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韓国はいま「体制間戦争中」―尹氏「弾劾」問題 「憲法裁まるで北の人民裁判」「軍服脱ぎスーツ着ても親日」

韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言から2カ月半。来月にも憲法裁判所が弾劾の可否を言い渡す見通しだが、今回の事態は単に大統領一人の弾劾事件にとどまらず、自由民主主義を守ろうとする勢力と全体主義・共産主義的な路線へ隠密に転換させようとする勢力による、いわば体制間の戦争だとの認識がここに来て広がっている。弾劾やむなしの見方が多い中、どのような影響が及ぶのか注目される。(ソウル上田勇実)

金正恩氏 「拉致」固執しないなら対話 北朝鮮 幹部会議で対日方針

北朝鮮の金正恩総書記が先月30日、党や外務省の幹部を集めた会議で日本が拉致問題を前面に出さないなら日本側との対話を拒む理由はないとの認識を示したことが分かった。北朝鮮消息筋が17日本紙に明らかにした。「拉致」抜きで国交正常化交渉に踏み出したい思惑もありそうだ。

支持率が上昇した保守与党の錯覚

先週報じられた本紙世論調査で支持政党がなかったり、分からないと答えた無党派層は14%だった。これまで20%台を維持してきた無党派層が10%台前半に減ったのは先の大統領選の半月前より低い数値だという。保守、進歩両陣営に最大限結集しているという意味だ。国民の力の支持率は38%、共に民主党は41%だった。

解決されていない韓日の歴史問題は暗礁に

今年、韓日両国の国交正常化60周年を記念するスローガンだ。記念ロゴではおのおの韓国と日本を象徴する太極模様と赤い円が触れ合っている形を表現した。韓国外交部は「韓日が一つになっていく中で互いに尊重し協力し合い、力を合わせて未来志向的な関係に進もうという意味」と説明した。

次期大統領選へ動き急-韓国 揺らぐ野党の李氏1強 ソウル市長など浮上する与党

韓国の尹錫悦大統領に対する憲法裁判所の弾劾判決が早ければ今月末にも出るとの見方が広がる中、尹氏弾劾を想定して次期大統領選挙に向けた動きも活発化している。保守系の与党と革新系の最大野党に対する支持率は拮抗(きっこう)しており、混戦も予想される。

次期大統領選の行方を決める〝中道〟【韓国紙】

「12・3非常戒厳」事態と尹錫悦大統領の弾劾および逮捕起訴事態によって早期大統領選挙の可能性が出てきている。次期大統領に関する各種世論調査が続く中で、歴代大統領選で勝負の“カギ”を握った中道層の票がどこに向かうのかに関心が集まっている。

朝総連に拉致被害ビラ渡せず 韓国家族会  めぐみさん安否巡り見解差か

北朝鮮による日本人と韓国人の拉致被害問題の解決に向け、東京の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を訪れ、被害者情報や金正恩総書記への批判を盛り込んだビラを総連側に手渡す予定だった拉致被害者家族でつくる社団法人「戦後拉北者被害家族連合会」の崔成龍理事長は29日、都内で世界日報の取材に応じ、日本政府による事実上の制止でビラ手渡しが中止に追い込まれたと明らかにした。

朝鮮総連へのビラ渡し中止 日本政府が強制送還、誓約書強要

北朝鮮による日本人と韓国人の拉致被害問題の解決に向け、東京の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を訪れ、被害者情報を盛り込んだビラを総連側に手渡す予定だった拉致被害者家族でつくる「拉北者家族会」の崔成龍代表は29日、本紙との電話でビラ手渡しが日本当局の制止により中止に追い込まれたと明らかにした。

【連載】激動の北東アジア 日韓トンネルの可能性(2)「北朝鮮を救う道」に トランプ米大統領が鍵握る

日韓トンネルの先にある国際ハイウェイ構想を推し進めるに当たり、中国、ロシア、北朝鮮の非民主主義国家が大きな壁として立ちはだかる。北朝鮮を避けては構想は成立しない。

