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尹大統領、任期折り返し 内政ガタガタ、長引く夫人の疑惑 韓国

韓国の尹錫悦大統領が10日、就任から2年半となり任期を折り返した。外交・安全保障では手腕を発揮する一方、夫人の疑惑が長引き、与党代表との軋轢(あつれき)も表面化。さらに景気低迷で直近の世論調査では支持率が20%にも届かないなど、国民から厳しい目を向けられている。野党や左派系メディアは弾劾を目標に掲げ攻勢を続ける。

【韓国紙】傍観できない北朝鮮のウクライナ戦参戦

北朝鮮が派兵した。初めての大規模海外派兵だ。情報機関などによると、12月までに実に約1万2000人、4個旅団規模が派兵される。戦場はロシアが不法侵略したウクライナだ。北朝鮮はウクライナ戦争を機会と見ている。北は中国の支援で国際的な経済制裁をどうにか耐えてきた。しかし、莫大(ばくだい)な核開発資金に加えて人民の生活苦まで責任を負わなければならない金正恩総書記にとって、中国の支援は同情水準のものにすぎない。

体制不安、守りの戦術 北の露派兵 外貨逼迫の混乱回避か

世界を驚かせた北朝鮮のロシア派兵。金正恩総書記はなぜこのタイミングで派兵に踏み切ったのか。ロシアとの軍事協力を通じ何を得ようとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい日韓の元政府関係者らの話から徐々にその実態が浮かび上がってきた。

【韓国紙】多文化・多人種国家の準備はできたか

韓国内で働く外国人介護士の65%ほどが中国同胞(中国の朝鮮族)である。国内在住外国人労働者の相当数が韓国人の忌避する「3D」(きつい、汚い、危険)職種で働いている。農業、漁業、製造業、建設業などの産業現場は外国人労働者なしでは支えにくい構造になった。農村はベトナム人、造船所はウズベキスタン人、引っ越し業界はモンゴル人がいなければ回らないという言葉が広く知られて久しい。地方大学は中国など外国人留学生がいなければ運営が難しいほどで、既に全羅南道霊岩と忠清北道陰城は住民5人に1人が外国人だ。

金総書記の挑発に冷静・断固たる対処を

北朝鮮の金正恩総書記は今月17日、人民軍第2軍団の指揮部を訪問し、15日の京義線・東海線の南北連結陸路爆破に言及し、「単純な物理的閉鎖だけを意味しない」と強調したと朝鮮中央通信が報道した。

【韓国紙】韓江氏文学賞受賞で吹く読書の風に期待

進行中の国政監査で与野党が激烈な口喧嘩(げんか)を行っている最中に、一瞬、議場で予定になかった拍手が湧き起こった。作家・韓江(ハンガン)がノーベル文学賞を受賞したというニュースが伝えられた瞬間だった。今回の国政監査で唯一、与野党の心が一つになった時であった。

祝福の裏に「不都合な真実」 ノーベル文学賞の韓国・韓江氏

韓国初のノーベル文学賞に輝いた女流作家の韓江氏(53)。国内ではその快挙をたたえ、著書が飛ぶように売れているが、一方で評価された小説の素材には韓国政治で保革対立の火種となってきた事件が多く、韓氏自身が被害者側の偏った視点で描写しているとの指摘があり、保守層を中心に手放しでは喜べない「不都合な真実」も垣間見える。

【韓国紙】中国人の韓国語コメント部隊の実体

韓国ポータルサイトに中国関連記事が掲載されるとさまざまなコメントが付く。もう慣れてきたが、あるコメントには相変わらず俗語で“イラつく”場合がある。

【韓国紙】岸田前首相の政策継承する石破内閣

日本の与党自民党、石破茂新総裁が102代内閣総理大臣として公式に選出された。石破内閣の発足は、韓日関係で歴史問題を巡る対立を抑制し、協力を拡大してきた岸田文雄前首相の路線を拡大継承するという点で歓迎すべきことだ。

欧州委員長から三行半 フランスのブルトン前委員 仏影響力低下を警告

欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会の委員を辞任したばかりのフランスのティエリー・ブルトン氏は、仏メディアに対して、ドイツ人のフォンデアライエン委員長が強権リーダーシップを発揮し、ドイツへの利権誘導を行い、フランスの影響力を遠ざけていると警告した。フォンデアライエン氏は2期目の委員長続投が確定し、新しい委員の任命を待つ段階にある。

