中国の最新記事

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「参院で対中非難決議を」

中国弾圧下の諸民族訴え 通常国会の会期末が迫る10日、参院での対中非難決議と人権侵害制裁法の成立を求めて東京・永田町の国会議員会館前で集会が行われた。 中国共産党の弾圧を受けている諸民族の出身者らが参加し、プラカードなどを手に「中国に対して正しくNOと言える国をつくってほしい」などと訴えた。 日本ウイグル協会をはじめ、チベット、南モンゴル(内モンゴル自治区)、香港の出身者による八つの団体が集まった。

「新疆公安ファイル」流出の衝撃 弾圧の実態示す決定的証拠

中国・新疆ウイグル自治区の人権侵害問題に関し、中国当局が少数民族ウイグル族を強制収容していた残酷な実態を裏付ける内部資料「新疆公安ファイル」が先月下旬流出し、世界中のメディアが一斉に報じた。

「虐殺を風化させるな」 中国大使館前で抗議集会

中国当局が民主化運動を武力鎮圧した天安門事件から33周年を迎えた4日、在日中国人らが東京都港区の中国大使館前で、「天安門事件を忘れない」と抗議活動を行った。主催は天安門事件33周年抗議集会実行委員会(実行委員長=民主中国陣線日本代表の王戴さん)。 王戴さんは「中国共産党政府は(天安門事件の)虐殺を風化させようとしているが、私たちは絶対に忘れない」と話し、事件の真実を隠蔽(いんぺい)しようとする中国当局を非難した。 南モンゴル(中国の内モンゴル自治区)出身のオルホノド・ダイチンさんは、中国当局が民衆の声を無視していると糾弾し「中国共産党政権が崩壊しない限り、中国人の民主化はあり得ない」と訴えた。 同日夜には、JR新宿駅南口で、追悼集会(主催=Stand with HK@JPN)が行われた。集まった人々はキャンドルを手に、犠牲になった人々を追悼するとともに、中国の民主化と平和を祈った。

【上昇気流】(2022年6月4日)

明の成祖・永楽帝が北京に遷都して築いた承天門は、その後焼失し、清の世祖・順治帝の時代に再建されて天安門と呼ばれるようになった。その門前の天安門広場が6月4日(1989年)、血に染まった。

「強制収容の動かぬ証拠」 中国の流出内部資料

中国・新疆ウイグル自治区の強制収容所に関する内部資料が流出したことを受けて29日、在日ウイグル人らが東京・新宿駅で街頭活動を行った。

中国、太陽光パネルを迂回輸出か

バイデン米政権は、中国の太陽光パネル製造業者が東南アジア4カ国を経由して輸出することで米国の関税を不当に迂回(うかい)しているかどうかを調査している。太陽光発電の推進に遅れをもたらすとして業界団体などは反発する一方で、不公正な貿易の是正や中国政府によるウイグル人らへの強制労働の懸念などから調査を支持する声も強く、政権の今後の対応が注目される

南モンゴル 強まる中国同化政策 家族通じ日本在住者に圧力

南モンゴル(中国の内モンゴル自治区)は満州国の一部であった時代があり、日本と縁の深い地域だ。その南モンゴルで、中国当局が同化政策の一環として、モンゴル語への弾圧を続けている。こうした動きに反発し、言語や文化を守ろうと立ち上がったモンゴル族への圧力は、日本在住者やその家族にまで及んでいる。

中国ゼロコロナ政策の失敗 揺らぐ政治体制の優位性

国際情勢を分析している米調査会社「ユーラシア・グループ」は年初、「今年の10大リスク」を発表し、世界経済最大のリスクは中国が進めるゼロコロナ政策が失敗することだと指摘した。

【社説】米中協議 中国は国際的責任を果たせ

米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国の外交担当トップである楊潔篪共産党政治局員がローマで会談した。両氏の会談は2021年10月以来、5カ月ぶりである。この会談でサリバン氏は楊氏に対し、ウクライナ情勢をめぐる中国とロシアの連携に深い懸念を伝えた。

【社説】中国全人代 共産党の「赤い野心」に警戒を

中国の全国人民代表大会(全人代)が北京で開幕した。今秋予定される5年に1度の共産党大会で、異例の党総書記3期目を目指す習近平国家主席にとって重要な節目となる大会だ。

中国 侵攻の計算見直しか 【ウクライナ危機-識者に聞く】

ロシアによるウクライナ侵攻が国際秩序に激震をもたらしている。この危機をどのように捉え、対応していくべきなのか。識者に聞いた。

ウクライナ侵攻 台湾海峡にどう影響 ―武居智久・元海上幕僚長が分析

 ロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を大きく揺さぶっているが、台湾統一を目指す中国の戦略にも影響を及ぼすことは間違いない。武居智久・元海上幕僚長は、笹川平和財団が2月28日に開いた報道関係者向けのオンラインセミナーで、ウクライナ侵攻が台湾海峡に与える影響について以下の分析を明らかにした。

日本選手団が出発、明るく「行ってきます」

 北京冬季パラリンピック(3月4日開幕)に出場する日本選手団第1陣が、結団式から一夜明けた25日午前、成田空港発の専用機で開催地の中国に向けて出発した。

北京パラリンピックに臨む日本選手団が結団式

 3月4日に開幕する北京冬季パラリンピックに臨む日本選手団の結団式が24日、東京都内で行われた。新型コロナウイルス感染防止のため、出席者は主将を務めるアルペンスキー女子の村岡桃佳(トヨタ自動車)、旗手のノルディックスキー距離男子の川除大輝(日立ソリューションズJSC)らに限られ、他の選手はオンラインで参加した。

