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石破新総裁に韓国ひと安心 歴史問題で柔軟姿勢に期待

先週の自民党総裁選で勝利した石破茂元幹事長が1日、新しい内閣総理大臣に指名されることを受け、韓国では近年「右傾化」した自民党の中で非主流だった石破氏への期待がにわかに膨らんでいる。総裁選で決選投票に残った高市早苗経済安全保障担当相を「アベ(安倍晋三元首相)の事実上の後継者」として警戒する声もあっただけに、安堵(あんど)感も広がっているようだ。

【社説】知床事故逮捕 無念晴らす捜査や公判を

北海道・知床半島沖で2022年4月、26人が乗った観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、網走海上保安署は業務上過失致死などの容疑で、運航会社社長の桂田精一容疑者を逮捕した。

【上昇気流】10月は食品ロス削減月間

10月は「食品ロス削減月間」である。令和元年の10月1日に施行された「食品ロス削減推進法」で定められた。食品ロスへの認識は、少しずつ浸透しているように見える一方、まだまだという感じもする。

「信者を動物扱いしている」 熊本で拉致監禁パネル展

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の信者に対する強制改宗の実態を知ってもらおうと、基本的人権・信教の自由を守る熊本県民の会(主海偉佐雄会長)が29日、拉致監禁被害をテーマとしたパネル展を熊本市内で開き、約250人が参加した。

「親子の相互理解が真の救済 」信教の自由を守る大会

信教の自由や宗教2世問題などをテーマにした「信教の自由を守る多摩東京大会」(主催・人権と信教の自由を守る多摩東京の会)が28日、東京都八王子市内で開かれた。世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の現役信者や2世信者たちが参加し、それぞれの立場からの主張を行った。

台湾関係法の制定を 頼総統の国策顧問 趙中正氏が講演

日台交流団体「日本李登輝友の会」は28日、都内で講演会を開き、在日台湾人でつくる民間組織「全日本台湾連合会」の趙中正会長が講演した。

ヒズボラ最高指導者殺害はレバノン情勢の「転換点」と指摘する英紙

「ハマスのシンワルは死んだのか、イスラエルはヒズボラのハッサン・ナスララを殺害するのか」。英ニュースサイト、ニュー・アラブは23日、昨年10月からのイスラエルとの戦いで、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部の多くが既に死亡したことを受けてこう報じた。両組織とも、イランの支援を受け、イスラエルの殲滅(せんめつ)を大きな目標に掲げている。

【社説】袴田さん再審無罪 検察は控訴を断念せよ

事件発生から58年、袴田巌さんが再審無罪を言い渡された。静岡地裁は判決で、捜査機関が「三つの捏造(ねつぞう)」を行ったと指弾した。正義の砦(とりで)となるべき捜査機関による証拠の捏造などあってはならないことだ。

【上昇気流】子供は宇宙の宝

「子供は風の子」と言われ、真冬の時期に外から子供の声がよく聞こえてきたものだが、近年あまり聞かない。その一方で、今夏、強い陽光の下、幼児が親を引き連れるように公園などに行き、水浴びを飽かずにしているのを見て、子供は光の子だとつくづく思ったりした。

なぜコメの品薄が続いているの?【サンデー世界日報より】

彩 最近、スーパーマーケットで米の品薄状態が続いているね。いったい何が起こっているの? 父 全国的に米が入手困難になっていることから「令和の米騒動」と呼ばれているね。

【上昇気流】大分市の中にある「熊本」

大分県の鶴崎という町を訪れた。大分市内の約1300人の小さな町だが、江戸時代は瀬戸内海を繋ぐ東九州の表玄関だった。近隣の諸大名は港湾の小島にそれぞれの船場を設け参勤交代をしたというから要衝の地だ。

【持論時論】大学入試、来年からすべて中国語に内モンゴルは今 (上) 南モンゴルクリルタイ常任副会長 オルホノド・ダイチン氏に聞く

中国内モンゴル自治区の民主化と人権を求める南モンゴルクリルタイ常任副会長のオルホノド・ダイチン氏に、内モンゴルの実情を聞いた。クリルタイとは、モンゴルの遊牧民族が移動式テント・ゲルで円座式に座って議論を重ね、もめ事を解決していったことをいう。いわばクリルタイとはモンゴル式民主主義の原点となったものだ。(聞き手=池永達夫)

【社説】石破自民新総裁  挙党態勢構築し舵取りを

史上最多の9人が立候補した自民党総裁選は、石破茂元幹事長が決選投票で高市早苗経済安全保障担当相を制して第28代総裁に選出された。自民党は次の衆院選の「顔」に石破氏を選んだ形だ。

「福祉は金沢から始まった!―陽風園と善隣館―」金沢

金沢市の金沢ふるさと偉人館では、金沢を代表する福祉施設をテーマに、企画展「福祉は金沢(ここ)から始まった!―陽風園(ようふうえん)と善隣館(ぜんりんかん)―」が開かれ、近代日本の社会福祉事業に尽力した金沢の偉人たちの足跡を紹介している。

大岡昇平の歴史紀行「檜原」 感銘を受け 旅の随筆に記す

福島県の石筵(いしむしろ)ふれあい牧場の先から中ノ沢温泉まで、母成(ぼなり)グリーンラインが通っている。このルートは安達太良山の南西の山中を走り、磐梯熱海温泉から吾妻スカイライン方面に行くドライブコースの一つになっている。

【上昇気流】実りの秋とは言うけれど

朝晩はクーラーを点(つ)けていないと眠れないくらいの暑さが収まり、少し肌寒くなっているほど。体感と季節感のずれが、ようやくなくなったということだろうか。

【記者の視点】スリランカ大統領選

インド洋の島国スリランカで21日、大統領選が行われ左派連合・国民人民勢力(NPP)を率いる野党・人民解放戦線(JVP)のディサナヤカ党首が当選を果たした。

大地震警戒の9月 メキシコから

メキシコでは、9月は独立記念日を祝う月だが、大地震が特によく起きる月としても記憶されている。メキシコ国歌の一節「地の中心が震える」という言葉を思い起こさせ、近代の特に壊滅的な地震の幾つかが9月に発生している。

【政党メディアウォッチ】NHK国際放送「乗っ取り」事件

日本で唯一の公共放送機関であるNHKで「放送乗っ取り」事件が起きた。先月19日に放送されたラジオ国際放送の中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフの男性が不適切な発言をしたのだ。

【政党メディアウォッチ】月刊「公明」選挙環境見直し

2024年は選挙イヤーと言われている。米大統領選をはじめ、世界各国でリーダーや議会の構成員を選ぶ選挙が行われる。日本でも本稿執筆時点で、首相を決める自民党総裁選が佳境に入ったところだ。一部の候補は自身が当選したら早期に衆院解散総選挙を行うと明言しており、全国的な国政選挙が行われる日も近いだろう。
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