岩崎 哲

池田大作氏死去、業績や“黒歴史”を伝えるも物足りない各誌の特集

「この国に共産革命が起こらないのは創価学会と巨人軍があるからだ」という冗談がある。放っておけば共産党が庶民の不満を糾合して権力を倒しにかかるところ、この不満を吸収、発散させているのが宗教とスポーツという、いささか乱暴な理屈だ。

大胆な“ソウル港”構想

韓国では金浦市のソウル編入による「メガシティソウル」が政界だけでなく、経済界、社会全般での関心事になっている。単にソウルの拡大という次元だけでなしに、漢江という大河を利用した水運開発にもつながる話だからだ

韓国式思考と全く異なる世界観

コロナ禍が収まり、海外からの観光客がどっと日本に押し寄せている。観光地ではキャパシティーを超える外国人観光客らによる日本マナーを理解しない振る舞いが目に余ることなどから「オーバーツーリズム」という悲鳴まで上がっているほどだ

ハマスのテロ巡りブレまくる岸田外交を叱る飯山氏のNW日本版コラム

イスラム過激派テロ組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に対して、岸田政権の認識がブレまくっている。10月7日、突如ハマスがイスラエルに大規模テロ攻撃を仕掛け、キブツ(農業共同体)や音楽フェスを襲撃し、外国人を含む女性や子供を惨殺、人質にとって拷問、強姦(ごうかん)、殺戮(さつりく)を行った。

没落の危機にひんする巨大宗教の今を追う特集を組んだダイヤモンド

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求が出された。このタイミングで週刊ダイヤモンド(10月7・14日号)が「巨大宗教『連鎖没落』」の特集を組んでいる。40㌻に及ぶ大作で「民法の不法行為のみで法人格を剥奪されることになる」と今回の命令の特異性に注目しつつ、この事態を受けて「解散命令の影響や没落の危機にひんする巨大宗教の今を追った」ものだ。

武器取引が本格軌道に

北朝鮮の金正恩総書記が9月、ロシアの極東地域を8泊9日の日程をかけて訪問し、軍事工場などを視察しながら、プーチン露大統領と会談した。

いまだに続く建国論争 「1919年」にこだわる左派

大韓民国は1948年8月15日、米国による軍政が終了して樹立が宣言された。この日が現在の韓国の建国記念日であることは国際的にも認知されているものだ。

不動産バブルが崩壊した中国経済の行く末を分析するNW日本版

マレーシアとシンガポールの間のマラッカ海峡に面した海に巨大な人工島を造成し、高層マンション、高級住宅にショッピングモールなどを配して70万人都市「フォレストシティー」を建設する構想が進められている。中国の不動産大手「碧桂園」(カントリーガーデン)が手掛ける巨大プロジェクトだ。

ジャニーズ性加害問題でご都合主義の大企業をやり玉に挙げた新潮

見出しを見て、手のひら返しでジャニーズ攻撃を始めたメディアを揶揄(やゆ)する記事かと思ったが違った。週刊新潮(9月21日号)の「『ジャニーズ大炎上』何をいまさら『人権』『正義』の大合唱」である。

中国共産党員・鄭律成の評価

韓国である人物の評価をめぐって論争が起こっている。鄭(チョン)律成(ユルソン)だ。あまり聞かない名であり、今の韓国人にとっても馴染(なじ)みのない人物だという。その彼がどうして議論となっているのか。

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