北米の最新記事

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バイデン米政権とロシアのウクライナ侵攻

ロシアがウクライナからクリミア半島を併合したのは、オバマ米政権時代の2014年のこと。今回のウクライナ侵攻はバイデン政権下で起きた。だが、トランプ政権時には、ロシアは暴挙に出ていない。これはただの偶然だろうか。

米大統領「代償負わせる」 一般教書演説 領空の露機禁止

バイデン米大統領は1日(日本時間2日午前)、連邦議会の上下院合同会議で初の一般教書演説を行い、ロシアのウクライナ侵攻に対する西側諸国の結束について、プーチン大統領が「判断を誤った」と指摘。「独裁者が侵略の代償を支払わなければ、さらなる混乱を招く」とし、厳しい対応を取ることを表明した。

【社説】一般教書演説 指導力が問われるバイデン氏

バイデン米大統領が、今後1年間の内政・外交全般の重要政策課題を議会に説明する初の一般教書演説を上下両院合同会議で行った。演説では、ウクライナを侵略したロシアのプーチン大統領を「独裁者だ」と非難した上で「米国はウクライナの人々と共にある」と連帯を表明した。他国の主権を蹂躙(じゅうりん)するロシアに米国などの民主主義諸国が対抗していく上で、バイデン氏の指導力が問われる。

「米はもっと支援を」「モンスターを止めて」

米首都ワシントンのホワイトハウス前のラファイエット広場で2月27日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて在米ウクライナ人や支援者ら数千人が抗議集会を開き、「モンスター(プーチン・ロシア大統領)を今すぐ止めろ」「米国よ、ウクライナに支援を」とシュプレヒコールを上げた。

バイデン米大統領、最高裁判事にジャクソン氏

 バイデン米大統領は25日、連邦最高裁判事に首都ワシントン連邦高裁のケタンジ・ジャクソン判事(51)を指名すると発表した。黒人女性の最高裁判事は米史上初めて。議会上院の承認を経て就任する。

バイデン大統領、独露送ガス管の運営会社に制裁

 バイデン米大統領は23日、声明を出し、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したロシアへの対抗措置として、ドイツとロシアを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム2」の運営会社「ノルドストリーム2AG」と同社経営トップに制裁を科すよう指示したと発表した。22日に発表した第1弾となる対露経済制裁の一環という。

一緒なら寒さも吹き飛ぶ? アルパカとヨガ

 20日、カナダ東部オンタリオ州ゲルフ近郊の農場で、アルパカのそばでヨガをする女性。

米政権 追加制裁で対抗 ロシアに「代償を科す」

 バイデン米大統領は23日、ロシアのウクライナへの軍事作戦の開始を受けて声明を発表し、「ウクライナに対する言われのない不当な攻撃だ」と非難した。バイデン政権は追加制裁を発表するとしているが、その効果は未知数だ。

トランプ氏のロシア疑惑で新情報 クリントン陣営が「スパイ」

 ダーラム氏が11日に裁判所に提出した文書に盛り込まれた新たな情報が大きな注目を集めた。クリントン氏の陣営とつながりのある人物が、トランプ氏がロシアと秘密裏に結び付いているという「物語」を作り出すため、トランプタワーやホワイトハウスなどのインターネットデータにアクセスしていたというのだ。

米、ウクライナ「侵攻」判断で慎重姿勢

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を承認し、軍部隊派遣を決めたことをめぐり、バイデン米政権は、ウクライナ侵攻と見なすかどうか慎重な姿勢を示している。侵攻だと認めれば強力な対露経済制裁を発動せざるを得ず、事態打開に向けた外交努力が水泡に帰すためだ。バイデン政権は厳しい判断を迫られている。

米大統領「プーチン氏 侵攻決断」 数日内 首都キエフ攻撃も

 バイデン米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の可能性について、「現時点でプーチン大統領は決断したと確信している」と述べた。攻撃は数日のうちに実施される可能性があり、ウクライナの首都キエフも攻撃対象に含まれると警告した。一方で、外交的解決の余地はまだ残されているとも強調した。

NYで、日本産米で作ったおにぎりの魅力を紹介

 「冷めてもおいしいおにぎりをどうぞ」。米国最大の都市ニューヨークで、日本産米で作ったおにぎりの魅力を紹介する官民連携のキャンペーンが始まった。現地の学校などに配り、おにぎりの認知度を高めるとともに、日本産米の販路拡大を目指す。

ゲーム業界が開く仮想空間「メタバース」

 「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間の開発が加速している。SNS最大手の米メタ(旧フェイスブック)などIT大手の参入で脚光を浴びたこの分野を切り開いたのはゲーム業界だ。仮想現実(VR)対応のゴーグル型端末の普及も見込まれ、市場拡大に期待が高まる。人気ゲームを多数出してきた日本企業にも商機となりそうだ。

カナダ対米国境の橋が通行再開、デモ隊を排除

 カナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋がデモ隊により封鎖された問題で、警察当局は13日朝(日本時間同日午後)、強制排除に踏み切り、公共放送CBCによると、少なくとも25人を逮捕した。橋を封鎖していた車両約10台が撤去された。カナダの国境管理当局は同日夜遅くになって、通行の再開を発表した。