石破新総裁に韓国ひと安心 歴史問題で柔軟姿勢に期待

先週の自民党総裁選で勝利した石破茂元幹事長が1日、新しい内閣総理大臣に指名されることを受け、韓国では近年「右傾化」した自民党の中で非主流だった石破氏への期待がにわかに膨らんでいる。総裁選で決選投票に残った高市早苗経済安全保障担当相を「アベ(安倍晋三元首相)の事実上の後継者」として警戒する声もあっただけに、安堵(あんど)感も広がっているようだ。

【韓国紙】退任控えた岸田首相の「ぶらさがり」会見

今月6日、ソウル・龍山で韓日首脳会談が終わった直後、日本の反応をチェックするためにNHK放送をつけると、ちょうど岸田文雄首相が同行の日本人記者たちと質問応答を行っていた。彼は小さな手帳を持って会談内容を簡略に伝え、直接会談の意義を評価した。

【韓国紙】北の汚物風船 本質から目を背けるな

最近、北朝鮮の汚物風船による火災が首都圏各所で頻繁に発生している。放火は新しい挑発パターンだと思えるほどだ。消防当局が火災の原因を調査中に、風船にぶら下がった機械装置を発見した。それでも軍当局は風船から引火性物質が発見されないため、意図的な爆発というよりは装置(発熱タイマー)の誤作動に伴う単純事故と判断した。「落下後に回収」という既存の対応方式も維持するという立場だ。

文前大統領の捜査、本格化か 検察が娘の自宅捜索 韓国

韓国の文在寅前大統領が在任中に持たれた数々の疑惑を巡る捜査と裁判がこのところメディアで相次ぎ取り上げられ、文氏への捜査が本格化するのではないかとの臆測が広がっている。ただ、なぜか政権交代後も捜査は遅れ気味で、その背景も気になるところだ。

【韓国紙】尹錫悦政権は「戒厳」宣布するのか

李在明代表をはじめとして韓国最大野党の「共に民主党」の指導部が総出動して「尹錫悦政権が戒厳を宣布しようとしている」と主張している。彼らが挙げる“状況証拠”はこれだ。まず、尹大統領の高校(冲岩高)の先輩、金龍顯(キムヨンヒョン)元警護処長の国防部長官(国防相)任命が始まりだ。

【韓国紙】度を越した金泰孝氏への“親日”攻撃

韓日軍事協力の象徴のようになった韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の歴史は波瀾(はらん)万丈だ。盧泰愚政権は1989年、日本にGSOMIAを提案したが拒絶された。当時、北朝鮮を自由に出入りする朝鮮総連(在日朝鮮人総連合会)の人々を追跡して対北朝鮮情報力を養おうとしていた計画は失敗に終わった。

「親日」狩りに走る韓国左派 閣僚・次官任用で禁止法案

このところ韓国で日韓関係改善を重視する尹錫悦政権に「親日派」のレッテルを貼り、イメージダウンを図ろうとする左派系野党の動きが相次いでいる。特に最大野党・共に民主党は閣僚や次官などの任用に「親日派」を禁止する特別法案を発議するなどエスカレート気味だ。

【韓国紙】“福島怪談”ウソ明らかでも自省しない勢力

日本政府が昨年8月24日、福島第1原発の汚染水(処理水)放出を始めて1年が過ぎた。国務調整室は21日のブリーフィングで、「放出開始後、今年8月19日まで総計4万9633件の放射能検査を完了した」として、「安全基準を逸脱する事例は1件もなかった」と明らかにした。国連傘下の国際原子力機関(IAEA)はもちろん、韓国の科学界も同じように展望していただけに、予想された結果といえる。

遠のく夢?朝鮮半島統一 準備不足の南 門閉ざす北

韓国の尹錫悦大統領が今月15日に北朝鮮との統一構想を明らかにし、統一の行方に再び関心が集まっている。だが、韓国も北朝鮮も国内事情が逆に統一を遠ざけているのが実情。「世界唯一の分断国」と言われて久しいこの半島に「統一の春」は訪れるのだろうか。

