北朝鮮の最新記事

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北朝鮮「堆肥戦闘」の悲喜劇

北朝鮮の1月2月の冬の寒さは格別だ。1月9日の平壌の気温は氷点下4度であったが、標高の高い豆満江や鴨緑江の上流地域では氷点下30度を下回る日が珍しくない。北朝鮮の最低気温は大正11年1月18日に鴨緑江上流の中江(チュンガン)で記録した氷点下41・6度である。

尹大統領逮捕を喜べない金総書記

韓国の尹錫悦大統領が出した「非常戒厳」を巡り合同捜査本部が、尹大統領に対する拘束令状の2度目となる執行を15日早朝に行い、10時30分頃、尹大統領が公邸から乗用車で高位公職者犯罪捜査庁(高捜庁)に出頭したことで、当初予想されていた大統領警護庁と合同捜査本部との衝突も僅(わず)かで、事態は新たな展開を迎えることになった。高捜庁は19日、尹大統領を逮捕した。

北朝鮮とロシアの軍事的結び付き

北朝鮮とロシアの2国間関係は、今年6月に調印された包括的戦略パートナーシップ条約に象徴されるように、新たな高みに達した。頻繁な閣僚訪問やロシアの戦争支援のための北朝鮮軍派遣は国連安全保障理事会の弱体化を反映しており、これは北朝鮮、ロシア、中国の利益となる。

「北朝鮮人権映画祭」の2作品

今年(2024年)12月7日と8日の両日に渡り、広島にて「北朝鮮に自由を!人権映画祭」が、北朝鮮の人権問題や拉致犯罪に取り組むNGOの共同主催によって開催された。その作品中、韓国で製作された「愛の贈り物」と「死んでも韓流」の2作品をここで紹介したい。

新たな露朝のサイバー協力関係

新型コロナウイルスによる数年にわたるロックダウン後、北朝鮮は今年6月にロシアのプーチン大統領の平壌訪問を受け入れ、両国は1961年と2000年の条約に代わる包括的戦略的パートナーシップ条約に署名、両国の外交関係と北東アジアの地域秩序の劇的な変化を示した。

北に対露協力の代償払わせよ

ウクライナ侵攻を支援するため、ロシアに火砲と弾道ミサイルを供給してきた北朝鮮の指導者、金正恩総書記は、クルスク地方でロシア軍と共に戦うために1万人の軍隊を派遣したと伝えられている。

北朝鮮版“防人”の悲哀

北朝鮮の1万人を超える軍隊が海外に出兵した。1カ月前の11月16日付の「労働新聞」は無人機を平壌に飛ばした韓国に報復するため、若者ら140万人が朝鮮人民軍への入隊や復隊を嘆願した、と報じた。

北朝鮮のロシア派兵 実戦経験し能力向上狙う 米トロイ大学講師 ダニエル・ピンクストン氏

北朝鮮がウクライナに侵攻するロシアを支援するため、1万人規模の兵力を派遣したと報じられている。その狙いや影響について、ソウル在住の北朝鮮専門家、ダニエル・ピンクストン米トロイ大学講師に聞いた。

“風船ビラ”に戦々恐々の北朝鮮

朝鮮半島上空を乱舞する風船ビラの資料収集と分析を続けているが、12日に研究仲間から「宮塚さん、韓国はついに平壌上空に風船ビラを散布しましたね。それも無人機を使ってですよ」と電話があった。私は「無人機を使ってビラを散布した」ということに驚いた。

映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」

今年(2024年)1月日本でも公開された映画「ビヨンド・ユートピア脱北」は、韓国のキム・ソンウン牧師による脱北者の救援活動の過程を描いたドキュメンタリー映画だ。

核こそわが命の金正恩政権

中国と北朝鮮の国境を流れる鴨緑江下流に川幅が数キロしかなく、「一歩跨(また)ぎ」で国境を越えることができると言われている於赤島がある。この島のすぐそばに中国が「万里の長城の東の起点」と主張する高句麗の「泊灼城」跡に建てられた虎山長城があり、この頂上からは対岸の北朝鮮の新義州と義州郡が一望できる。

大規模な水害に苛まれる北朝鮮

北朝鮮の朝鮮中央通信は7月29日、平安北道新義州市など中国との国境地帯の鴨緑江で記録的な大雨による洪水が発生し、住民約5000人が一時孤立したと伝えた。

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