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武田 滋樹 rss

衆院選が公示され、第一声を上げる岸田文雄首相(自民党総裁)=19日午前、福島市

衆院選への視点  国内外の「信」得られるか

政治部長 武田 滋樹  第49回衆院選が公示され、31日の投開票日に向けて12日間の選挙戦に突入した。首相指名の議決で衆院が参院に優越するため、衆院選は事実上の政権選択の選挙だ。現在の自民・公明の連立政権を存続させるか、…

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自民党の新総裁に選出された岸田文雄氏=29日午後、東京都港区

改憲し強靭な国づくりを

 岸田文雄前政調会長が29日、自民党総裁選の決選投票で河野太郎規制改革担当相に大差で勝利し、菅義偉首相(党総裁)の後任となる第27代総裁に就任した。来月4日の臨時国会で第100代首相に就任し、内閣を発足させることになる。…

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各候補の主張

目指す「国のかたち」深めよ 改憲戦略を示さない4氏

自民総裁選 焦点政策を検証(1) 【憲法改正】  17日告示29日投開票の自民党総裁選は後半戦に入り、河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の候補者4人は精力的にアピールを続けて…

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アフガン自衛隊派遣、活動妨げる平和憲法の呪縛

《 記 者 の 視 点 》  菅義偉首相が今月3日、自民党本部で開かれた臨時役員会で総裁選不出馬を表明し、自民党は一気に新総裁(次期首相)選びに動きだした。野党側も埋没を恐れて、衆院選公約の発表や「共通政策」締結などをア…

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日本共産党 本部(Wikipediaより)

共産党と全体主義、なぜ政権取れば人権無視か

《 記 者 の 視 点 》  国民民主党の玉木雄一郎代表が18日の記者会見で、同党と連合が締結した政策協定の「左右の全体主義を排し」との文言について「共産主義、共産党のことと認識している」と述べたことと関連し、共産党の志…

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天皇陛下は東京五輪開会式を前に、各国首脳らと面会し、あいさつされた(左上端は国際オリンピック委員会のバッハ会長)=23日午後、皇居・宮殿「春秋の間」(代表撮影)

蔓延る無責任政治、憲法から整備し出直しを

《 記 者 の 視 点 》  波乱が続いた東京五輪が開幕し、17日間の公式日程が始まった。新型コロナ禍のため開催が1年延期され、それでも感染拡大が止まらず、東京に4回目の緊急事態宣言が発令され、大部分の競技が無観客で行わ…

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枝野ビジョン、政権「構想」に格上げできるか

《 記 者 の 視 点 》  菅義偉内閣の支持率は時事通信の6月の調査で33・1%と前月比0・9ポイント増と依然苦戦を強いられているが、本来ならば反射的に利益を得ても不思議でない野党第1党、立憲民主党の支持率は2・9%と…

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処理水の海洋放出 科学的広報で風評被害なくせ

《 記 者 の 視 点 》  「科学的根拠に基づいたものとは言えない、感情的で他の思惑が絡まった主張は受け入れがたい」  東京電力福島第1原発(F1)の処理水の海洋放出決定に対し、中国や韓国の批判が高まっていることについ…

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東京電力福島第1原発の構内に立ち並ぶ処理水を保管するタンク=2月19日、福島県大熊町(時事)

福島原発事故を生んだ「安全神話」

《 記 者 の 視 点 》 危険極まりない9条信仰  東日本大震災に伴う福島第1原発の事故から10年を迎え、当時の首相として戦後最大の危機に対応した菅直人氏(衆院議員)が時事通信のインタビューに応じた。菅氏の発言で興味を…

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最悪の事態想定し対策を、細野豪志衆院議員との一問一答

元原発事故収束担当相 細野豪志衆院議員に聞く 危機管理の教訓 「安全神話」深刻な反省必要  東日本大震災当時、首相補佐官、原発事故収束担当相として東京電力福島第1原発の事故処理に当たった細野豪志衆院議員はこのほど、本紙の…

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バイデン米政権誕生、対中強硬姿勢は本物か

《 記 者 の 視 点 》  米国でバイデン政権が発足した。大統領就任式の当日に「パリ協定」への復帰、世界保健機関(WHO)脱退取り下げなど、17の文書に署名し“脱トランプ”色を鮮明にした。就任演説はほぼ国内問題に費やさ…

