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切り紙絵で新境地開いた巨匠 国立新美術館「マティス 自由なフォルム」展

東京・六本木の国立新美術館で「マティス自由なフォルム」展が開かれている。20世紀美術の巨匠アンリ・マティスの後半生の活動の舞台となる南仏ニース市のマティス美術館の所蔵作品を中心に、最晩年の切り紙絵に焦点を当てた。マティス芸術の集大成となったヴァンスのロザリオ礼拝堂も再現展示している。

北欧デザインの煌めき展/郡山市立美術館

北欧でデザインされた陶磁器やガラス器などの魅力に迫る展覧会が福島県郡山市立美術館で開かれている。

阿刀田高著『源氏物語を知っていますか』

『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が始まり、世界最古の長編小説を本格的に読んでみようという人もいるだろう。いきなり古典の『源氏物語』は難しいから、谷崎潤一郎をはじめとした現代語訳を読もうという人も少なくないと思われるが、それも全10巻近くで容易ではない。そこで勧めたいのが阿刀田高氏の『源氏物語を知っていますか』(新潮文庫)だ。

【フランス美術事情】ダ・ヴィンチの最高傑作「モナリザ」

近年、世界的名画が、環境保護の若い過激な活動家によって襲われることが増えている。フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」、クロード・モネの「干し草の山」、エドヴァルド・ムンクの「叫び」などが被害に遭っているが、中でも今年レオナルド・ダ・ヴィンチの最高傑作とされる「モナリザ」にカボチャのスープを投げつけた衝撃は大きかった。

東大寺に春を告げ 若狭と奈良を繋ぐ「お水送り」

東大寺に春を告げる祭り「お水取り」は修二会(しゅにえ)とも呼ばれ、1300年余の歴史がある。3月1日~14日まで繰り広げられ、クライマックスが12日深夜から翌日の未明だ。その水を送っているのが、福井県若狭地方。直線距離にして60㌔余り離れている。

水彩画家・春日部たすくとの交流描く 「会津人士交流録」展 斎藤清美術館

福島県会津出身の世界的木版画家・斎藤清と、会津出身の画家との交流に焦点を当てた企画展が斎藤清美術館(福島県河沼郡柳津町)で開かれている。

店蔵絹甚/埼玉県飯能市 歴史的建造物でひな飾り

埼玉県飯能市の大通り商店街は、江戸時代に、六斎市(ろくさいいち)と呼ばれる月に6回の定期市が開かれた所。「飯能縄市」ともいわれた。この通りには歴史的建造物がいくつも残っていて、その一つが市指定の有形文化財、「店蔵絹甚(みせぐらきぬじん)」だ。

渡辺保著『吉右衛門 「現代」を生きた歌舞伎役者』

「吉右衛門の訃報を聞いた時、私は足元の大地が崩れ落ちていくような、喪失感を味わった」

「築地塀を追いかける」/秋田城跡歴史資料館

秋田市立秋田城跡歴史資料館で企画展「築地塀(ついじべい)を追いかける-秋田城をめぐる2・2㎞の塀-」が開かれている。

スサノオ 高天原の悪神から地上で善神に転身

古事記などを読んでいると、神話時代の英雄ともいうべき人物が矛盾性を持っていることに気付かされる。

【フランス美術事情】リヨン美術館で「遺跡の形」展

日本では能登半島地震で生まれた瓦礫(がれき)が多くの人々の記憶に焼き付けられている。ウクライナの戦争で廃墟(はいきょ)と化した都市、パレスチナ自治区ガザの瓦礫の山を世界中の人々が映像を通じて目撃している。一方、美術の世界にも廃墟をテーマとした作品が残されている。

ワインの試飲と販売も 山梨県河口湖町「旅の駅」を歩く

山梨県河口湖エリアの観光地に、2022年6月、複合型商業施設「旅の駅」(写真)がオープン。このエリアには河口湖南岸に「道の駅かつやま」があり、名前が似ているが「旅の駅」の方が規模が大きい。

充実した文献「山内祥史文庫」 太宰治文学サロン/東京都三鷹市

東京のJR三鷹駅の近くに太宰治文学サロンがある。時々訪れる展示館で、企画展が面白かったが、2020年に三鷹駅前の三鷹市美術ギャラリーに太宰治展示室ができて、企画展はなくなった。

多様な自然と先人の知恵が育む 国立科学博物館で「和食~日本の自然、人々の知恵~」

東京・上野の国立科学博物館で特別展「和食~日本の自然、人々の知恵~」が開かれている。2013年に「和食;日本の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、関心が世界的に高まっている和食。その和食を和食たらしめているのは何かに科学の切り口で迫り、その成り立ちと全貌を紹介する。

年明けの厄除け神事・面様年頭/石川県輪島市

石川県能登半島の先端、輪島市では小正月になると奇怪な仮面を着けて家々を巡り、厄を祓(はら)う素朴な神事が受け継がれている。

文人達が愛した尾道の風光 千光寺公園の「文学のこみち」を歩く

かつて瀬戸内海の海運の要衝として栄えた広島県尾道市。近年は映画の街として注目を集めているが、江戸時代には、その風光の美しさに引かれ、頼山陽、十返舎一九らの文人が来訪。明治以降も志賀直哉ら多くの作家が訪れている。