【特報】北の「統一放棄」に失望「拉致認めた時より衝撃」総連関係者ら動揺浮き彫り

在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の方針に沿って長年、北朝鮮の理念や政策を支持してきた朝鮮総連関係者が先月訪韓し、北朝鮮の金正恩総書記が昨年末から今年初めにかけ、韓国について「統一の対象とみなさない」「敵対的な二国間関係」と発言したことに失望して苦悩している心境を吐露したことがこのほど分かった。北朝鮮主導の統一を夢見てきた在日朝鮮人社会の動揺ぶりを浮き彫りにしたものと言える。

【韓国紙】「南北統一」自由民主主義統一こそ北同胞生かす道

尹錫悦大統領が第79周年光復節(日本統治からの解放日)慶祝式で発表した「8・15統一ドクトリン」は、自由民主主義体制という統一の志向するところを明確に表明し、意味が大きい。北朝鮮住民の自由熱望を刺激して国際社会の支持を拡大し、北朝鮮が変化するように導くという推進戦略は、前例がないほど攻勢的だ。北朝鮮との体制競争で勝ったという自信を読むことができる。

統一の笛吹けど踊らず 尹大統領構想に反応冷ややか―韓国

韓国の尹錫悦大統領は今月15日の「光復節」(日本統治からの解放記念日)行事で演説し、北朝鮮住民が「自由統一」を渇望するよう誘導するという自身初となる南北統一構想を明らかにした。ただ、国内は「実効性がない」「吸収統一は北朝鮮の反発を招く」などと冷ややか。近年は若者を中心に統一に消極的な人も増え、盛り上がりに欠けそうだ。

【韓国紙】民生に焦点? 「尹の8・15、李の8・18」

尹錫悦大統領が12日、李明博元大統領に会ったという。就任の初っぱな、狂牛病騒動を体験した李元大統領は政権後半期の国政キーワードとして「公正な社会」を掲げた。2010年の8・15光復節の祝辞を通じてだ。

【韓国紙】北朝鮮・金正恩氏の“核談判”に備えよ

北朝鮮の金正恩総書記が権力を握って13年が経(た)った。今年、彼の顔が単独で刻まれたバッジが初めて公の場に登場した。最高指導者として先代と同じクラスに入ったという評価が出ている。

お騒がせ前・現ファーストレディー 高級バッグに派手な外遊-韓国

韓国ではここ数年、大統領夫人を巡る疑惑が相次ぎ浮上し、国政運営の足枷(あしかせ)になっている。尹錫悦大統領の夫人、金建希氏(51)は約2年前に高級バッグを受け取った収賄疑惑がいまだに尾を引いている。一方、文在寅前大統領の夫人、金正淑氏(69)も夫の在任中、単独でインドを訪問した際の渡航費が法外な金額だったことが後に判明し、物議を醸した。与野党対立の火種になっている。

【韓国紙】バイデン氏の大統領選撤退と韓国・アメリカの関係

ジョー・バイデン大統領が結局、大統領選挙から撤退し、カマラ・ハリス副大統領に席を譲った。ハリス氏の登場で米国の同盟諸国やパートナー諸国は米大統領選に対する一抹の期待を持つようになった。

【韓国紙】東京都知事選 “アンチ”が共存した日本の遊説会場

7月1日、東京・秋葉原駅近くの広場で行われた小池百合子東京都知事の遊説現場は興味深かった。彼女は「(任期)8年間で146の政策目標のうち90・3%、139を実現し推進中」だとして支持を訴えた。

韓国「反日銅像」阻止の道険し 独・伊にも拡散

韓国で徴用工像や慰安婦像などいわゆる「反日銅像」の設置を阻んだり、既存の像を撤去させようという動きが労働組合の抵抗や世論の無関心などに阻まれ、滞っている。尹錫悦政権は一貫して日韓関係重視の姿勢を維持しているが、像の設置阻止や撤去に乗り出せば、「反日」を国内政治に利用する左派から「親日派」と非難されかねず、思い切った措置を講じられないとみられる。

【韓国紙】暗殺未遂で勢いづく“トランプ大勢論”

去る13日、米ペンシルべニア遊説現場で発生したトランプ前大統領の暗殺未遂に世界は驚いた。幸い、銃弾が右耳の上部を貫通してトランプ氏は劇的に命拾いしたが、米国政治の極端な二極化と民主主義の危機の深刻な兆候だといえる。

【韓国紙】北海道の警笛とオーバーツーリズム問題

最近、日本社会の話題の中の一つは観光だ。今年、日本を訪れた外国人の数は4月で既に1000万人を超えた。通りにあふれるほどの観光客はこの国の活気を増している

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