中南米の最新記事

最新記事一覧

ブラジル最高裁、動画サイト「ランブル」に停止命令

ブラジル最高裁のモラエス判事は21日、米・ブラジルの保守派に人気がある動画共有サービスの「ランブル」のサービス停止を決定、ブラジル国内のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)各社に対して24時間以内に接続を切るように命じた。

動画サイト「ランブル」、21日にも停止か ブラジル

【サンパウロ綾村悟】ブラジル最高裁のモラエス判事が19日、動画共有サービスの「ランブル」に対して、48時間以内にブラジルでの法定代理人を指名しなければブラジル国内でのサービスを停止すると命じた。ブラジルのフォーリャ紙(オンライン版)が20日付で報じている。

トランプメディア 最高裁判事を提訴 ブラジル

トランプ米大統領が所有するメディア企業などが19日、ブラジル最高裁のモラエス判事をフロリダ州タンパの米連邦地方裁判所に提訴した。提訴したのは、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)と、同社と提携する動画共有サービス「ランブル」の2社。

ボルソナロ前大統領を起訴 ブラジル

ブラジル連邦検察庁のパウロ・ゴネ検事総長は18日、右派・自由党(PL)名誉総裁、ボルソナロ前大統領を含む34人を、クーデター未遂などの罪で最高裁に起訴したと発表した。被告は、前政権の国家安全保障顧問や軍高官を含む。

リオデジャネイロで44度、過去最高 ブラジル

熱波に襲われている南米リオデジャネイロで17日、現在の観測システムが始まって以来最高の44度を記録した。

大西洋岸森林の森林破壊進む ブラジル

英誌ネイチャーの姉妹誌「ネイチャー・サステナビリティ」に13日、ブラジル大西洋岸森林での森林破壊に関する共同論文が掲載された。

ルラ大統領の支持率急低下 インフレ、失業率など原因 ブラジル

ブラジルの世論調査会社ダッタ・フォーリャ社は14日、ルラ大統領の支持率が3回の任期(2003~11、23年~)中、最低の24%まで下落したとする最新の世論調査結果を報じた。

海底油田をめぐり大統領が苦言 開発求め圧力 ブラジル  

ブラジル北東部アマパ州沖の海底油田開発を巡り、開発派のルラ大統領が12日、慎重派の環境・再生可能天然資源院(IBAMA)に対して苦言を呈する一幕があった。

トランプ米政権に関税回避を要請へ ブラジル

ブラジルのジェラルド・アルキミン副大統領は12日、米国の対ブラジル貿易が黒字になっていることなどを背景に、トランプ米政権に対して鉄鋼・アルミニウム製品への関税回避を求めていく方針を明らかにした。アルキミン氏は、開発・産業・貿易・サービス大臣を兼任している。

米の鉄鋼関税に報復検討か SNS最大市場を背景に―ブラジル

トランプ米大統領が同国に輸入される鉄鋼・アルミニウムに25%の関税を課すと発表したことを受け、ブラジル政府は10日、米国のハイテク企業に報復課税を検討しているとフォーリャ紙(電子版)が報じた。政府関係者が匿名を条件に同紙に明かした。

右派と反米左派が接戦、決戦投票へ―エクアドル大統領選挙

南米エクアドルで9日、現職右派ダニエル・ノボア大統領(37)の任期満了に伴う大統領選挙が実施され、ノボア氏と反米左派ルイサ・ゴンサレス元国会議員(47)の2人が、4月13日に行われる決選投票に進むことが決まった。

コロンビア大統領、コカイン合法化主張 「ウイスキーの方が有害」

南米コロンビアの反米左派ペトロ大統領の麻薬をめぐる発言が波紋を呼んでいる。

9日にエクアドルで大統領選挙  現職と左派の一騎打ち

南米エクアドルで9日に現職の右派ダニエル・ノボア大統領(37)の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。任期は4年。

違法伐採業者の環境破壊、罰金徴収進まず ブラジル

アマゾン熱帯雨林の保護に取り組む非営利団体の「人とアマゾン環境研究所(IMAZON)」は4日、アマゾンでの環境破壊行為に関して、検察当局が命じた罰金刑のうち、実際に支払われるのはわずか5%との調査結果を発表した。政府系ブラジル通信が報じた。

アルゼンチン WHO脱退 未成年の性別適合手術禁止も

南米アルゼンチンのミレイ大統領は5日、世界保健機関(WHO)からの脱退を表明した。さらに18歳以下の未成年者に対する性別適合手術やホルモン治療を禁止することも発表した。WHO脱退に関しては、米国のトランプ大統領が就任初日の先月20日に脱退を発表、また同28日には19歳未満に対する性別適合のための治療や手術を行うことを制限する大統領令に署名しており、トランプ氏の動きに追随した。

米国の犯罪者受け入れへ エルサルバドル 米州最大の巨大刑務所活用 国籍問わず収容

中米エルサルバドルのブケレ大統領は3日、中米・カリブ海5カ国を歴訪中のルビオ米国務長官と会談し、米国の刑務所に収監されている犯罪者を、有償で引き受ける用意があると提案した。

