世界日報 Web版

コラム rss

伊豆大島に子供たちの笑顔、台風通過で学校再開

 昨日の夕刊に掲載された登校する通学路や小学校ではしゃぐ子供たちの笑顔の写真に、心が躍った。台風26号の局地的豪雨による土石流で甚大な被害を受け、27号の通過で避難指示が出て休校が続いていた伊豆大島(東京都)で、小、中学…

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遠い「観光先進国」

 JR山手線や地下鉄を利用すると、外国人の姿を見掛けることが多くなった。外国人が魅力を感じそうな旅行商品の開発や広報活動などの努力が功を奏していることもあるだろうが、円安の影響力は絶大だ。  そう思っていたら、9月の訪日…

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国家主導で起業への追い風

 安倍政権は大胆な規制緩和を進めて新たなベンチャーの起業を支援するという。そのこと自体はいい。だが、わが国の起業、創業活動の歴史を見ると、話は簡単ではない。  1970年代前半と、80年代半ばに「ベンチャーブーム」と言わ…

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欧州経済と武器輸出

濱口和久  航空自衛隊OBで、現在は軍事ジャーナリストとして活躍中の鍛冶俊樹氏が監修をつとめている『現代のミサイル(ミサイルの基礎知識から世界の核ミサイル危機まで)』(綜合図書)が発売された。  私が一番興味を持ったのは…

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特定秘密保護法案 与野党の激しい議論を期待

 永田町は日本政治の中心地だ。政府与党をはじめとして与野党の情報が乱れ飛んでいる。終日ここに坐っていても退屈することはない。  しかし永田町は怖いところだ。情報を弄んでいると、逆に弄ばれることがある。その被害は個人にとど…

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国民的歌手と未成年の交際 フィリピンから

地球だより  日本でもヒット曲「ANAK(息子)」で知られるフィリピン人歌手のフレディー・アギラさん(60)が、未成年の少女(16)と交際していることが明るみとなり、恋愛の自由と社会的モラルをめぐる議論が世間を騒がせてい…

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本と旅する 本を旅する、きょうから読書週間

 「辞書閉ぢて音の重さや秋灯下」(水本みつ子)。きょうから11月9日まで第67回読書週間。標語は「本と旅する 本を旅する」。旅行に本を持参し、そして本の中で知的な旅を、ということだろう。いかにも読書週間にふさわしいが、ふ…

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東京・神田で、恒例の「神田古本祭り」始まる

 東京・神田の古書店街は、世界一の規模を誇る。ここで恒例の「神田古本祭り」がきょうから始まる。今や東京の秋の名物となったこの催し、掘り出し物を求めて全国から本好きが集まってくる。  東京には神田の他に、本郷と早稲田にまと…

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温室効果ガス削減顕著な台湾行政院環境保護署長 沈世宏

UNFCCCへ実質的な参加を  「気候変動」は各国の持続可能な発展と人類の種の存続に関わる重要なテーマであり、今、国際社会が直面する緊急の課題ともなっている。台湾が国際政治に置かれている環境は特殊であるが、台湾の政府は地…

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来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」。…

 来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」。豊臣秀吉の側近、黒田官兵衛を描く。ドラマを当て込んだ本も多く出版されている。この種の「当て込み本」は、昔はあまりなかったが、最近はよく見られるようになった。  官兵衛は伝説の多い…

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参戦兵士の「名誉の飛行」 米国から

地球だより 第二次世界大戦を戦った退役軍人12人を乗せた6機の小型飛行機が、米中西部オハイオ州から首都ワシントンに向けて飛び立ったのは、2005年5月のことだった。  ワシントンに第二次世界大戦記念碑が完成したのは、終戦…

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歴史上の人物にはさまざまな謎がある。…

 歴史上の人物にはさまざまな謎がある。それを解こうと歴史家たちは資料の森に分け入る。しかしそれでも謎が残る。そのようなところで作家は想像力の羽を広げるのだ。  「侘び茶」の完成者、千利休は秀吉から切腹を命じられて自刃した…

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隗より始めよ 韓国から

地球だより 先日、一時帰国してビックリしたのは、日本人の韓国に対する認識がひどく厳しかったことだった。実家の近くに住む兄の家に寄ったら、義理の姉が「パク・クネは歴史を知らな過ぎる!」と珍しく鼻息を荒くしていたし、旧友に会…

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那覇大綱挽、なぜ「挽く」のか

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  那覇市最大のイベント、那覇大綱挽が13日、那覇市の国道で開催された。1995年に「世界一のわら綱」としてギネスブックに認定された。今年は、30分に及ぶ長期戦の結果、東側が勝利した。…

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近年、世界各地で締結されている自由貿易協定は、…

 近年、世界各地で締結されている自由貿易協定(FTA)は、同一の経済秩序の下での“有志連合”を形成する2国間以上の国際協定だ。  先日、欧州連合(EU)とカナダのFTA交渉が大筋合意に達した。EUが主要先進国と締結するの…

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多発する未成年ルーマニア人の犯罪 フランスから

地球だより  パリに観光に訪れたことのある人なら、地下鉄などでフランス人とは思えない少年少女らがスリやひったくりをしている光景を見掛けた人もいるだろう。いや、実際に彼らの被害に遭った日本人観光客も少なくない。  彼らは数…

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「レッドスキンズ」は差別語か

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 大切なのは良識と善意 時間とともに変化する言葉  ワシントン・レッドスキンズについて。  微妙な人種問題に関してスポーツキャスターの講義を受けさせらせるのはごめんだ。チーム名の…

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10月の3連休初日の東京は…

 10月の3連休初日(12日)の東京は季節外れの暑さで、前日の98年ぶりに塗り替えた観測史上最も遅い真夏日(最高気温30度以上)記録をさらに更新した。4年続きの記録的な猛暑となった今夏の勢いは、朝晩は涼しく感じるような晩…

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中国のASEAN分断外交 タイから

地球だより  中国の李克強首相は今月中旬、ブルネイで開催された東アジア・サミットに出席後、ベトナムやタイを訪問した。また習近平国家主席も今月初旬、初めてインドネシアとマレーシアを訪問し、協力関係強化で合意した。アジア回帰…

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1957年建造の砂防会館の建物の前に…

 1957年建造の砂防会館(東京都千代田区平河町)の建物の前に脚絆をつけた紳士の銅像が立っている。土砂災害を防止する「砂防」事業に尽力した赤木正雄翁(1887~1972)だ  わが国は明治以降、主に堤防設置によって河川の…

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臨時国会、本格論戦 与野党ともやる気十分

 いまの日本の総理大臣の権限は非常に強大で何でもできる立場にある。しかしその強力首相がその権限をやたらに振り回すことはほとんどない。  その権限を静かに抱いたままダマって立っている。無言の権力者も怖い存在だ。解散権を握っ…

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「肌寒も残る暑さも身一つ」(高浜虚子)。…

 英国は経験論哲学の生まれた国として知られる。フランシス・ベーコンがその祖といわれる。これは哲学の入門書に書いてある通りだが、その経験主義の伝統は現代の英国にも生きている  卑近な例だが、それを一番感じるのは、横断歩道で…

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英国は経験論哲学の生まれた国として知られる。… 

 英国は経験論哲学の生まれた国として知られる。フランシス・ベーコンがその祖といわれる。これは哲学の入門書に書いてある通りだが、その経験主義の伝統は現代の英国にも生きている。  卑近な例だが、それを一番感じるのは、横断歩道…

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