ロコ・ソラーレが会見、藤沢五月「すごく感謝」

 北京五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子日本のロコ・ソラーレが23日、オンラインで記者会見し、スキップの藤沢五月は「最後までこのチーム全員で戦い切ることができて、すごく感謝している」と心境を語った。

上昇気流(2022年2月23日)

人間社会は数字で評価するものの方が圧倒的に少ない。日常の行動の一つ一つが評価の対象となる。評価される側は、模擬試験と違い、自分にどういう評価が下されたかは教えてもらえない。知らぬまま日常を送るしかないのは古今東西変わらない。。

「デジタル人民元」、北京五輪でアピール

 中国は北京冬季五輪の会場で、デジタル通貨「デジタル人民元」の技術力や利便性のアピールに努めた。人民元の将来の国際化も視野に、デジタル元の実力を外国人に体感してもらう絶好の機会だったが、新型コロナウイルス禍で厳しい入国制限が取られたことが足かせとなり、必ずしも当局の思惑通りにはいかなかったもようだ。

北京冬季五輪が閉幕、言葉で熱戦を振り返る

 北京五輪で日本は冬季大会最多のメダル18個を獲得した。海外勢を含めた印象的な言葉で熱戦を振り返る。

北京五輪でメダル最多18個、コロナ禍でも前進

 日本は北京五輪でメダル18個を獲得した。冬季で最多だった前回平昌大会の13個から5個増。新型コロナウイルス下で先が見通しにくい状況だった中、伊東秀仁選手団長は「最強のチームジャパンを実証した」と誇り、前進していることを結果で示した。

カーリング日本女子、流れつかめず英国に完敗

 第9エンド終了時で英国との点差は7点となった。日本は負けを認める「コンシード」を宣言。「決勝が一番あっという間に時間が過ぎた。まだここに立っていたかった」とリードの吉田夕は涙を流した。憧れ続けた決勝の舞台。戦いを終えて胸中にあふれたのは充実感よりも悔しさだった。

涙の銀、ロコ・ソラーレ「心の筋肉で重圧を克服」

 北京にはいなくても、ずっと4人を支えていた。カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の生みの親でもある本橋麻里さん(35)は、チームの代表理事として選手の活躍を見守った。銀メダル獲得に、「一人一人が強さと弱さに向き合ってきた4年だったが、成熟度が増して世界で戦えるチームになった」と祝福のコメントを寄せた。

五輪閉会式、ハイライト映像に羽生結弦が登場

 開会式同様、閉会式は「一つの世界、一つの家族」がテーマ。ステージ中央の上部で雪の結晶を模した巨大な聖火台が回転する中、各国・地域の選手団が入場した。メダルを首から下げたり、肩車をしたりしながらリラックスした表情を見せ、それぞれが特別な瞬間を楽しんだ。

フィギュア三浦・木原組、歴史刻む7位

 29歳の木原は、20歳で初代表の三浦と連携を深めて北京に乗り込んだ。3度目の五輪は、フリーにさえ進めなかった過去2大会とは手応えが全く違っていた。7位でペア日本勢初の入賞。フィギュア界に歴史を刻んだ。

高木菜那、マススタートでも“魔物”再び

 2冠から4年。高木菜が2種目で連覇を目指した北京五輪は、無情の結末を迎えた。女子団体追い抜きと同じく、マススタートでも最終カーブで転倒。「全然駄目なレースをしてしまった」と自分を責めた。

カーリングの43歳石崎琴美、最年長メダリストに

 カーリングで日本勢初の銀メダル以上を確定させた女子のロコ・ソラーレ。一昨年に加入し、縁の下からチームを支えてきた43歳のリザーブ石崎琴美は、冬季五輪の日本最年長メダリストとなった。

ワリエワ選手の異名「絶望」は日本ファン発祥?

 高い演技力と共に、ドーピング問題でも注目を集めた北京五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(15)=ロシア・オリンピック委員会=。ライバルたちを諦めの心境に突き落とす「絶望」の異名を持つ、と一部メディアで紹介されている。ただ、由来をたどると、約3年前の日本のフィギュアファンのつぶやきにたどり着く。

熱戦を中継中、ずらりと並んだカメラ

 ノルディックスキー・ジャンプの会場に設置されたオリンピック放送機構のカメラ。(時事)。

カーリング女子、歴史を塗り替えて夢の決勝へ

 日本カーリング界の歴史を再び自分たちで塗り替えた。女子で、ロコ・ソラーレの日本が世界選手権覇者のスイスを破って日本勢初の決勝進出。4人は抱き合って、快挙の味をしみじみとかみしめた。

「頑張った」、坂本花織選手の地元・神戸も祝福

 「よく頑張った」「ゆっくり休んで」。北京五輪のフィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した坂本花織選手(21)の出身地神戸市では、快挙達成から一夜明けた18日、地元住民や恩師らから祝福の声が上がった。

羽生結弦選手が練習、ロック3曲で舞う

 北京五輪のフィギュアスケート男子で4位だった羽生結弦(ANA)が17日、大会の練習リンクで滑り、過去のショートプログラム(SP)で使用したロック3曲で舞った。羽生は「見ていただくからには全力でやりたいなと思って、きょうは楽しいものを詰め込みました」と笑顔で話した。

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