トランプ外交吹き荒れる中南米 不法移民送還巡って懸念も

トランプ米大統領が、中南米に対して次々と打ち出す政策が、近年のこの地域での米国の存在感と役割を大きく変えつつある。トランプ氏就任から約2週間、すでにパナマが中国の一帯一路からの離脱方針を表明するなど、バイデン政権下で薄れていた中南米での米国の存在感を見せつけている。一方、不法移民の強制送還を巡っては、一部の国で社会構造が崩れかねないとの指摘も出ており、地域経済の成長や復興に向けた支援も必要となりそうだ。

ブラジル大統領、米国が関税発動なら報復の構え

ブラジルのルラ大統領は30日、トランプ米大統領がブラジルに対して関税を課した場合、ブラジル政府が報復関税を米国にかける用意があると示唆した。

メキシコ大統領、関税回避を楽観

メキシコのシェインバウム大統領は29日、米国がメキシコに対して2月1日に発動すると警告している25%の関税導入を避けられるとの見通しを発表した。トランプ米大統領は、メキシコが不法移民問題や合成麻薬「フェンタニル」の密輸に対して十分な対応を行っていないとして、25%の関税を課すと警告してきた。

ブラジル・ロシア両首脳が電話協議

ブラジルのルラ大統領は27日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ問題などに関して電話協議を行った。また5月にロシアを訪問する意向を発表した。政府系ブラジル通信などが報じた。

米国との自由貿易促進でメルコスル脱退も示唆 アルゼンチン

南米アルゼンチンのミレイ大統領は22日、南米南部共同市場(メルコスル)と米国の自由貿易協定(FTA)交渉が進まない場合、最悪のケースとしてアルゼンチンがメルコスルから脱退することもあり得ると示唆した。

左翼ゲリラとの和平交渉を中断 コロンビア

南米コロンビアのペトロ大統領は17日、左翼ゲリラ・民族解放軍(ELN)との和平交渉を中断すると発表した。ELNは、北東部のノルテ・デ・サンタンデール県で、元左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)の残党組織に対して戦闘行為を仕掛けており、19日までに一般市民を含めて80人近くの犠牲者を出している。また、数千人の住民が避難を余儀なくされているという。

ブラジル前大統領、渡米できず トランプ氏就任式に招待

ブラジル最高裁のモラエス判事は16日、ボルソナロ前大統領のパスポート返還請求を却下する判断を下した。ボルソナロ氏は、20日に行われるトランプ次期米大統領の就任式に招待されているが、渡米はできなくなった。ボルソナロ氏は、クーデター未遂などに関与した疑いで昨年2月にパスポートを押収されていた。

前大統領の旅券返還申請を却下か ブラジル

ブラジルの検察当局は15日、ボルソナロ前大統領が求めていた旅券(パスポート)返還申請を却下すべきだとの報告書を提出した。最高裁が今後、最終決定を下す予定。

米メタ、ファクトチェック廃止は「米国限定」 ブラジル

米メタ(旧フェイスブック)が、外部第三者機関による投稿内容の「ファクトチェック」(事実確認)廃止を発表したが、ブラジル政府には当面、それは米国限定と説明していたことが分かった。ブラジルのフォーリャ紙が14日付で報じた。

ブラジル、学校での携帯利用全面禁止 ルラ大統領が署名し成立

ブラジルのルラ大統領は13日、公立と私立のいずれの学校でも携帯電話(スマートフォン)の利用を禁止する法案に署名、成立した。幼稚園から高校まで国内全ての学校が対象となる。同法案は、昨年12月までに国会を通過、後は大統領の署名のみ手続きが残されていた。グロボ紙(電子版)などが報じた。

ブラジル、5年間で100万件の森林火災を記録―干ばつ被害、昨年は史上最悪

ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は12日、2020年から24年の5年間で100万件を超える森林火災がブラジル国内で発生したとの統計結果を発表した。INPEは、人工衛星を利用して、違法伐採の監視や森林の劣化や土地の利用状況などを監視している。政府系ブラジル通信が報じた。

反米左派大統領、3期目-ベネズエラ 国際社会は選挙不正指摘

南米ベネズエラで10日、独裁体制を敷いている反米左派マドゥロ大統領の3期目の就任式が行われた。任期は6年。昨年7月に実施された大統領選挙での勝利宣言に基づく就任だが、野党や欧米をはじめとする国際社会は選挙不正を指摘し、大統領就任に正当性がないと批判している。

ベネズエラ、野党指導者が一時拘束 マドゥロ大統領、3選目就任へ

反米左派マドゥロ大統領による強権政治が続く南米ベネズエラで8日、野党指導者のマリア・マチャド氏が治安部隊によって一時拘束されるも、その後解放されるという事態が発生した。ベネズエラでは、10日にマドゥロ大統領の3選目の就任式が行われる。昨年7月の大統領選挙では、事前の世論調査で野党統一候補のゴンサレス氏が圧倒的な支持率で当選確実と言われたが、選管当局がマドゥロ氏の3選を発表していた。マチャド氏は、治安部隊による拘束を恐れてここ数カ月はベネズエラ国内で身を潜めていたが、8日は首都カラカスで行われた反政府デモに参加していた。現地からの報道によると、拘束中に治安部隊から複数の動画の撮影を強いられたという。

メキシコ大統領 北米改名を逆提案 トランプ氏主張に

メキシコのシェインバウム大統領は8日、北米大陸の名称を現在の「ノース・アメリカ(北米)」から「メキシカン・アメリカ」に改名するように提案した。

人気記事(1週間)

おすすめ記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »