安倍 雅信

欧州「最高裁」、アップルに2兆円追徴命令 グーグルには3800億円制裁金

欧州司法裁判所(CJEU、最高裁に相当)は10日、アイルランド政府が米アップル社に法人税優遇を行ったのは違法として、追徴課税130億ユーロ(約2兆円)の支払いを命じる判決を下した。また、米グーグルには、反トラスト法違反として24億2000万ユーロ(約3800億円)の制裁金を科す判決を下した。

8000億ユーロの大規模投資を提案 ECB前総裁 EU再生で報告書

欧州連合(EU)が1年前、欧州中央銀行(ECB)のドラギ前総裁(77、イタリア前首相)に作成を依頼していたEUの経済再生に関する報告書が9日、公表された。

テレグラムCEO逮捕に波紋 マクロン氏と複数回密会―フランス

暗号化メッセージングアプリ、テレグラムの創設者で最高経営責任者(CEO)のパーベル・ドゥロフ容疑者(39)の逮捕が波紋を広げている。中でもドゥロフ氏にフランス国籍を与えた政府判断の背後にマクロン大統領の存在があったことや、マクロン氏自身、テレグラムの愛用者で複数回、非公開で会っていたことが明らかになっている。

セルビアへ戦闘機売却 仏「作戦能力向上に貢献」

セルビアを訪問しているフランスのマクロン大統領は29日、セルビアのブチッチ大統領との間で、フランスの主力戦闘機ラファール12機の売却、リチウム鉱山の開発支援、民生用原子力計画の開発など、11の二国間協定に署名した。フランスはウクライナ支援を行い、ロシアに対して強硬姿勢を取る一方、セルビアはロシア制裁には加わらず、中国との緊密な関係を深めている。

仏当局 テレグラムCEOを拘束 逮捕理由は犯罪行為の放置

フランスの司法当局は24日、通信アプリ「テレグラム」創設者で最高経営責任者(CEO)のパベル・ドゥーロフ氏(39)をパリ郊外のルブルジェ空港で逮捕し、身柄を拘束した。翌日、司法当局は拘留延長を明らかにした。容疑はテレグラム上でコンテンツモデレーション(投稿の監視・管理)を実施せず、警察にも非協力的な対応を取ることで多様な犯罪を放置した疑い。

首相選出の駆け引き大詰め まひ状態の議会、大統領弾劾も―フランス

7月7日のフランス国民議会(下院)選挙で単独過半数を得る政党が現れず、連立交渉も挫折する中、マクロン大統領は、首相選出のために、各党代表と対話を続けている。さまざまな臆測が飛び交う中、最大議席を獲得した左派・新人民戦線(NFP)はマクロン氏への弾劾も辞さない構えだ。

フランス右派 来年の解散総選挙を提案 勢力拮抗で首相選出できず

7月7日の前倒し国民議会(下院)選挙以降、過半数を占める政党が存在せず、政治運営がまひ状態のフランスで、第3勢力の右派・国民連合(RN)のディアズ副党首が20日、来年に再度、解散総選挙を実施することを提案した。複数の仏メディアが報じた。

英首相 暴力に厳しい姿勢 反移民・反イスラム暴動 422人を起訴

英北西部サウスポートで先月末、3人の少女が刺され死亡した事件を受けて発生していた反移民、反イスラム暴動を巡って422人が起訴された。スターマー首相は暴動が一般市民に恐怖をもたらしたとし、逮捕者への厳しい措置を約束、暴力を許さない姿勢を示した。

仏戦闘機2機が衝突、2人死亡

仏東部ナンシーの南西で14日、ラファール戦闘機2機が衝突し、マクロン大統領は同日深夜、そのうちの1機の乗員2人が死亡したとⅩ(旧ツイッター)に投稿した。事故原因は明らかにされていない。2機のラファールはドイツでの任務から戻ったところだった。

首相指名へ駆け引き再開 五輪閉幕でフランス

8月11日の五輪閉幕とともにフランスでは、この間、一時停止していた首相指名に向けた駆け引きが再開した。

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