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チューリップの球根 皇室に献上/富山県砺波市

富山県砺波市(となみし)では、毎年、皇室に県産チューリップの球根を献上している。今年も先月、6品種計4500個を、天皇皇后両陛下と上皇陛下御夫妻、秋篠宮殿下御夫妻はじめ宮家の方々への発送準備が整った。

秋の野草、さまざま 東京郊外の里山を散策

東京郊外の里山を散策していると、今の時期、よく目にする植物がある。コセンダングサ、タウコギ、メヒシバ、ミゾソバ、イヌタデなど。

フランス美術事情 抽象の巨匠スーラージュ 反射する黒を追求

芸術家には夭逝(ようせつ)した天才画家もいれば、生前、まったく作品が売れず、死後何年も経って世界で高額で取引されているゴッホのような画家もいる。だが、世界に功成り名を遂げ、102歳まで生きて郷里に美術館が建ち、ルーヴルで追悼式典が行われた画家はピエール・スーラージュ以外にいないかもしれない。

現実主義、法治の新時代開く 東国武士の土地への執着

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送に合わせ、今年は鎌倉幕府や北条氏に関する出版が相次いだ。そんな中で、歴史小説の第一人者として活躍した永井路子の『つわものの賦』(昭和53年、文藝春秋)と、同じく司馬遼太郎『街道をゆく四十二三浦半島記』(平成8年、朝日新聞社)を読んで、改めて両作家の確かな史眼に感心させられた。

色の変化をイメージ 「大曲の花火ダリア」10品種咲く/秋田県

紫色の花を夜空に咲かせ、最後に先が銀色に乱れる花火をイメージした「紫銀乱(むらさきぎんらん)」。全国的に有名な「大曲の花火」にちなんで開発されたダリアが、秋田県大仙市の県立農業科学館の広場で次々と花を咲かせている。

城下町全体の臨場感伝える 一乗谷朝倉氏遺跡博物館オープン

福井市の一乗谷(いちじょうだに)朝倉氏遺跡博物館が、10月1日、オープンした。中世都市としては日本最大規模の遺跡の一角に建ち、戦国武将・朝倉氏が築いた城下町全体の姿を臨場感たっぷりに伝えている。

見えない力 写真で捉える 「野口里佳 不思議な力」展展/東京都写真美術館

題名になった〈不思議な力〉は2014年に発表されたシリーズで、日常生活の中にあふれている不思議な力を、写真で捉えようとして始まった。その力とは重力や、磁力や、表面張力のことで、目には見えない力を実験的に可視化してきた。

楠木正成奉納の甲冑など展示 「時代を変えた兵」展/春日大社国宝殿

奈良市の春日大社国宝殿で夏・秋季特別展として「春日大明神に祈る時代を変えた兵(つわもの)頼朝・義経から幕末まで」が開催中だ(12月13日まで)。国宝殿は春日大社が所有する国宝354点、重要文化財1482点を中心に多数の文化財を所蔵。時の有力者たちの奉納品を多く所蔵し「平安の正倉院」とも称される。

企画展 秋田の縄文遺産/県立博物館

令和3年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産登録を果たした。大湯環状(おおゆかんじょう)列石と伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡という二つの遺産を擁する秋田県だが、県内にある国・県指定の縄文時代の優品を集めた「企画展秋田の縄文遺産」が秋田県立博物館(秋田市)で開かれている(11月6日まで)。石や漆、魚、土器、そしてマツリ関連の土偶など縄文の全体像に迫る。

アサギマダラをマーキング 石川県宝達志水町の小学校

石川県宝達志水町の小学校で、「旅するチョウ」として知られるアサギマダラのマーキングが行われた。9月22日、押水第一小学校と宝達小学校、相見小学校の3年生38人が7班に分かれて、能登半島で最も高い宝達山(637㍍)山頂付近に登った。そこには「フジバカマ」や「アザミ」が群生しており、町の職員らがチョウのために大切に育てている。

手に取ると絵が浮かぶ 「石ころアート」/果物、魚、アニメキャラなど

拾ってきた石に絵を描く「石ころアート」を10年以上続けているのが、秋田県北部の三種町(みたねちょう)に住む宮田紘孝さん(82)。自身を「路傍の石愛好者」と呼ぶ。果物、魚、アニメのキャラクター、そして風景と絵柄は多種多様。ワークショップも開き、愛好者が増えている。

【フランス美術事情】「ムンク、生、愛、死の詩」展/オルセー美術館

オルセー美術館は、ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの全生涯の仕事を見渡せる「ムンク、生、愛、死の詩」展(来年1月22日まで)を開催中だ。

成し遂げたのはエルカーノ

時代を遡(さかのぼ)ること500年、1522年9月6日、大西洋が洗うスペイン南部の港町サンルカール・デ・バラメーダに、満身創痍(そうい)となった1隻の帆船が入港した。

企画コーナー展「一丈木遺跡」 秋田県

今から約5千年前、縄文時代中期の代表的な暮らしを伝える「一丈木(いちじょうぎ)遺跡」の紹介が秋田県埋蔵文化財センター(大仙市)で開かれている。隣接する美郷町(みさとまち)の所蔵品が中心の企画コーナー展だ。発掘された土器や石器、土製品など代表的な約百点を紹介。

小堀桂一郎氏の近著『國家理性及び國體について』

小堀桂一郎氏が、ここ数年の間に発表した三つの論文と三つの講演をまとめた『國家理性及び國體について』を明成社から上梓(じょうし)した。

高峰譲吉没後100年展 世界的化学者 起業家の顔も

金沢市の金沢ふるさと偉人館では、世界的な化学者高峰譲吉の没後100年を記念した企画展「Try,Try Again!―二千五百年の歴史に於て初めての人―」が始まった。

企画展「白瀬隊のペンギン」 秋田

今から約百年前、白瀬矗(のぶ)を隊長とした白瀬南極探検隊は南極に向かう海上で、船をめがけて遊泳してくる水鳥(みずどり)を網で捕獲した。日本人が初めて接したペンギンだった――。数多くのペンギンとの出合いを、隊員らの記録した絵と文章、写真、映像で紹介する企画展「白瀬隊のペンギン」が秋田県にかほ市の白瀬南極探検隊記念館で開かれている。

【フランス美術事情】ライヒェルの「内なる光」展

19世紀後半に古典的手法を脱却した西洋美術は、印象派、フォビスム、キュビスム、シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップアートなど、さまざまな個性あふれる運動を展開した。同時に、この時期は産業革命と科学の台頭、そして戦争も無視することはできない。

西村賢太氏と藤澤清造の墓に詣でる

今年2月54歳で亡くなった作家、西村賢太氏が眠る石川県七尾市の西光寺にある墓に詣でた。西村氏の墓は氏が心酔した七尾生まれの大正時代の私小説作家、藤澤清造の墓と対をなす生前墓として用意されていたものだ。

Kindle版「江藤淳全集」刊行開始

戦後の批評界、思想界に大きな足跡を残し、平成11年に亡くなった江藤淳のKindle版全集の刊行が始まっている。

第42回秋田県高等学校写真連盟展 「芸術」への高み目指す

先日、第42回秋田県高等学校写真連盟展が秋田県立美術館の県民ギャラリーで4日間にわたり開かれた。主催は県高等学校文化連盟(高文連)写真部会。

「メメント・モリと写真」展 東京都写真美術館

東京都写真美術館で「メメント・モリと写真」展が開かれている。「メメント・モリ」とはラテン語で「死を想え」という意味。日常生活が死と隣り合わせであることを示した警句だった。

街道で運ばれた輸入品 旅人に時を告げた小野神社 東京都町田市

鎌倉と上野国(こうずけのくに)を結んでいた鎌倉街道上道は、中世の東国での幹線道路だった。沿線には多くの武蔵武士が点在していたが、形成されたのは彼らの本拠ばかりではなく、交通集落としての宿もできていった。

企画展「加賀藩の武家社会と儀礼」 儀礼の数々 古文書で紹介

金沢市の前田土佐守家資料館で開催中の企画展「加賀藩の武家社会と儀礼」では、藩の上級武家だった同家で執り行われていた儀礼の数々が、古文書などで紹介されている。元日の登城拝礼に始まり、武家社会で重要視された儀礼の数々で、しきたりを重んじてきた武家社会の様子が垣間見られる。

【フランス美術事情】「エコール・ド・パリ(1900―1939)シャガール、モディリアーニ、スーティンたち」展

フランス人は夏の2カ月間、1カ月交代で太陽を求め、南へ向かう。コロナ禍でリゾート客が激減した2年間を打ち消すようにバカンスで大移動を開始しているフランスだが、今年は熱波の影響でリゾート地によっては苦戦中だ。

石原慎太郎氏の遺著『「私」という男の生涯』

今年2月に89歳で亡くなった石原慎太郎氏の遺著『「私」という男の生涯』を読んだ。帯には「『自分と妻』の死後の出版のために書かれた自伝」とある。石原氏には『わが人生の時の人々』『国家なる幻影 わが政治への反回想』などの自伝的な回想があるが、本書は脳梗塞に倒れ、肉体の衰えを自覚する中で書き始められた。

自然の景物とともに詩情豊かに

金沢市の金沢能楽美術館では、企画展「能楽FOUR SEASONS-春・夏編-」が開かれている。能楽には日本の四季のうつろいが、自然の景物とともに詩情豊かに表現されている。現行の約180曲のほとんどが「春夏秋冬」に分類され、「季不定」の能はせいぜい15曲程度という。

悪魔を払い祖先の霊慰める

秋田県能代市二ツ井(ふたつい)町に伝わる県指定無形民俗文化財の羽立大神楽(はだちだいかぐら)の由来は、300年ほど前にさかのぼる。一人の至芸(しげい)に達した芸人が同町飛根(とびね)の羽立の里を訪れ、病に伏した。そこで集落の人が介護したところ、お礼に伝わったとされる。獅子の胴幕は白黒赤の段だら模様で、白い御幣(ごへい)を両手に持ち激しく動き回る。とてもリズミカルだ。悪魔払いをし、神社の例大祭で神輿渡御(みこしとぎょ)の先導をし地域を巡行する。

旧約聖書の解釈の変遷 マルティン・ブーバーの試み

米国民の聖書についての信頼はかつてないほど下がっているという(小紙7月10日付「『神の言葉』と考える人20%」)。LGBT(性的少数者)の権利拡大や、家庭秩序の崩壊を考えると、道徳の根拠となってきた聖書についての結果も理解することができる。

あきた水と緑の森林祭 秋田県能代市

環境美化や森林への関心を高めようと第12回「あきた水と緑の森林祭」が、秋田県能代市二ツ井町の「道の駅ふたつい」でこのほど開かれた。同時に第33回「秋田杉の里 二ツ井まつり」が2日間にわたり実施され、地元秋田杉を使った木工品の展示即売や鍋敷き作りの木工体験が行われた。
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