国難の中、揺さぶられる「法治主義」【韓国紙】

文在寅政権が2020年12月、検察・警察の捜査権の調整と高位公職者犯罪捜査処(公捜処、処は庁に相当)法を強行処理した時、「捜査システムがめちゃくちゃになるだろう」との懸念が大きかった。拙速な立法のせいで法体系が揺らぎ、内容が粗雑だからだ。捜査権をどこに移すかも決めなかった。

尹大統領逮捕、日韓関係に不透明感 くすぶる「反日」李氏のリスク

韓国の尹錫悦大統領が弾劾訴追された上に逮捕され、日韓関係の先行きに不透明感が増している。仮に尹氏が弾劾・罷免となった場合、左派系の最大野党・共に民主党の李在明代表が次期大統領として有力視されるが、李氏には過去の言動から「反日」的なイメージがつきまとい、日本側には再び日韓関係が悪化することへの懸念が広がりそうだ。

胆力と挑戦意識で成功した孫正義氏【韓国紙】

昨年12月、孫正義日本ソフトバンク会長兼最高経営者(CEO)はドナルド・トランプ次期米大統領のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」での記者会見に同席し、4年間で米国に1000億㌦(約147兆ウォン)を投資して10万人の雇用を創出すると宣言した。

【韓国紙】「デジタル遺産」論議

「デジタル遺産」は故人が生前にオンラインやスマートフォンのようなデジタル空間に残した痕跡だ。スマホの中の連絡先や写真、送受信したEメール、ソーシャルメディアの書き込み、ゲームの中のアイテムのような資料が該当する。事故など、突然の死によって家族を失った時、死亡者の知人に訃報を知らせたくても連絡先が分からず気をもむものだ。特にスマホの暗号は、本人でなければ分からず、いくら家族でもスマホの製造会社や通信会社がこれを知らせてくれない。SNSでもほとんど差がない。

憲法裁判所は法と良心に基づく判決を【韓国紙】

全世界が政治的大渦に陥った大韓民国を見守っている。先週末、大統領官邸周辺では逮捕令状を執行しようとする捜査当局と、これを防ぐ警護処(庁に相当)との対峙(たいじ)、また賛成および反対勢力の場外集会がリアルタイムで中継された。

戒厳令1カ月 8年前の“魔女狩り”再現-韓国

韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言から1カ月が過ぎた。この間、尹氏に対する弾劾訴追や内乱容疑の捜査など尹氏追い打ちが驚くほどの速さで進められているが、公平性に欠く司法当局の方針や尹氏批判に転じた一部保守系メディアの論調には不自然さも拭えない。朴槿恵元大統領が弾劾・罷免された8年前の“魔女狩り”を見る思いだと漏らす識者もいる

尹氏の妥協・協力・譲歩のない政治【韓国紙】

“12・3非常戒厳事態”で疑問の糸口が解(ほど)けた。今回の政権で全く理解できないのは尹錫悦大統領の金建希夫人問題への対処方式だった。金氏のブランドバッグ授受問題は適時に謝罪するだけでも、容易に防ぐことができた。

尹氏「弾劾」は民主主義の勝利? 巧妙な左派扇動に国民錯覚か 韓国

韓国の尹錫悦大統領が弾劾訴追されたことを巡り、国内外では「韓国の民主主義が成熟した証拠」「軍の横暴を防いだ民主主義の勝利」という類いの評価も聞かれる。だが、これらは多くの韓国人が抱く軍事独裁へのトラウマやもともとあった反尹感情を利用した左派の扇動に乗せられた側面があり、一種の錯覚に陥っているとも言えそうだ。

誇大妄想、確証バイアスに崩れた尹氏【韓国紙】

「私は朴槿恵元大統領と違う」。尹錫悦大統領は野党が弾劾に言及すると激怒したが、結局、虚言になってしまった。尹大統領は14日、国会の第2次弾劾訴追案の可決で憲法裁判所の審判台に立つ運命を迎えた。朴槿恵元大統領を反面教師にしていれば、避けることができた悲劇だ。

次期大統領選へ駆け引き 壁新聞に「李在明はもっとダメ」【連載】尹氏「弾劾」の深層 (下)

「尹錫悦が弾劾されたら誰が大統領になる可能性が高いだろうか?」尹大統領に対する2回目の国会弾劾訴追案の採決を目前に控えていた先週、韓国主要大学である高麗大学の構内に、こんな文句の「大字報」(壁新聞)が貼られてあった。そのすぐ横には次のような言葉が続く。

