世界日報 Web版

コラム rss

「好奇心」が発展の原動力、地頭の良い子に

 20世紀初頭、当時の代表的科学者が集まって「未来の社会、今世紀中に実現できるモノ」を議論した。線の無い移動式の電話、時速300㌔以上の列車など、当時の一般人には見当もつかないものばかりだったそうだ。その中で実現した上記…

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「中華文化が幹で各民族の文化は枝や葉だ」…

 「中華文化が幹で各民族の文化は枝や葉だ」。中国の習近平国家主席が少数民族政策に関する会議で語った言葉である。ウイグル人へのジェノサイド(集団殺害)や、内モンゴルでの言語や文化の抹殺の背景にある民族観、文化観をはっきり示…

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退避する群衆を巻き込んだ実に卑劣な犯行だが…

 退避する群衆を巻き込んだ実に卑劣な犯行だが、それを防止できなかった米国への失望も小さくない。アフガニスタンの首都カブールの空港付近で起きた過激派組織「イスラム国」(IS)による自爆テロ。  米英は群衆が空港に近づかない…

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「冷えきりし西瓜の肌の雫かな」(池内たけし)…

 「冷えきりし西瓜の肌の雫かな」(池内たけし)。夏の果物といえばスイカである。気流子の子供時代は5人家族でスイカを食べたものだが、半分ほどは余って冷蔵庫に保管した。  スイカは室町時代以降に中国から渡来している。中国では…

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動き出す李登輝総統記念図書館ー台湾から

地球だより  李登輝基金会は、台湾の民主化を進めた李登輝元総統逝去から1年となる7月30日の前日に台北市内で記者会見を開き、「李登輝総統記念図書館」の設立が具体的に動き出したことを報告した。  設置場所となったのは、国立…

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パラリンピックで教えられることが多い。…

 パラリンピックで教えられることが多い。提唱者グットマン医師の「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に生かそう」。「経営の神様」松下幸之助翁の「ないものを嘆くな。あるものを活かせ」もパラ精神に通じると産経新聞は言う…

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PCR検査もバイク便でータイから

地球だより  巣ごもり生活を強いられるコロナ禍で、デリバリービジネスが活況を呈しているのはタイでも同じだ。タイの豊かな食文化は、ネットでオーダーできる宅配料理も健在で、日本料理やタイ料理、専門店からの取り寄せとより取り見…

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「練習ハ不可能ヲ可能ニス」。慶応義塾長を…

 「練習ハ不可能ヲ可能ニス」。慶応義塾長を務めた小泉信三の言葉である。自身スポーツマンであった小泉は、学生にスポーツを奨励して「スポーツが若者に与える3つの宝」の一つに「練習は不可能を可能にするという体験を持つ」を挙げた…

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秋の長雨

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昨日が処暑だった。二十四節気の14番目に当たる処暑は、立秋と白露の間にある。夏が過ぎ、秋の気配が表れる時だ。耳元を騒がせていたセミの鳴き声の代わりに、コオロギの鳴き声が朝夕を支配し…

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メダルに期待、東京パラーイスラエルから

地球だより  8月24日に始まった東京パラリンピック。イスラエルは、陸上、水泳、車いすテニス、バドミントンなどの競技に参加する18歳から55歳までの33人のアスリートを送り出している。  イスラエルは2016年のリオパラ…

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千葉県市川市に「千葉ドリームスター」という…

 千葉県市川市に「千葉ドリームスター」という障害者野球チームがある。県唯一のチームで、障害者スポーツの普及などを目的としたNPO法人G2プロジェクトによる事業だ。  このチームがNHKBSの「真央が行く!」千葉県編に登場…

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人と人との間の距離感が変化しているのだ…

 人と人との間の距離感が変化しているのだろうか。例えばテレビの鑑定番組を見ていて、そんな感想を持つ。鑑定を依頼した収集家が所蔵の皿の美点について、とうとうと語る。専門用語も交えて自信たっぷりだ。  目前には専門の鑑定者が…

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コロナに翻弄された夏、子供の心のサインに注意

 先週、菅総理が経済団体にテレワークで出勤者7割減を要請した。緊急事態とはいえ、夏休み中のテレワーク要請により最も影響を被るのは家族であろう。  わが家は1年半のテレワーク生活の末、先月初め、近居引っ越しをした。これで自…

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漢字の祖国中国では今、翡翠(ひすい)の…

 漢字の祖国中国では今、翡翠(ひすい)の「翠」の字が「禁止用語」になっているという。芥川賞作家・楊逸さんと中国文学者・劉燕子さんの対談本『「言葉が殺される国」で起きている残酷な真実』の中で語られている。  翠は「羽」の下…

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太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際…

 太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議で、2022年の漁獲枠を増やす日本の提案が一部、認められた。米国やメキシコ、韓国、台湾など6カ国・地域の賛同が得られたという。  最終的には、年内に開かれるWCPFC(中西部…

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米軍撤収で中国がテロ標的に、アフガンは「帝国の墓場」

ワシントン発 ビル・ガーツの眼  デービッド・スティルウェル前米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、中国は米国が巨額の予算を投じてアフガニスタンに軍を駐留させ、安全を維持してきたことから利益を得てきたが、米軍が撤収を開…

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「一斉に蝉の生涯はじまる日」(後藤一秋)…

 「一斉に蝉の生涯はじまる日」(後藤一秋)。そんなはずはないのだが、セミは突然この地上に生まれ、あっという間に消えてしまう印象がある。  最近、セミの死骸(しがい)を見ることが多い。舗道に仰向けになっているセミは、生きて…

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「八月や六日九日十五日」。この時期にしばしば…

 「八月や六日九日十五日」。この時期にしばしば紹介される一句だ。むろん広島、長崎への原爆投下、終戦の日のことで、反戦の思いが詠まれている。気流子はこれに「二十一日も忘るまじ」と続けたい。  53年前の1968年のきょう、…

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「早春」「秋日和」など小津安二郎監督作品の…

 「早春」「秋日和」など小津安二郎監督作品のプロデューサーを務めた山内静夫さんが96歳で亡くなった。父親は白樺派の作家里見弴。映画の仕事を離れてからも小津芸術の語り部として活動を続けた。  毎年、小津の命日の12月12日…

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参戦手当

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「お前たち(米軍と南ベトナム軍、韓国軍)がわが方の軍人10人を殺す時、われわれ(北ベトナム軍)はお前たち側の1人を殺すが、結局、へたばるのはお前たちだ」  ベトナムの国父であり初代…

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コロナ禍でも廃れない握手の文化ー米国から

地球だより  昨年の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国でもあいさつする時の習慣である握手やハグを避け、社会的距離を取るようになった。しかし、ワクチンを接種する人が増える中で、再び目にするようになった。  5月にキリ…

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米国の歴史を思想史として描いた試みは多く…

 米国の歴史を思想史として描いた試みは多くない。米国史を動かしてきた強力な観念はさまざまあったが、人種も、文化も、出自も多元的な社会にあっては、どれも不完全な実験のまま。  思想史の困難さをこう説明するのは『アメリカを作…

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カブールとサイゴン 元協力者救出が重大な勝負だ

 アフガニスタンが反政府勢力タリバンに征服された。今年4月、バイデン米大統領が撤退予定を発表するとすぐ、元米軍通訳らが「帰らないで。ベトナム戦争の二の舞い(敵側勝利と大混乱)になる」と訴えたが、訴え通りになってしまった。…

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