山崎洋介

米大統領選  ハリス氏VSトランプ氏  TV討論会初対決で応酬 

米民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)による初の大統領選テレビ討論会が10日、東部ペンシルベニア州で行われた。討論は1時間45分にわたって行われ、経済、人工妊娠中絶、移民、国際情勢の各分野に及んだ。終了後の緊急世論調査からは、ハリス氏が優勢か、との結果が得られた。

ハリス、トランプ氏初対決へ 米大統領選 10日に討論会 注目高まる

11月の米大統領選候補に向けたテレビ討論会が10日、東部ペンシルベニア州で行われる。各種世論調査で民主党候補のハリス副大統領(59)とトランプ前大統領(78)の接戦が伝えられる中、初の直接対決が大統領選の行方にどう影響を与えるか、注目が高まっている。

米大統領選 激戦州で接戦続く 投開票まで2カ月

米大統領選は11月5日の投開票まで2カ月となった。全米レベルの世論調査では、民主党候補のハリス副大統領(59)が、共和党候補のトランプ前大統領(78)を僅差でリード。ただ、勝敗を分ける激戦州で、両者は拮抗している。米政治が両極化する中、今後も接戦が予想される。

ハリス氏発言に遺族反発 「トランプ氏の米兵追悼は政治利用」 アフガン自爆テロから3年

2021年8月のアフガニスタンからの米軍撤収時の混乱の中で起きた自爆テロで米兵13人が亡くなってから3周年となった先月26日、トランプ前大統領は、アーリントン国立墓地(バージニア州)を訪れた。これを巡り、11月の大統領選でトランプ氏と対決するハリス副大統領は、「政治的パフォーマンス」だと批判。しかし、これに遺族が反発し、ハリス氏は戦死者を軽視してきたと非難した。

【連載】トランプVSハリス 決戦へ火ぶた(下) 民主 保守派提言書を誇張

米民主党全国大会では、「リーダーシップのための使命」と題した特大版の本が、複数の登壇者によって何度もステージに持ち込まれた。これは保守系シンクタンク、ヘリテージ財団が主導する「プロジェクト2025」に基づく約900ページの報告書だが、大会用の小道具として、実際より特別に大きく作られたものだ。

【連載】トランプVSハリス 決戦へ火ぶた(上) 左派隠しのハリス陣営

11月の米大統領選に向けた民主党全国大会(19~22日)が閉幕し、決戦へ火ぶたが切られた。民主党大会を検証し、大統領選の今後を展望する。

ハリス氏 多様性前面に 民主党 全国大会で指名受諾演説 トランプ氏へ対抗心露わ

11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は22日に最終日を迎え、同党候補のハリス副大統領(59)が指名受諾演説を行った。これで大会は閉幕し、大統領選に本格的に突入する。ハリス氏と共和党候補のトランプ前大統領(78)との支持率は拮抗(きっこう)しており、接戦が予想される。

「労働者第一」の国築く ウォルズ副大統領候補が演説 米民主党大会

11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は3日目の21日、副大統領候補に選ばれた中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)が指名受諾演説を行った。中西部の労働者層からの支持拡大を担うウォルズ氏は、「労働者が第一とされ、医療と住居が人権である」国を築くと強調。「われわれは後戻りしない」と共和党候補のトランプ前大統領(78)との対決姿勢を明確にした。

オバマ氏「米国は新章へ」米民主党大会 ハリス氏支持訴え

11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は20日、2日目を迎えてオバマ元大統領が演説し、「米国は新たな章を迎える」と、民主党ハリス候補への支持を呼び掛けた。

イスラエル支援停止を要求 親パレスチナ2万人デモ 民主党大会会場周辺

米民主党大会初日の19日、親パレスチナ系団体などが、会場近くで大規模なデモ行進を行い、同党の大統領候補のハリス副大統領らにイスラエル支援をやめるよう訴えた。

注目記事

Google Translate »