戒厳令に共感広がらず 左派、8カ月前から機会窺う 【連載】尹氏「弾劾」の深層(上)

韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言とそれに伴う国会への兵士投入などを受け、尹氏の罷免を要求する弾劾訴追案が国会で可決、尹氏の大統領職務が停止された。尹氏が戒厳宣言に踏み切った背景や今後の行方を探った。

弾劾賛否、互いにソウルで大規模集会【尹錫悦大統領】

韓国国会で尹錫悦大統領の弾劾訴追案が可決された14日、首都ソウルでは、弾劾を求めるデモと、弾劾反対集会が同時に行われ、双方が熱気に包まれた。

韓国・尹大統領の弾劾訴追案可決 職務停止、首相が代行

韓国国会は14日、尹錫悦大統領の罷免を求める二度目の弾劾訴追案を採決し、賛成204票、反対85票、棄権3票、無効8票で、賛成が定員(300)の3分の2以上に当たる200票を上回り、可決した。尹氏は職務停止となり、韓悳洙首相が代行する。

尹氏弾劾なら日朝会談か 北朝鮮・金正恩氏  「関係改善の障害」の行方注視  東京・平壌連絡事務所に「肯定的」

北朝鮮消息筋が12日本紙に明らかにしたところによると、北朝鮮の金正恩総書記が先月、外務省、朝鮮労働党35号室(偵察総局海外情報局)、10局(旧統一戦線部)の責任者会議で、石破茂首相と韓国の尹錫悦大統領の親密な関係が続けば、韓国が日朝関係改善の障害になるとの認識を示した。

「政治的責任」負わせることを優先せよ【韓国紙】

12月3日の非常戒厳宣言の衝撃だけでなく、それ以降伝えられた「間違っていない」という尹錫悦大統領の発言には耳を疑わせる。戒厳宣言4日後に短く発表した対国民談話でも尹大統領は自身の誤った判断を認めなかった。「国政最終責任者としての切迫感」を強調して国民に不安、不便を及ぼした点だけを謝った。

共学検討に女子大生猛反発 背後に急進フェミニストか 韓国

韓国主要女子大の一つである同徳女子大学(ソウル市城北区ほか)が共学問題で大揺れだ。学校側の「男女共学検討」が明らかになると、在学生が反対デモに乗り出した。構内はスプレーの落書きメッセージや講義室の占拠、教授のつるし上げまで横行し、30年前の左翼学生運動を彷彿(ほうふつ)とさせた。いったい何が起きたのか。

尹氏弾劾訴追案が不成立―韓国

韓国の尹錫悦大統領が3日に「非常戒厳」宣布をし、軍隊を国会などに投入させるなど混乱を招いたことを受け、共に民主党など韓国野党6党が4日に共同提出していた尹氏に対する弾劾訴追案が7日国会で採決されたが、与党・国民の力の大多数の議員が退出して参加せず、採決自体が不成立となった。

軍が司法・行政など国政全般掌握する戒厳【韓国紙】

「戒厳」というのは戦時・事変またはこれに準ずる国家非常事態で公共の安寧秩序維持のために行政・司法権を軍へ移管して憲法に保障された国民の基本権を制限することをいう。

孤立無援の尹氏、悪手で墓穴―韓国の「非常戒厳」騒動

韓国の尹錫悦大統領が野党の国政妨害をなくすとして突如、「非常戒厳」を宣布し、野党などの猛反発でわずか6時間後に解除に追い込まれるという前代未聞の騒動が起きた

トランプ2期と韓半島安保

今回の米大統領選挙でトランプ氏は、退任後の弾劾裁判、逮捕、有罪判決、銃撃など様々な逆風にもかかわらず圧倒的な勝利を収めた。

地に落ちた韓国政治のリーダーシップ【韓国紙】

ドイツの政治・社会学者、マックス・ウェーバーは政治指導者が備える資質として、大義に献身しようとする熱情、責任意識、バランス感覚、権力意志を挙げた。この目録にはないが、現代政治において重要度が倍増した政治家の資質は「民心を読んで共感する能力」だ。

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