上田 勇実

昭和40年(1965年)静岡県生まれ。学習院大学法学部卒。統一日報社勤務などを経て入社。2005年1月から約10年間、ソウル特派員を務め、現在、編集委員。

「必ず結婚」はわずか3割。韓国の青少年、「結婚・出産」に希望持てず

かつて英オックスフォード人口問題研究所から「22世紀に地球上から最初に消滅する国」と指摘され、現在も世界一の少子化が続く韓国。このほど青少年に結婚・出産観を尋ねる調査結果が公表され、追い打ちをかけるように衝撃が走った。そこには結婚にも出産にも前向きになれない実態が浮かび上がっている。

北朝鮮 韓国キューバ国交に対抗か

北朝鮮が今月15日、金正恩総書記の妹、与正氏の談話として岸田文雄首相の訪朝の可能性に言及し、その真意に関心が集まる中、韓国と社会主義国であるキューバとの国交樹立に驚いた正恩氏が、自陣営の結束を切り崩された対抗措置として発表翌日に急いで談話を出したのではないかとの見方が出ている。

韓流が体制の脅威に 北朝鮮 関連3法で取り締まり 民心転換へ戦争モード

韓国をもはや同民族ではなく「第一の敵国」と見なし、核攻撃も辞さない構えを見せる北朝鮮。こうした態度は今年国政選挙を控える米国や韓国に対する心理的な圧迫効果を狙ったものとみられるが、一方で国内に流入し続ける韓流を遮断する必要性に迫られ、内部引き締めを図るためでもあるとの見方が出ている。北朝鮮の韓流への警戒心は確かに尋常ではない。

韓国、次期台湾総統に心境複雑 「反中」支持の民意歓迎

次期台湾総統に親米反中主義の頼清徳氏が当選したことを受け、韓国では周辺国に高圧的な中国の習近平体制に屈しない「民主主義陣営の砦(とりで)」が一つ守られたことを歓迎する一方、中国と台湾の軍事的緊張が高まれば北朝鮮が韓国に挑発の度合いを強める恐れがあるという警戒感も広がっている。手放しでは喜べない複雑な心境のようだ。

北朝鮮が韓国総選挙へ揺さぶり 正恩氏「南の全領土平定」

北朝鮮はこの年末年始、4月に実施される韓国総選挙を念頭に置いたとみられる揺さぶりを続けている。金正恩総書記は尹錫悦政権の対北強硬政策を批判しながら韓国の「全領土平定」準備を指示し、韓国有権者の保守支持を牽制(けんせい)。一方、妹の与正氏は最大野党「共に民主党」の李在明代表を「第2の文在寅」と称し、文氏への失望を吐露することで事実上、李氏により一層の親北路線を取るよう求めた。

韓国総選挙 次期大統領選の前哨戦か  野党圧勝なら尹氏弾劾も 選挙イヤー2024 民主主義陣営の危機(3)

4月10日投開票の第22代韓国総選挙まで3カ月余りとなったが、その行方はまだ混沌(こんとん)としている。

少子高齢化で与党有利か 政権審判か野党審判か 韓国総選挙

選挙を左右する要因は大きく分けて有権者の民心と投票動向の二つだ。まず民心について見ると、過去の韓国総選挙は「政権審判か国政運営支持か」が重要なポイントになってきたが、ねじれ国会で180議席以上である野党陣営が各種法案を簡単に通過させてきたことが、国民の野党に対する心象を悪くしてきた側面がある。

「反日銅像」撤去に弾みか 韓国 徴用工像 条例で設置阻止

日韓関係悪化の原因となった徴用工問題と関連し先月、韓国で銅像設置が条例に基づき阻止された。法的根拠に基づく設置阻止は初めて。これは保守系市民団体が行政や地元住民に銅像設置反対を強く呼び掛けた結果だが、すでに全国各地に違法設置された徴用工像、慰安婦像などいわゆる「反日銅像」を撤去させる運動も始まっている。

4代目後継者は本当に娘か 北朝鮮 金ジュエ氏の露出頻繁 

昨年11月に北朝鮮メディアに初登場してから1年以上経過した金正恩総書記の娘ジュエ氏(10歳前後)。父親に帯同され軍関連の行事などに頻繁に姿を現すことから国際社会の耳目を集め、4代目後継者に内定したとの観測も広がる。ただ、未確認ながらジュエ氏の上には息子がいるとの情報もあり、韓国政府内でも分析は定まっていないようだ。

韓国左派 町内会“乗っ取り”親北化 住民掌握の法案・条例が物議

不動産や捜査を含む個人情報が吸い上げられて一元管理され、自宅から離れた勤務先で仕事をしている間に居住地にある工場で働く他人が自分の代わりに町内会で重要案件の投票をしたとしたらどうなるか――。韓国各地で自由民主主義に取って代わり全体主義を推し進めるかのごとき法案や条例が物議を醸している。その驚愕(きょうがく)の中身を紹介する。

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