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三島自決から50年、遅々として進まぬ改憲

《 記 者 の 視 点 》 国民民主が「憲法改正に向けた論点整理」で一石  作家の三島由紀夫が陸上自衛隊の市ケ谷駐屯地(現、防衛省)で自決して先月25日で50年となった。当時、筆者は中1でクラブ活動に明け暮れていたが、そ…

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本格改憲案示し議論深める 国民民主党代表 玉木雄一郎氏

本紙インタビュー  国民民主党の玉木雄一郎代表はこのほど世界日報社のインタビューに応じ、年末までに体系立った本格的な憲法改正草案を提示し、率先して改憲論議を深める意向を示した。また、国債を発行して科学技術や教育への投資を…

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科学者の国防無知 学術会議は正しく対応すべきだ

《 記 者 の 視 点 》  「研究成果は、時に科学者の意図を離れて軍事目的に転用され、攻撃的な目的のためにも使用されうるため、まずは研究の入り口で研究資金の出所等に関する慎重な判断が求められる」  今、話題の日本学術会…

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“新”立憲民主党、掛け声だけの「政権の選択肢」

《 記 者 の 視 点 》  立憲民主党と国民民主党などが合流した新党、立憲民主党が15日、結党大会を開き、発足した。衆院107、参院43、計150人の大所帯となった野党第1党として、謳(うた)い文句通り「政権の選択肢」…

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立憲・国民合流新党 共産党との選挙協力はどうする

《 記 者 の 視 点 》  米国の対中政策の根本的な見直しを告げる政府高官4人の演説が6月下旬から1カ月の間に行われた。その口火を切ったのはオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)で、中国共産党のイデオロギーそのも…

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代替政権めざす立憲 国防を担う準備はあるか

《 記 者 の 視 点 》  10日夜のフジテレビ討論番組に、民主党野田佳彦政権の防衛相、森本敏拓殖大学総長と安倍晋三政権で防衛相を務めた中谷元、小野寺五典両衆院議員の3人が登場し、「『敵基地攻撃能力』とあるべきミサイル…

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躍動感乏しい政治 弊害ばかり目立つ小選挙区制

《 記 者 の 視 点 》  新型コロナウイルス対策に追われた通常国会が17日に閉幕したが、最終盤から大波乱が続いた。  河野太郎防衛相による唐突な陸上イージス配備計画停止の発表(15日)、検察幹部の定年延長特例措置でも…

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コロナ対策の中間成績 国民に届かなかった政治の力

《 記 者 の 視 点 》  世界的な新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の国家的危機に直面する中で、選挙や国会内外での権力闘争とは違って「国家の意思を創造決定し、その実現に最高の指導を与える」という、本来的な意味での…

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新型コロナとの戦争

《 記 者 の 視 点 》 管理社会と違う勝利の方式示せ  先週金曜の朝、何気なく見ていたテレビ(NHK放送)で衝撃的な画面を見た。  中国・上海で行われた男女数人ずつがテーブルを囲む飲み会で、皆が一斉にスマホに表示され…

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国家緊急事態宣言 旧民主幹部は堂々と必要性訴えよ

《 記 者 の 視 点 》  中国発の新型コロナウイルスは現在、欧州を中心に猛威を振るっている。イタリアの死者数は19日、中国本土を上回る3405人となり、感染者数も前日から過去最高の5322人増加。スペインやフランス、…

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憲法の理想と自衛隊 国連に梯子を外された9条2項

《 記 者 の 視 点 》  衆参両院の予算委員会の審議が続いているが、盛り上がらない。国民の関心は新型コロナウイルス感染症に向かい、野党の質問が「桜を見る会」問題などの疑惑追及に集中し、外交、安保、少子高齢化・人口減少…

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「押し付けられた」憲法 通常国会を改正への転機に

《 記 者 の 視 点 》  令和2年を迎え、来週から通常国会が開幕する。予算案や法案の審議、野党による汚職事件の追及などと共に注目されるのが、安倍晋三首相の解散戦略と、衆参両院憲法審査会での論議の進み具合だ。来年9月に…

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