欧州の最新記事

最新記事一覧

仏経財相「経済問題は天然ガスのみ」

ロシア軍がウクライナの首都キエフの占領に動く中、ルメール仏経済・財務相は、ヨーロッパに影響を与える可能性のある「唯一の実体経済の主題は天然ガスだ」と主張した。ウクライナへのロシア軍の侵攻から2日後、軍が首都キエフを占領しようとしている間、欧州連合(EU)の議長国フランスは決定的な効果のある経済制裁を模索している。

ロシアで「反戦デモ」、プーチン政権に危機感

 ロシアによるウクライナ侵攻が発表された24日、国内外で「反戦デモ」が同時多発的に開かれた。プーチン政権は首都モスクワで機動隊を投入し、老若男女を問わず参加者を拘束。素早い弾圧の背景にあるのは、自国世論の反発が拡大すれば、作戦遂行に支障を来すとの危機感だ。

米欧、追加制裁でロシア経済を締め出しへ

 米国と欧州連合(EU)が24日に発表した対ロシア追加制裁は、同国経済を国際金融・ビジネスから長期的に締め出すことで、ウクライナに侵攻するプーチン政権の中枢や軍の弱体化を狙ったものだ。一方のロシアは中国との結び付きで孤立回避を図っており、米欧との対立は「新冷戦」の様相を見せている。

ウクライナ軍事侵攻、世界経済に大きな影

 ロシアによるウクライナ軍事侵攻が、世界経済の先行きに大きな影を落としている。両国とも原油や小麦などのコモディティー(商品)の有力輸出国だけに、供給不安から関連相場が高騰。各国を悩ますインフレを加速させ、新型コロナウイルス危機からの回復を阻害する恐れが浮上している。

「街を出るのは不可能」、一日中響き渡る砲火音

 ロシア軍の侵攻を受け、戦火に見舞われたウクライナでは、首都キエフに次ぐ第2の工業都市、北東部ハリコフも24日は一日中砲火の音が響き渡った。ロシアの進軍ルートにあるとされ、眠れぬ夜を過ごした市民は25日、「街を出るのは不可能」と震えるように話した。

ロシア軍のウクライナ侵攻、 爆発で100人死亡か

 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア軍の本格侵攻を受け、全土に戒厳令を敷いた。既に親ロシア派武装勢力が実効支配していたウクライナ東部のみならず、隣国ベラルーシや、ロシアが2014年に一方的にウクライナからの併合を宣言したクリミア半島からもロシア地上部隊が侵入。現地からの報道によれば、民間人を含め100人前後の死者が出ているもようだ。

プーチン露大統領、「情報戦」で現状変更を狙う

 ロシアは帝国の復活を企図していない-。こう述べていたプーチン大統領は24日早朝、国民向けの演説で、同じスラブ民族が暮らす旧ソ連ウクライナでの軍事作戦を発表した。国営メディアが「東部住民がウクライナ軍に攻撃された」と報じ、情報戦で混乱する中での侵攻。「住民が虐殺されている」という口実をロシア国民がどれほど支持しているかも怪しい。ソ連崩壊から30年。力によって現状の変更を試みるロシアは「大国」たり得るのだろうか。

巨大隕石衝突は北半球の春、白亜紀末恐竜に打撃

 約6600万年前の白亜紀末に巨大隕石(いんせき)が衝突し、現在のメキシコ・ユカタン半島沿岸に「チチュルブ・クレーター」が形成された時期は、北半球の春だったとみられることが分かった。スウェーデン・ウプサラ大などの国際研究チームが、衝突直後に土砂に埋まって死んだチョウザメ類の骨などを分析した成果として発表した。論文は24日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

高まるロシアの脅威、非常事態宣言を発令へ

 ウクライナ国家安全保障・国防会議は23日、非常事態宣言を発令する方針を決めた。同会議のダニロフ書記が発表した。国会での承認を経て正式に発令される。ロシアが21日に東部の親ロシア派支配地域の独立を承認し、他の地域へも侵攻の脅威が高まっていることを受けた措置。

