池永 達夫

【記者の視点】台湾の国際機関への参加

イタリアで開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)は、首脳声明で「国際機関への台湾の有意義な参加を支持する」と表明した。同声明では、「台湾海峡の平和と安定の維持が国際社会の安全と繁栄に不可欠であることを再確認する」ことにも言及し、4年連続の立場表明となった。

モディ首相3期目就任受け世界を俯瞰した知恵が欠落した朝日社説

インド総選挙でモディ首相率いるインド人民党(BJP)を中心とした与党連合が勝利。モディ氏は9日、ニューデリーの大統領官邸で宣誓し、3期目の首相に就任した。BJPは単独過半数に届かず、政権安定のためには連立政党への配慮が必要となる。

日中韓サミット、FTA推進で合意 強権中国に警戒を

韓国の首都ソウルで27日、日中韓首脳会談(サミット)が開催された。共同宣言には日中韓が自由貿易協定(FTA)締結に向け「交渉加速のための議論継続」と明記した。経済悪化に苦しむ中国側の要請を受けた合意とされる。だが安全保障観を欠いた経済的繁栄のシナリオは、砂上の楼閣にすぎない。

台湾新総統就任で「中台の対話」求めるメルヘン社説の朝日、毎日

1月の台湾総統選で勝利した民進党の頼清徳氏が20日、新総統に就任した。民進党にとって初の3期連続の政権をスタートさせる節目の日となった。各紙が社説を出したが、多くは緊張が増す中台関係を対話で治めよといった浮世離れした「メルヘン社説」だった。

TikTok情報流出懸念 東南アジア 対応に甘さ インドネシア一部制限 タイとベトナムは拡大

中国のIT大手・字節跳動(バイトダンス)の子会社が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の情報流出懸念に対し厳格に対応する国がある一方、脇の甘い国が存在する。厳しく対応するのは主に西側諸国で東南アジア諸国は一部例外国を除き甘い。

中国人教授失踪、民間交流次元の危機認識で脇の甘さ露呈した朝日

亜細亜大の范雲濤教授(61)=中国籍=が昨年2月に中国に一時帰国し、失踪したことが4月下旬に明らかになった。范氏は音信が途絶える前、周囲に「当局者に同行を求められ、尋問を受けた」と漏らしていたことから、中国で拘束された可能性が高い。この中国人教授失踪を朝日と産経が社説で扱った。

「台湾地震」傾いたマンション 迅速な解体を独自視点で報じた産経

台湾で墓参の日とされる清明節の前日だった4月3日、東部の花蓮県などが最大震度6強を観測する揺れに襲われた。地震災害では、住宅の崩壊と山間部の落石・土砂崩れが代表的だ。花蓮県沿岸部の道路で、落石で崩落した橋の代用として日本植民地時代の古い橋が6日から使われだしたというニュースには驚かされた。

日本〝横取りの悪夢〟再来か どうなるベトナム高速鉄道建設

ベトナム政府は4月1日、首都ハノイと商都ホーチミンを南北に結んだ同国初の高速鉄道敷設に関し、中国から技術を学びたいと表明した。中国の習近平国家主席は昨年12月、ハノイを訪問して首脳会談を行い、高速鉄道プロジェクトを含んだ経済協力協定で合意していた。15年以上前からの国家プロジェクトである南北高速鉄道構想でベトナムは当初、日本からの技術経済支援を仰ぐ方針だったが、インドネシアに次ぎまたしても、“中国トンビ”に油揚げをさらわれてしまう可能性が出てきた。

【記者の視点】カンボジア運河建設進める中国 念頭にタイ・クラ地峡運河開発も

中国とカンボジアの関係強化が進んでいる。中国は1年半前、カンボジアの首都プノンペンとタイ湾に面した港湾都市シアヌークビルを結ぶ同国最初の高速道路を建設したばかりだが、今年後半には両都市を結ぶ運河の建設工事に入ることをこのほど明らかにした。

【持論時論】 若者が稼げる経済政策必須に 待ったなしの少子化問題 元衆議院議員 大泉博子氏に聞く(下)

元衆議院議員の大泉博子氏は先回、国民の人気取りに執着する政治家と、その政治家に忖度(そんたく)する官僚によって日本の政治の質の低下に言及。少子化問題に関する政策で、効果の低いはずの現金給付に頼らざるを得ない背景を読み解いた。最終回は少子化問題の核心となる若者の結婚率を上げるにはどうすべきか尋ねた。

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