エナジアムパーク・植物園/秋田県能代市

北東北の電源拠点となっているのが秋田県能代市の東北電力・能代火力発電所だが、排熱を利用した熱帯植物園では1年中、常夏の植物たちが私たちを迎えてくれる(写真)。植物園がある「サザンドームのしろ」館の一帯は「能代エナジアムパーク」と呼ばれ、「能代ねぶながし館」と冒険広場も備える。館内は来年1月31日まで、LED電球約2万個を使用したイルミネーションで飾られている。

我妻榮記念館を訪ねて/山形県米沢市

我妻榮(わがつまさかえ)は日本の民法学を確立した法学者で、伝統的法律学に社会学的手法を取り入れ体系化させたそれは「我妻民法」と呼ばれ、代表作「民法講義」は今日の民法学の基礎となっている。山形県米沢市にある我妻榮記念館(写真)を訪ねた。

【フランス美術事情】モネの代表作の一つ「ディエップ近くの崖の上」

印象派を代表する日本でも高い人気を誇るフランス人画家、クロード・モネは、マティス、ルノワールと並び、フランスが誇る巨匠の1人だ。パリ西方にあるジベルニーの住居には大量の浮世絵が飾られ、印象派の画家たちへのジャポニスムの影響を物語っている。

世界中の鉱物を中心に展示 「大こうぶつ展」秋田県立博物館

水晶や黄鉄鉱など代表的で美しい鉱物の標本約500点を集めた企画展「大こうぶつ展」が秋田県立博物館(秋田市)で開かれている。同館が集めた世界中の鉱物を中心に、秋田大学鉱業博物館、阿仁郷土文化保存伝承館、小坂製錬などの協力を得た。

「あぶくま洞」でコンサート/福島県田村市

福島県田村市にある鍾乳洞「あぶくま洞」の内部空間で12月、毎週土日にミニコンサートが開かれている。各日ごとに違う演奏者が午前と午後の2回、30分にわたって演奏する。

「前衛」写真の精神‥なんでもないものの変容/渋谷区立松濤美術館

渋谷区立松濤美術館で「『前衛』写真の精神:なんでもないものの変容瀧口修造、阿部展也(のぶや)、大辻清司(きよじ)、牛腸(ごちょう)茂雄」が開かれている(来年2月4日まで)。

「地球が作り出した鉱山の芸術」 秋田県立博物館 多彩な断面模様に驚き

普段見掛けることのあまりない、切断研磨された鉱石の標本24点が、秋田県立博物館(秋田市金足(かなあし))の1階自然展示室で、生成過程を含め解説されている。

石川県羽咋市の気多大社 国重要無形民俗文化財 未明の神事・鵜祭り

石川県能登地方は「奇祭の宝庫」と呼ばれるほど、珍しい祭りが多い。中でも“奇祭中の奇祭”と称されるのが、「気多(けた)の鵜(う)祭り」(国重要無形民俗文化財)だ。羽咋市寺家(じけ)町に鎮座する能登一ノ宮・気多大社で、12月16日未明に執り行われる。神様の使いとされる野生の鵜を捕獲して神殿に放ち、その動きを見て翌年の吉凶を占う。500年以上前から伝わるとされ、金春(こんばる)流の能「鵜祭」で演じられてきた。

石井研堂 偉大なる百科事典編集者

福島県郡山市出身の作家、石井研堂の没後80年を記念し、自筆原稿やゆかりの品々を展示する特別企画展が同市「こおりやま文学の森資料館」で開かれている。

自由求める伝統「連帯」に継承 広島でワルシャワ蜂起80年展覧会

第2次大戦末期、ナチス・ドイツ占領下のポーランドで、地下国家の軍と市民が武器を取って立ち上がったワルシャワ蜂起から、来年で80年となるのを前に、「ワルシャワ。灰の中から甦(よみがえ)る不死鳥」展が、ワルシャワ蜂起博物館などの主催で広島市の旧日本銀行広島支店で開かれている。

金属供出で消えた体躯 東京・上野公園の上野大仏

今年は関東大震災から100年を迎え、これに関する話題が多かった。東京の上野公園内には約50万人が避難したそうだが、精養軒近くの丘にある上野大仏も被災した。

今にも動きそうな恐竜が“お出迎え” 「せんだいわらアートフェスティバル」

高さ5㍍の新作「わらコング」や、かわいらしいウサギ型の「わらうさまる」など約10体の「わらアート」が来場者を迎えてくれる「2023せんだいわらアートフェスティバル」が9月24日から、宮城県仙台市若林区の「せんだい農業園芸センターみどりの杜」で開かれている(12月2日まで)。保育園児や高齢者施設の入居者もゆったりと見学していた。

【フランス美術事情】「アメデオ・モディリアーニ。画家と彼のパリの画商」展

西洋近代美術の発展は、王侯貴族や大商人に代わり、パトロンとなる画商や収集家によって画家たちは世に知られるようになった。理由は多くの画家が自分の個性で勝負するようになり、パトロンたちが画家と世の中のニーズを結びつける役割を担ったからだ。

大人も楽しめる絵本の世界 「ボローニャ国際絵本原画展」/石川県七尾美術館

毎春、イタリア北部の古都ボローニャで、1964年から児童図書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」(以下、ブックフェア)が開催されている。
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