日米欧 対露制裁発動 ウクライナ情勢

 バイデン米大統領は22日、ホワイトハウスで演説し、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を一方的に承認し、派兵を決定したことについて、「ロシアによる侵攻の始まりだ」と非難。第1弾となる対露制裁を発表した。バイデン氏は「端的に言えば、ロシアはウクライナの領土の大きな一部を切り取ることを発表した」とした上で、プーチン氏が「力によりさらなる領土を奪うための口実を設定した」と批判。さらに「紛れもない国際法違反であり、国際社会の断固たる対応が求められる」と訴えた。

上手に滑れたかな? タイタニックで飛び込み

 19日、スイス西部ヤウンで開かれたウオータースライダー大会で、「タイタニック号」を模したそりに乗り、スキー場の雪を掘って造られたプールに勢いよく飛び込む参加者。

高木美帆が金メダル、無心の滑走で頂点

 中学3年で出たバンクーバー五輪の女子1000メートルは、最下位の35位だった。あれから12年。27歳になった高木美がついに金メダルをつかんだ。日の丸をはためかせて誇らしげに笑うオールラウンダー。大会ラストのレースで「自分の全てを出し切ることができた」。会心の滑りだった。

フィギュア女子、ROCの牙城崩した坂本花織

 強豪ROC勢3人が上位を独占するとの見方もあったフィギュアスケート女子。日本勢1番手の坂本が、牙城を崩した。高難度ジャンプがなくても躍動感のある演技で、6位だった前回平昌五輪から大きく、価値あるステップアップを遂げた。

ノルディック複合日本団体、念願のメダル獲得

 先輩3人がつないでくれたメダル圏内の位置。アンカーを任され「すごくプレッシャーがあった」と言う最年少の山本は、ドイツ、オーストリアと2、3位を争う展開に。激しいラストスパート勝負で力を振り絞って3位を確保すると、叫びながら両腕を挙げた。

ベルリン映画祭、スペイン監督作品に最高賞

 第72回ベルリン国際映画祭の審査結果が16日に発表され、スペインのカルラ・シモン監督による「アルカラス」が最高賞に当たる長編コンペ部門の金熊賞を受賞した。

仏大統領選 極右ゼムール候補 支持表明はなし

 最新の世論調査で4月に予定されるフランスの大統領選挙でマクロン現大統領、ルペン国民連合党首に次ぎ、3位につけている極右の政治評論家エリック・ゼムール候補が15日、トランプ前米大統領と40分にわたって電話会談を行った。トランプ氏との類似点を強調したいゼムール氏は、トランプ氏の支持を得るには至らなかった一方、トランプ氏からアドバイスを受けたことを明らかにした。

ウクライナ緊迫 イスラエル首相、退避呼び掛け

 イスラエル政府は13日、ウクライナに駐在するイスラエル大使館職員や外交官の家族を帰国させた。大使館での業務が継続できるよう、イスラエルから追加の職員が派遣された。ガンツ国防相は、ロシア軍がウクライナに侵攻した場合にイスラエル人を避難させる必要があることから、イスラエル軍に避難者輸送の準備を命じた。

独身制の廃止訴え カトリック マルクス枢機卿

ーマ教皇フランシスコの最側近の一人、ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿(すうききょう)が、聖職者の独身制廃止を訴えたことが、独教会ばかりか、世界のカトリック教会に大きな波紋を投げ掛けている。

独身制の廃止訴え カトリック マルクス枢機卿

 ローマ教皇フランシスコの最側近の一人、ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿(すうききょう)が、聖職者の独身制廃止を訴えたことが、独教会ばかりか、世界のカトリック教会に大きな波紋を投げ掛けている。

仏大統領選 原発争点化 EU全域の問題にも

今年4月に予定されるフランスの大統領選の争点の一つに原発問題が浮上している。代替エネルギーに懐疑的な右派、中道のマクロン大統領も原発支援の立場だ。全電力の約70%を原発に依存する原発大国フランスの次の選択は、欧州連合(EU)に大きな影響を与える。今年、原発全廃を予定するドイツと対照的な政治の争点として注目されている。

