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乾 一宇 rss

北極海温暖化とロシアの安全保障

ロシア研究家 乾 一宇 天然の障害・海氷が減少 原潜の聖域から「普通の海」に  北極海の温暖化にともない航路の利用や資源開発について、いろいろと議論が行われている。  ロシアは、北東航路がロシア沿岸を通ることから、帝政ロ…

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新型コロナ第3波迎えたロシア

ロシア研究家 乾 一宇 連日数百人の死者を記録 新たな政策を求められる政府  ロシアの新型コロナの感染状況(累計約550万人)を見ると、昨年8月26日に新規感染者が最低(4576人/日)となり、第1波が底を打った。その後…

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ロシアの軍事学・軍事ドクトリン

ロシア研究家 乾 一宇 下げられた核使用の敷居 通常戦力低下で貧者の戦略に  日本は、今なお米国占領下の日本劣化政策の影響下にある。その一つが軍事音痴である。あるロシア関係の記事で、ヴァエンナヤ・ナウカ(military…

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北方領土は国家主権の問題

ロシア研究家 乾 一宇 安易な妥協は亡国への道 受け入れられぬ「2島返還論」  今年の北方領土の日(2月7日)は、大きなニュースにもならずに終わった。  北方領土問題は、不思議にも日本の選挙の争点にはなっていない。だが、…

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ワクチン開発で影響力拡大狙う露

ロシア研究家 乾 一宇 世界に先駆けて接種開始 英製薬大手と共同治験実施も  ワクチンには感染症の発症や重症化を予防する効果がある。昨年末、欧米で相次いで新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。その皮切りはロシアであ…

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新型コロナ第2波のロシア

ロシア研究家 乾 一宇 欧州諸国より低い致死率 経済活動活発化させ共生図る  欧州で新型コロナウイルスの第2波感染拡大の勢いが増している。  ロシアは、第1波が5月上旬に1日の感染者が1万人台に達し、その後感染者が徐々に…

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ロシア開発の新型コロナワクチン

ロシア研究家 乾 一宇 臨床データは公表せず 治験最終結果待たず量産開始へ  新型コロナウイルスの流行が始まって8カ月、ワクチン開発競争が熱を帯びている。世界保健機関(WHO)によると7月末時点で、開発中のワクチンは16…

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ロシア研究家 乾一宇

高レベル横ばいの ロシアコロナ禍

ロシア研究家 乾 一宇 検査体制拡充し死亡者減 医療貧弱な地方で感染者増加  新型コロナウイルスの感染は、世界中に拡大し、とどまるところをしらない状態にある。このウイルスをいかに制御し、その被害を最小限にするかの方策は、…

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コロナ禍に苦慮する露大統領

ロシア研究家 乾 一宇 国内全て自主隔離体制に 感染者拡大で支持揺らぐ恐れ  最近、ロシアで新型コロナウイルスの感染者が急増している。3月末に、感染者が2337人(死亡17人)だったのが4月中旬から一気に加速(14日2万…

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軍事的価値変わらぬ北方領土

ロシア研究家 乾 一宇 オホーツク海を聖域化 SSBN配備続けるロシア  今年2月7日の北方領土の日は、寂しく終わってしまった。その都度、日露の領土問題交渉の報道はあっても、ロシアにとっての北方領土の軍事的価値は、日本で…

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ロシア民間軍事会社の実情

ロシア研究家 乾 一宇 利潤追求の現代版「傭兵」 GRU系とFSB系で違いも  大規模戦争生起の公算が低くなる一方で、世界各地で紛争や内戦が絶えない。  紛争などに関与する西側諸国では、人的犠牲や財政負担の拡大、あるいは…

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米国とイランのチキンレース

ロシア研究家 乾 一宇 友好国巻き込み危険度増 中東での影響力拡大狙う中露  日本の原油輸入に大きな影響を与える中東で、アメリカとイランがチキンレース(度胸比べ)を展開している。外交・経済面ばかりでなく、原油タンカーの拿…

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ベネズエラでの米露代理戦争

ロシア研究家 乾 一宇 政権と一蓮托生の軍高官 制裁強化受けドル抜きで貿易  民主主義が問われる時代になっている。その一つ、主権者は国民として、一応選挙には参加している。一方、その選挙が法の下に正当に行われているかが問題…

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INF条約破棄の波紋

ロシア研究家 乾 一宇 米の対応で日本にも影響 露、イージス・アショアを警戒  米露間の中距離核戦力(INF)全廃条約について、トランプ米大統領同様、プーチン露大統領も、3月4日、条約の履行停止の大統領令に署名した。条約…

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低下するロシア軍の人的能力

ロシア研究家 乾 一宇 徴兵人口・達成率が減少 費用かかる志願兵増加も困難  国際社会で、最近のロシアは、力による行動で、意図を達成しようとしていると見られている。その有力な手段であるロシア軍、その構成要素の人的能力を検…

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INF条約は破綻したのか

ロシア研究家 乾 一宇 中国を念頭に置く米露 中距離核開発・配備も視野に  昨年10月、トランプ米大統領は、ロシアの条約違反を理由に中距離核戦力(INF)全廃条約からの離脱を表明した。さらに12月4日、ロシアが60日以内…

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カスピ海は「湖」か「海」か

ロシア研究家 乾 一宇 領海認め外国軍は排除 内外に結束示した沿岸5ヵ国  サウジアラビアのジャーナリスト殺害事件、中国のウイグル人強制収容、シリアで拘束されていた安田純平さんの解放などイスラム教に絡む事件が相次いで報道…

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米露首脳会談、隠された見方

ロシア研究家 乾 一宇 陰のテーマは対中政策 米、中国封じにロシア利用か  トランプ米大統領は、6月の米朝首脳会談に続き、7月に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議、初の訪英、米露首脳会談をこなした。  米政府は、米朝会…

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大変動の時迎えた国際社会

ロシア研究家 乾 一宇 内向く米の隙突く中露 力ずくで世界秩序変更図る  今、奇妙な現象が起きている。ロシアのプーチン大統領が大統領選に勝ち、5月の就任式後、新内閣が発足するかと思いきや、汚職・腐敗抗議デモの対象メドベー…

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ロシアの世界大国への執念

ロシア研究家 乾 一宇 力には力で対抗」表明 年次教書で戦略核戦力誇示  オバマ前大統領の世界の警察官をやめるとの表明(2013年)やトランプ大統領の国益を第一に考えるとの姿勢など、米国の後退傾向に乗じ、露中が米に取って…

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プーチン氏4選の露大統領選

ロシア研究家 乾 一宇 有力対抗馬なく当選確実 反政府ブロガーは棄権呼び掛け  18日は、ロシアの大統領選挙の日である。これまでの大統領選や下院選などを振り返りながら、今回の大統領選の見所を考えてみたい。  最初に取り上…

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米政権ロシア疑惑の行方

ロシア研究家 乾 一宇 SNS駆使の実態判明 外国の代理人指定で米露応酬  ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はネット上で社会的なつながりを持つことができるサービスで、フェイスブックやユーチューブ、インスタ…

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クルド人の独立への悲願

ロシア研究家 乾 一宇 部族意識強く抗争絶えず 自治権拡大が現実的選択か  シリア・イラク領域の一部を占拠したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が首都と称していたシリア北部のラッカを、クルド人とアラブ人の反…

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