トランス選手が競泳女子席巻 米水泳連盟 参加基準を厳格化

米ペンシルベニア大学のトランスジェンダー競泳選手リア・トーマス選手が、他の女子選手を圧倒する結果を出していることが物議を醸している。トランス女子の参加が女子スポーツの公平性が損なわれるとの懸念が広がる中、米水泳連盟は1日、トランスジェンダー選手の大会への参加基準を厳格化することを決めた。

上昇気流(2022年2月3日)

米国北東部のニューヨーク州やマサチューセッツ州では、急速に発達した「爆弾低気圧」によって暴風雪に見舞われたという(小紙1月31日付)。3500便以上の航空便が欠航し、ボストン市では大雪非常事態を宣言。

冬眠中のジリス、腸内細菌で筋肉減少を抑制

北米に生息する「ジュウサンセンジリス」(リス科)は、冬眠中に筋肉のたんぱく質を分解して生じるアンモニアを腸内細菌の働きで再利用し、筋肉の減少量を抑えているとみられることが分かった。米ウィスコンシン大の研究チームが28日付の米科学誌サイエンスに発表した。この仕組みは将来、高齢者の筋肉減少対策に応用できる可能性があるという。

新型コロナ起源 流出説『封殺』疑惑深まる

 中国から世界への感染拡大が始まっていた20年2月1日に、ファウチ氏や当時のフランシス・コリンズ国立衛生研究所(NIH)前所長のほか、少なくとも11人の科学者が参加し、新型コロナの起源について電話会議が行われた。その翌日に参加者の一人がファウチ氏に送ったメールには、科学者たちの発言内容の一部が含まれていた。

米首都で中絶反対デモ 合法判決の無効化求める

 米連邦最高裁が1973年に妊娠中絶を権利として認めた「ロー対ウェイド判決」を下してから49周年の前日に当たる21日、中絶に反対するデモ集会「マーチ・フォー・ライフ」が首都ワシントンで行われ、数万人が参加した。今年は最高裁でロー対ウェイド判決が覆される可能性があることから、中絶反対派は長年の悲願達成へ期待を高めている。

不審なテキストメッセージにご用心ー米国から

 ある日、「あなたはスティーブンさんですか。友人のエミリーから紹介されました」という人違いのテキストメッセージがスマホに届いた。無視しようかとも思ったが、間違いを知らせた方がよいだろうと思い、「私はスティーブンではない」と返した。

米連邦議会乱入から1年、米国の「分断」の行方探ったNHK

英国の元首相ウィンストン・チャーチルの言葉だ。ポピュリズムが横行したり、独裁に転落したりするなど、民主主義はさまざまな矛盾を抱える制度だが、これに勝る政治形態はないということを強調する時によく引用される。

米大統領、トランプ氏を批判 議会乱入1年で演説

 バイデン米大統領は6日、トランプ前大統領の支持者による連邦議会乱入事件から1年を迎え、議会で演説した。議会乱入が米国の民主主義に対する攻撃だとし、トランプ氏を非難した。

「花屋のおばあちゃん」の戦い

 ワシントン特派員時代から注目し、追い続けていた裁判があった。ゲイカップルの結婚式のフラワーアレンジメントを断ったことで、同性愛者を差別したと訴えられた「花屋のおばあちゃん」の法廷闘争である。

11月8日 米中間選挙 インフレで民主苦戦か

 11月8日に実施される米中間選挙は、上院の100議席のうち34議席と下院の全議席に当たる435議席が改選となる。現在上下院で多数派の与党・民主党は、上院で1議席、下院で5議席失うと共和党にその座を譲ることになるが、現状では苦戦が予想されている。

米シンクタンク報告書 学術交流で軍拡図る中国

 米国の大学では近年、中国の語学教育機関「孔子学院」の閉鎖が相次いだ。しかし、閉鎖後も中国の軍事開発を支援する同国の大学との間で学術交流協定を継続している米大学が多いことが米シンクタンクの報告書で明らかになった。米国の最先端研究が中国軍の近代化に利用されていることが懸念される。

米ニューヨーク市 感染の波の間に戻る活気

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大に伴い、イベント中止などの動きが再び起きている。しかし、ウィズコロナ時代はアルファ株、デルタ株、目下のオミクロン株など新型株感染の波を何度も乗り越えながら、人々が希望を失わず前向きに生きることが大事なのではないか。

子供の性転換急ぐ医師 認めねば「自殺」と親に迫る

米中西部ミシガン州在住で、自閉症を抱えるマイルズ君の父親、ブレントン・ネッツさんはある日、当時8歳だった息子のカウンセリング記録を見て衝撃を受けた。

脅かされる子供の安全 学校トイレで性的暴行

米国の教育現場で広がる過激なトランスジェンダー擁護の動きに対し、保護者の反発が強まっている。各地で起きている保護者の抗議運動の中で、特に注目を集めているのが南部バージニア州ラウドン郡だ。

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