上昇気流(2022年1月28日)

英国のジョンソン首相が、新型コロナウイルス感染対策でロックダウン(都市封鎖)中、首相官邸で複数のパーティーを開いていた件で批判を浴び窮地に立っている。内部調査とは別にロンドン警視庁も刑事事件として捜査を開始した。

コロナ感染 最多50万人超 仏政府「ピークはまだ」

 フランスの25日時点の直近24時間の新型コロナウイルス感染者数が50万1635人と過去最多を記録した。同国で1日の感染者が50万人を超えるのは初めてで、仏政府は第5波のオミクロン株の感染拡大はいまだピークに達していないとの認識を示した。24日から実質的なワクチン接種義務化に踏み切り、未接種者に対しては厳しい行動制限が課せられている。

問われる「欧州の存在感」

 ロシアがウクライナ東部国境線沿いに10万人規模の部隊を展開させ、ウクライナ侵攻をちらつかせている。10日にジュネーブで米露の「戦略的安定対話」、12日に2年半ぶりの「北大西洋条約機構(NATO)・ロシア理事会」、13日には欧州安保協力機構(OSCE)が開催されたが、歩み寄りはなく、会合は成果なく終了した。欧州メディアでは「隣接するウクライナの危機で欧州の存在感が見られない」と、米露両国の交渉に依存する欧州の現状にもどかしさと懸念の声が聞かれる。

EU、3月末に中国と首脳会談 リトアニアへの圧力を非難

 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は14日、3月末に中国との首脳会談を開催することを明らかにした。台湾の代表機関を開設したリトアニアに対して中国が貿易圧力を強めており、対中政策をめぐって明確なメッセージを伝える予定だ。

「ゴリアテに対するダビデ」 リトアニアの対中勇敢外交

 人口約280万人の欧州連合(EU)の小国、リトアニアが昨年11月に「台湾」の名の下に駐在員事務所の開設を認めたことについて、英BBCはじめ複数の欧州メディアが、リトアニアは「中国というゴリアテに対するダビデ」と報じ、今もEU・中国間の緊張関係の最前線として注目されている。

フランスを襲うオミクロン株 実質的ワクチン義務化へ

 フランス政府は昨年後半、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大で、新たな対策に乗り出した。同様に感染者数が過去最多を更新している英国、イタリア、ドイツなどでも1月に一定の行動制限を実施する構えだ。特に3回目のワクチン接種の促進や未接種者の行動制限に踏み切る構えだが、反対派の抗議も起きている。

4月10日 フランス大統領選 対マクロン氏 右派が熱戦

 フランスは2022年4月10日の大統領選挙1回目投票(有効投票50%以上獲得した候補がいなければ24日決選投票)を控え、政治の季節に突入した。マクロン大統領に対して、今回は右派候補が熱く、左派候補は低調だ。ドイツと違い右旋回が目立っている。

スペイン観光"失われた時"を回復へ

 外国人観光客のみならず、国内でもその動きは早かった。日本のGoTo政策のような特別な優遇策は打ち出さなかったが、単に人の移動やホテル、レストランなど観光関連業種の規制を緩和するだけで昨年夏季のバカンス・シーズンには、これまでの規制による鬱憤(うっぷん)を爆発させるかのように、多くの人が地中海岸のリゾート地などに押し掛けた。

ロックダウン慣れする国民 オーストリア

 2021年春、ワクチン接種が開始されたこともあって、政府も国民もコロナ禍からの脱出の日が近い、と希望を感じ、同年の夏季休暇では海外で休日を楽しむ国民が増えた。しかし、秋からは20年と同様、新規感染者が急増し、11月に入ると過去24時間で1万5000人を超える新規感染者が出てきた。過去2年間での最多記録だ。

デュアルライフの普及 フランス

 2020年3月以降に実施されたコロナ禍の外出禁止令で、仕事は在宅のテレワークに移行した。それをきっかけにパリ首都圏に住む住民が、田舎へ引っ越す現象が起き注目された。
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