世界日報 Web版

コラム rss

漢方資源のカンゾウ

地球だより  先だってウズベキスタン訪日団を交えたラウンドテーブルに参加した。隣の席の人と雑談したが、これが面白かった。彼は漢方成分分析の専門家で、砂漠など荒れ地の多いウズベキスタンは、漢方薬の有力な輸出国になる競争力を…

続き

「生存闘争という言葉はよくないのかもしれ…

 「生存闘争という言葉はよくないのかもしれない」と、ある生物学者が書いている(更科功著『残酷な進化論』NHK出版新書/近刊)。闘争や争いを好まない日本人の最近の風潮を踏まえた見解ともとれる。  「『生存闘争』の代わりに『…

続き

「生存闘争という言葉はよくないのかもしれ…

いている(更科功著『残酷な進化論』NHK出版新書/近刊)。闘争や争いを好まない日本人の最近の風潮を踏まえた見解ともとれる。  「『生存闘争』の代わりに『自分の命を大切にすること』とでも言い換えればいいのかも」と更科氏は提…

続き

100年京紡の悲哀

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  京紡は1919年に創られた。3・1独立運動が起こった年だ。もともとの名前は京城紡織だ。仁村(号)金性洙が全国を回って投資金を集めて創設した会社だ。当時の株主は188人。近代的な形態…

続き

時間感覚のいろいろ

地球だより  米首都ワシントン周辺では、エスカレーターで右側に立ち、左側を空けておくのが暗黙のルールとなっている。左側に立ち、後ろから来る人の行く手を妨げる人は、エスカレーターとレフト(左)を合わせて「エスカレフター」と…

続き

「雪嶺の中まぼろしの雪嶺か」(岡田日郎)…

 「雪嶺の中まぼろしの雪嶺か」(岡田日郎)。俳人協会が発行している「俳句カレンダー」の12月に掲載された作品だ。色紙に4行に分けて書かれているが、グレーの帯が斜めに入っている。  カレンダーを見るたびに句も目に入り、心に…

続き

南西諸島海域を守る哨戒機P-3C

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  記者向けの哨戒機P-3Cの体験飛行がこのほど、自衛隊那覇基地で行われた。海上自衛隊第5航空群(那覇)の広報担当によると、P-3C飛行訓練を記者に対してオープンにしたのは初めてだとい…

続き

ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が来日…

 ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が来日した。同国大統領としては故カリモフ前大統領以来8年ぶり。これに際し、アブドゥハキモフ副首相の特別寄稿が16日付小紙に掲載された。  副首相は一橋大に留学した経験のある政権きっての…

続き

あと1週間でクリスマス

地球だより  ウィーン市庁舎前広場には毎年、欧州最大規模のクリスマス市場が開かれる。今年も11月15日、高さ32メートル、樹齢130年の松の木のクリスマスツリーに付けられた2000個を超えるLEDランプにスイッチが入った…

続き

足りぬ子育てのための人材

 筆者の妻は、高齢者のデイケア施設で働いている。年明けに介護福祉士の試験を受けるため、現在は勉強真っ最中である。  介護の現場はとにかく人材不足だ。妻が繰り返しこぼしているのは、「今月も1人辞めた」というような話である。…

続き

「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法…

 「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法が今月施行された。スマートフォンなどを操作して車を運転すると「携帯電話使用(保持)」に問われ、罰則が「5万円以下の罰金」から「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」に。  事故…

続き

地球環境問題に関し、よく知られた表記に…

 地球環境問題に関し、よく知られた表記に「Think globally/Act locally」(地球規模で考え、足元から行動を)がある。その解決には、一人ひとり、一国一国の行動の積み重ねしかない――という意味だ。  小…

続き

「来年のことを言うと鬼が笑う」ではないが…

 「来年のことを言うと鬼が笑う」ではないが、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」は、出演者のトラブルや配役変更などでいささか心配だったが、何とか無事に放映されることになった。  それにしても、従来謀反人と…

続き

日本映画の巨匠、小津安二郎監督は昭和38…

 日本映画の巨匠、小津安二郎監督は昭和38(1963)年12月12日の還暦の誕生日に世を去った。祥月命日には親族やゆかりの人々、熱心なファンが北鎌倉、円覚寺の墓に詣で、近くの日本料理店で懇親を深める「小津会」を開いている…

続き

国中がサッカーの興奮に

地球だより  11月15日の夜、フィンランド中が興奮に包まれた。大統領もメディアも歴史的な日だと称賛した。この日、フィンランドとリヒテンシュタインのサッカーの試合があり、フィンランドが3対0で相手を破り、4年に1度、ヨー…

続き

OECD(経済協力開発機構)による学習度…

 OECD(経済協力開発機構)による学習度(高校1年生)の調査結果が公表された。日本については「読解力」の低下が指摘された。想定通りの結果ではあるが、放置しておけばいいというわけにはいかない。  読めない人間は書けない人…

続き

お祭りムードの12月

地球だより  今年の11月は雨が少なく例年に比べ暖かかった。12月になってからは連日の雨で、気温が一気に下がり寒くなったので、物置から電気ストーブを出すことにした。イスラエルは本格的な雨期に入ったようだ。  12月に入る…

続き

伝説となった金宇中

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ。西域と呼ばれている場所だ。14年前の冬、ウルムチは濃霧に覆われていた。航空機すら離着陸できなかった。そこの人々はこう語った。「寒い冬に打ち勝つた…

続き

福島県のJR郡山駅で下車した。駅内の観光…

 福島県のJR郡山駅で下車した。駅内の観光案内所前では磐越西線120周年を記念する展示が行われていた。郡山―会津若松間に鉄道が開通したのは1899年で、当時は岩越鉄道と呼ばれた。  以来、現在までの歴史が年表と写真で紹介…

続き

習近平政権 対 香港 トマトをどう捨てるのか

 現代史の先例を見ても、共産・全体主義政権は「『腐ったトマト』(反体制分子)は籠から放り捨てろ。側のトマトも腐ってしまうから」と考える様だ。国民人口減少を指向する場合もある。中国は今後、香港トマトをどう処理するだろうか。…

続き

おおらかな沖縄県民の悩み、優しい目で見て

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「飲み会で平気で何時間も遅れる」――。  これは、沖縄県民に対する多くの国民のイメージだ。このほど、全国放送のテレビ番組で、県出身の芸能人らが、こうした県民性について赤裸々に語った…

続き

今年ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が…

 今年ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が公式会見で若手研究者を励ますメッセージを送ったが、政府は彼らを長期的に支援するため、経済対策で約500億円の基金新設を決めた。研究開発費や海外渡航費などを念頭に最長10年間、平均で…

続き

家庭教師のハードな1日

韓国から  教育熱が高い韓国では子供たちが小さい頃から学習塾やピアノなどの習い事、受験を控えれば予備校に通わされ、1週間の放課後スケジュールがビッシリ詰まっている子も珍しくない。そんな教育需要の上に成り立っているビジネス…

続き