森田 貴裕

イランで将校や科学者の死亡相次ぐ イスラエルが関与か

イランでは、5月下旬以降、イラン革命防衛隊(IRGC)の将校や科学者らが死亡する事件が相次いだ。イランは、これらの一連の事件にイスラエルが関与していると主張。両国の対立が激化している。

イラン、イスラエルの関与主張 革命防衛隊大佐暗殺

イランの首都テヘランで5月、イラン革命防衛隊(IRGC)の大佐が自宅前で何者かに射殺された。イランは、イスラエルが関与しているとして報復を宣言。イスラエルはイランによるテロ攻撃を警戒し、世界中の大使館と領事館の警備警戒レベルを上げ、トルコに滞在するイスラエル人に帰国するよう勧告した。

イスラエル国防相、米首都訪問 対イランで緊密な協力必要

イスラエルのガンツ国防相は19日、米首都ワシントンを訪問し、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)やオースティン国防長官と会談した。イランの核開発問題やイスラエルの安全保障上の課題などが話し合われた。米国は毎年、イスラエルに巨額の軍事支援を行っており、今年イスラエルは48億㌦(約6120億円)の支援を受けた。

エルサレム聖地で衝突相次ぐ ガザからはロケット弾

イスラエルでは3月22日以降、4件のテロ事件で14人が死亡した。エルサレム旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)では、イスラム教のラマダン(断食月)に当たる4月に入り、パレスチナ人とイスラエル警察との衝突が相次いでいる。

イスラエルでテロ拡大の懸念 西岸北部で自治政府支配弱まる

イスラエルのテルアビブで7日、パレスチナ人が銃を乱射し、3人が死亡、10人以上が重軽傷を負うテロ事件が発生した。治安部隊の銃撃で死亡した容疑者は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸北部ジェニンの出身で、単独犯とみられる。ここ数週間に発生したテロ攻撃は4件目で、犠牲者は14人に上った。イスラエルはさらなるテロ攻撃に警戒を強めている。

イスラエル、エジプト、UAEが異例の首脳会談

イスラエルとUAEは、バイデン米政権がイラン革命防衛隊(IRGC)のテロ組織指定を解除する可能性について懸念を表明している。

ウクライナ大統領 イスラエル国会で演説

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、イスラエル国会でオンライン演説し、イスラエル政府にウクライナへの武器供与を求めた。

イスラエル・トルコ関係改善へ

イスラエルのヘルツォグ大統領は9日、トルコを公式訪問し、首都アンカラでエルドアン大統領と会談した。イスラエル大統領のトルコ訪問は2007年以来15年ぶりで、パレスチナ問題などをめぐり過去10年以上にわたって悪化していた両国の関係は、回復の兆しを見せ始めた。

イラン核合意再建に向け進展 警戒強めるイスラエル

ウィーンで昨年11月に再開されたイラン核合意再建に向けたイランと米国の間接協議で、イラン外務省は2月21日、 「交渉で大幅な進展があった」と発表した。イランのライシ大統領は、合意に達するには米国の制裁を解除する必要があると再度訴えた。ただ、イランは核合意が復活し制裁が解除されたとしてもウランの高濃縮は続けるという。 (エルサレム・森田貴裕)

シリア・イラクでISの攻撃激化

 内戦が続くシリアの北東部ハサカ県で1月20日夜、過激派組織「イスラム国」(IS)の幹部を含む戦闘員約5000人が収容されている刑務所がISの襲撃を受けた。その数時間後には、隣国のイラクでも軍の施設が襲撃を受けた。シリアやイラクで活動を活発化させているISの攻撃が激しさを増している。

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