伊藤志郎

「地球が作り出した鉱山の芸術」 秋田県立博物館 多彩な断面模様に驚き

普段見掛けることのあまりない、切断研磨された鉱石の標本24点が、秋田県立博物館(秋田市金足(かなあし))の1階自然展示室で、生成過程を含め解説されている。

今にも動きそうな恐竜が“お出迎え” 「せんだいわらアートフェスティバル」

高さ5㍍の新作「わらコング」や、かわいらしいウサギ型の「わらうさまる」など約10体の「わらアート」が来場者を迎えてくれる「2023せんだいわらアートフェスティバル」が9月24日から、宮城県仙台市若林区の「せんだい農業園芸センターみどりの杜」で開かれている(12月2日まで)。保育園児や高齢者施設の入居者もゆったりと見学していた。

中世の村の姿をとどめる 「骨寺村荘園遺跡」/岩手県一関市

世界遺産「平泉」に新たに五つの資産の拡張を目指す動きが進んでいる。その一つが「骨寺村(ほねでらむら)荘園遺跡」だ。

竜王戦第6局に期待膨らむ 秋田県大仙市角間川町の旧本郷家住宅

将棋の竜王戦第6局が秋田県大仙(だいせん)市角間川町(かくまがわまち)の旧本郷家住宅で12月に予定されている。

秋田県立博物館 企画展「ショウキサマ」

東日本から東北地方にかけて、人々は自分たちの集落に疫病などの災いが入ってこないよう、境界に「道祖神(どうそじん)」あるいは「賽(さい)の神」を設置した。秋田県立博物館ふるさとまつり広場の企画展「災いを防ぐショウキサマ」では実物一体と関連写真を展示している。

企画展「お殿様 六郷家を探る」/秋田

秋田県南部の日本海側には江戸時代、四つの小藩が存在した。その一つが2万石の本荘藩だ。お殿様の六郷家について、本荘郷土資料館で企画展「近世本荘の歴史物語~本荘のお殿様 六郷家を探る~」が開かれている

亀田藩、400年の歴史に触れる

秋田県南部の由利本荘市で「入部400年」を記念しさまざまな行事が催されている。元和9(1623)年に、戦国の乱世を生き抜いた六郷(ろくごう)、岩城(いわき)、打越(うてち)の3領主が政務を行うため初めて領地に入ってから今年で400年

【持論時論】発展する南部鉄器 伝統技術踏まえ機械部品も 水沢鋳物工業協同組合事務局長 戸田 務氏に聞く

南部鉄器は岩手県奥州市が有名だ。最近では白、赤、水色などカラフルな小型の急須が外国で好まれ、欧米やアジア各国への輸出も進めている。平安時代からの高度な鋳造技術をもとに、機械部品の生産も活発だ。水沢鋳物工業協同組合事務局長の戸田務氏に南部鉄器の魅力を聞いた。

ジオパークでモノ・人を再発見

全国には日本ジオパークが44地域あり、そのうち秋田県は4地域を抱える。その一つ、鳥海山・飛島(とびしま)ジオパークは2016年に日本ジオパーク委員会(JGC)から初めて認定された。4年ごとに審査があり、21年2月に再認定された。ジオパークの中心で活動しているのはガイド。

秋田県、「ストリートピアノ」で街おこし

 秋田県内には、誰でも自由に弾くことができる「ストリートピアノ」が街角や公共施設の約20カ所に設置されている。人口100万人当たりのフリーピアノ設置台数は秋田の12台がトップで2位に鹿児島8・6台となっている。その魅力を伝えるイベントが先日、秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)で行われた。人と地域の交流が増え、街の活性化につながればとの思いが込められている。

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