ミサイル」を2度発射したことを受け、米国が新たな経済制裁を発表すると、今度はこれに反発した北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射。米国が再度、北朝鮮への非難を強…

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【社説】待機期間短縮 追加接種加速と両輪で進めよ

 全国的に感染が急拡大している新型コロナウイルスの「オミクロン株」対策として、政府は感染者の濃厚接触者に求める待機期間を14日間から10日間に短縮すると発表し、都道府県に通知した。社会機能維持のための措置だが、ワクチンの…

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【社説】名護市長選 沖縄と日本の平和守る選択を

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地の辺野古を抱える名護市長選が、あす告示される。  辺野古移設に関しては賛否が割れているが、有権者には沖縄そして日本の平和と安全を守るための選択をしてほしい。  コロナ拡大で…

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11日、北朝鮮の国防科学院が行った「極超音速ミサイル」の試射(朝鮮通信・時事)

【社説】極超音速ミサイル 敵基地攻撃能力で対北抑止を

 北朝鮮が年明け早々、無謀な武力挑発を繰り返している。変則軌道で地上レーダーでは捉えにくい「極超音速ミサイル」とみられる飛翔体の発射実験を5日と11日に行った。実戦配備されれば従来のミサイル防衛システムの網の目をかい潜(…

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【社説】中国主席告発ト ルコのウイグル人と連帯を

 中国・新疆ウイグル自治区での中国当局の抑圧から逃れた少数民族のウイグル人が最も多く暮らしているトルコで、19人のウイグル人が習近平国家主席はじめ中国共産党幹部や治安当局者112人を「民族虐殺に関与した」などとして、トル…

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【社説】カザフスタン 中露の影響力強化を懸念

 中央アジアのカザフスタンで燃料価格高騰に端を発した反政府デモが全国に広がり、武力鎮圧で多くの死者が出た。  カザフのトカエフ大統領はデモ隊を「テロリスト」と決め付け、治安当局や軍に警告なしの射殺を認めた。こうした弾圧は…

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米上院がエマニュエル駐日大使承認、近く着任へ

【社説】新駐日米大使 同盟深化への尽力に期待

 2年以上にわたって空席が続いた駐日米大使に、ラーム・エマニュエル氏が近く着任する。  議会での人脈が広く、バイデン米大統領とも直接話ができるエマニュエル氏の大使就任は、日米関係の強化に大きく寄与しよう。  2プラス2に…

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【社説】新成人に望む 21世紀生まれの新風起こせ

 きょうは成人の日。新成人は2001年、21世紀最初の年の生まれだ。長引く新型コロナウイルス禍での成人式となるが、21世紀生まれの先頭ランナーとして困難に直面する世界に新しい風を吹き込んでもらいたい。 世界はネットで1秒…

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【社説】3県まん延防止 追加接種の前倒しを急げ

 国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が8000人を超えた。きょうから沖縄、広島、山口の3県に「まん延防止等重点措置」が適用されるが、何より急ぐべきはワクチンの追加(3回目)接種の前倒しである。  沖縄は3日…

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【社説】日豪円滑化協定 「準同盟国」との連携強化を

 岸田文雄首相とオーストラリアのモリソン首相は、自衛隊と豪軍が互いの国に滞在した際の法的地位を定める「円滑化協定(RAA)」に署名した。  日本は豪州を、米国に次ぐ「準同盟国」と位置付けている。インド太平洋地域で覇権主義…

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【社説】新年の日韓関係 正常化へ「反日」自制を

 戦後最悪とまで言われた日韓関係の改善が急務だ。韓国は文在寅政権発足後、元慰安婦問題をめぐる前政権時の合意を事実上反故(ほご)にし、元徴用工訴訟の大法院(最高裁)判決によって作り出された国際法違反の状態を放置するなど、歴…

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【社説】首相年頭会見 緊張感持ち国難克服に挑め

 岸田文雄首相は歴代首相恒例となっている伊勢神宮参拝の後、年頭の記者会見を行った。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が急速に拡大しつつある中、「大胆に挑戦する」とする一方、「慎重であるべきところは慎重に物事を進め…

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【社説】新年の日本経済 再生に警戒要す感染「第6波」

 新年2022年の日本経済がスタートした。20、21年と新型コロナウイルスの感染拡大に振り回されたが、今年はどんな展開になるか。  新しい変異株「オミクロン株」の市中感染が各地で確認され、全国の感染者数も増加傾向にある。…

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【社説】外交・安保政策 敵基地攻撃能力の保有を

 2022年は岸田政権の実力と真価が問われる年である。中でも安全保障や外交の分野で取り組むべき課題は多い。  国家安保戦略改定へ  岸田文雄首相は本年末をめどに国家安全保障戦略や防衛計画大綱などを改定し、防衛力強化に向け…

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【社説】新年日本の課題 変化のうねり舵取り誤るな

 2022年が明けた。長引く新型コロナウイルス禍の中にあるが、新時代への大きなうねりは既に始まっている。それらは日本という国の存廃に直結し、世界の平和と秩序を左右する。確かな舵(かじ)取りで、創造的な歩みを強く踏み出す年…

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【社説】主張 年頭にあたって

本紙主幹・黒木正博 警戒すべき新冷戦下の思想混迷  2022年の年が明けた。今年もさまざまな「歴史」の節目を迎える。例えば沖縄の本土復帰50周年(5月)。小泉純一郎首相と金正日総書記との日朝首脳会談20周年(9月)。沖縄…

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