世界日報 Web版

米中貿易戦争と世界経済


鈴木 淑夫

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 8月に入り、日米をはじめ、世界の株価が急落したが、その後は反動高の局面もあり、9月に入ってからは米中貿易協議の先行きを見て、一進一退が続いている。

 米国の実体経済では、雇用が堅調を保っているが、製造業の景況感指数が低下し、金融市場では景気後退を示唆する長短金利の逆転が起こっている。短期金利よりも長期金利が低くなるということは、短期の景気過熱のあと長期的には景気後退で金利が下がるという市場の予想を反映している。


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