本田 隆文

ヒズボラ最高指導者殺害はレバノン情勢の「転換点」と指摘する英紙

「ハマスのシンワルは死んだのか、イスラエルはヒズボラのハッサン・ナスララを殺害するのか」。英ニュースサイト、ニュー・アラブは23日、昨年10月からのイスラエルとの戦いで、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部の多くが既に死亡したことを受けてこう報じた。両組織とも、イランの支援を受け、イスラエルの殲滅(せんめつ)を大きな目標に掲げている。

イスラエルのハマス掃討は成功しないと指摘する英ニュースサイト

イスラエルがパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの掃討作戦を開始してからほぼ11カ月、すでに4万人のパレスチナ人が死亡、子供の犠牲者も多く、国際的な非難が強まっている。

ドラッグクイーン起用の五輪開会パフォーマンスにキリスト教徒ら反発

パリ五輪の開会式が26日、フランス・パリのセーヌ川を中心に盛大に行われた。200を超える国・地域の選手団は、船上でパレードに参加。スタジアム以外で選手の入場が行われるのは五輪史上、初めてという。

戦前の中国・雲南へのユダヤ人避難民10万人入植計画を報じた米誌

第2次世界大戦前、中国雲南省にナチス・ドイツからの迫害を受けるユダヤ人避難民10万人を入植させるという計画があったという。米誌フォーリン・ポリシーが6月初め報じた。

イラン国会議員の「核保有」発言で核攻撃に警鐘を鳴らすイスラエル紙

犬猿の仲のイランとイスラエル。ほぼ半世紀にわたっていがみ合ってきた。もっぱら、イスラム教シーア派を国教とするイランが、ユダヤ教国家イスラエルの殲滅(せんめつ)を主張する構図だ。

イスラエルとの関係改善で恩恵を受けるアラブ諸国の姿伝える米誌

イランによるイスラエルへの報復攻撃に対してヨルダンが迎撃を行い、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)までもが協力したことが波紋を呼んだ。ガザ地区での紛争を受けて、アラブ諸国からのイスラエル感情が悪化している時でもあり、イスラエルにとって「サプライズ」(イスラエルのニュースサイト「タイムズ・オブ・イスラエル」)だったようだが、そこにはやむにやまれぬ事情があるようだ。

西サハラでクーデター頻発、ロシアの勢力拡大伝えるブルームバーグ

アフリカ・サハラ砂漠南部一帯のサヘル地域で、反欧米の動きが強まる一方で、ロシアの勢力拡大が進んでいる。2018年ごろからアフリカ北部に進出していた民間軍事会社「ワグネル」に代わり、ロシア政府により近い民兵・傭兵(ようへい)組織「アフリカ軍団」が取って代わろうとしている。

ハマス急襲、「2国家共存」は「幻想」と報じたイスラエル保守系紙

「イスラエル、米イスラエル関係、イスラエル・パレスチナ紛争を巡る議論は、10月7日のハマスによる大虐殺で劇的に変化した」――イスラエルの保守系紙エルサレム・ポストは、昨年のハマス襲撃によってパレスチナを巡る情勢は、「元には戻れない」ほど大きく変わったと指摘した。ここで言う「元」とは、これまで国際社会が追求してきたイスラエルとパレスチナが平和的に共存することを目指す「2国家共存」であることは言うまでもない。

ガザ急襲、病院爆発を巡る「情報戦」を有利に展開するパレスチナ側

イスラム組織ハマスによる襲撃から2週間余りが経過、現地の情勢は悪化の一途をたどっている。地上侵攻が開始されれば、さらに死傷者が増加するのは避けられない。

アフリカで中国の投資が減速、「間隙」埋めるアラブ諸国-サウジ紙

中国による開発途上国向け融資は、貸し付け条件が不明瞭であり、「債務のわな」と批判されてきた。スリランカのハンバントタ港の租借がその典型的な例だが、アフリカでの中国からの投資が減速しているとの見方が出ている。

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