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中国漁船拿捕で新たな火種 緊張続く台湾海峡

台湾が実効支配する金門島の沖合で台湾海洋当局の追跡から逃れようとした中国漁船が14日、転覆して2人が死亡、生き残った2人が取り調べ後に中国に送還された。台湾総統選で中国側が「独立勢力」と警戒する民進党政権の続投が決まり、中国は領海、領空の解釈を変えながら5月20日発足予定の台湾の頼清徳次期政権に揺さぶりをかけ、台湾海峡の緊張が続く。

【社説】文献調査報告 最終処分場選定へ一歩前進

経済産業省が、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定のため、北海道の寿都町と神恵内村で実施している第1段階の「文献調査」に関する報告書案を公表し、2町村とも第2段階の「概要調査」に進む候補地になり得ると判断した。選定に向けて一歩前進だと言える。

一帯一路の矛盾 大陸国が海洋国目指す陥穽 【連載】続中国南進 揺れるASEAN(5・エピローグ)

海外に行った時、時間をつくって二つの「ロジ」を見るようにしている。一つは路地裏。表街道ではなく、住宅街の路地裏をひたすら歩く。子供たちはどういった遊びをしているのか。人々は日常、どういった市場や寺に出掛けているのか。胃袋に収める食べ物や心に収める糧、心躍らせるものなど市井の人々の生活実態が如実に見えてくる。

【上昇気流】(2024年2月23日)

能登半島地震発生から8週間近くとなる石川県七尾市に来ている。市のほぼ全域で断水が解消し、災害関連死の危機は減ったが、大量に発生した災害ごみが復旧・復興を阻んでいる。

ウクライナ侵攻2年 ニーズに変化 日本財団会見 滞在避難民に帰国支援追加

ロシアによるウクライナ侵攻から2年を前に、日本財団は21日、東京都内の同財団ビルで説明会を開き、日本に滞在するウクライナ避難民の最新の状況と新しい支援策を発表した。

ナワリヌイ氏妻EU外相会議に

収監中に死亡したロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻、ユリアさんは19日、ブリュッセルで開催された欧州連合(EU)外相会議に出席。ロシア国内の反体制派の現状や、プーチン政権の抑圧の実態などを訴えた。

ウクライナで露使用ミサイル 北朝鮮製に欧米の部品

ロシアがウクライナに打ち込んだ北朝鮮の弾道ミサイルの残骸に、米国と欧州に拠点を置く企業の部品が含まれていたことが、英調査機関「紛争兵器研究所(CAR)」の報告書から明らかになった。

【社説】竹島の日 領土問題解決へ大局的視点を

島根県が竹島(隠岐の島町)の領有権確立を目指して条例で定めた「竹島の日」を迎えた。竹島は江戸時代初期の記録が残る日本固有の領土である。今日、日本と韓国の係争地となっているが、過去の不幸な歴史を乗り越える解決を望みたい。

経済回廊の整備 物流阻むミャンマー情勢 【連載】続中国南進 揺れるASEAN(4)

インドシナ半島では2種類のアジアハイウエーが存在する。  主に日本が支援する東西経済回廊や南部経済回廊と、中国がドナー国になっている南北回廊だ。

【韓国紙】映画『建国戦争』 李承晩元大統領を見直す

今月1日に封切りされたドキュメンタリー映画『建国戦争』が好調な興行成績を挙げている。李承晩(イスンマン)元大統領と建国第1世代に再び光を当てた映画だ。損益分岐点の観客動員数20万人を早くも超えて、先週末70万人の記録まで破った。保守団体と関係者がクラウドファンディングを通じて支援し、観覧を勧めたことを考慮しても“大当たり”の実績だ。

盛山文科相と岸田首相・小西議員の信義にもとる「笑えない喜劇」

民法に「信義則の原則」がある。お互いに相手の信頼を裏切らないように行動するというものだ。その中には「クリーンハンドの原則」もあって、誠実でなければ法律上の保護は受けられないという。

【上昇気流】(2024年2月22日)

雪国では道路が雪で覆われるために車の運転が難しくなる。かつて観光バスで福島県の会津地方を旅した時、運転手が「冬は運転をするのが恐ろしい」と語っていた。道路と畑の境目が不明で、落ちた乗用車を見掛けた。

ホラ男爵の冒険【サンデー世界日報より】

今回ご紹介するのは、摩訶不思議な冒険談を大真面目に語る、とある男爵の物語です。

ストリートアートに酔いしれる ブラジルから

筆者の趣味の一つは、サンパウロの街中を彩るストリートアートやしゃれた街を見て回り、「ストリートスナップ(路上で撮影するスナップ写真)」を撮ることだ。

中国からの不法移民が急増 スパイが紛れ込む可能性 大半が兵役年齢の若い男性

記録的な不法移民が流入する米南部国境で、特に中国からの不法移民が急増している。その多くは統制を強める習近平体制から逃れるためだが、不法移民に紛れてスパイや工作員が忍び込む可能性など、国家安全保障上の懸念も高まっている。

ベトナムの仏教 共産政権のドイモイで復活【連載】続中国南進 揺れるASEAN(3)

1990年代、ベトナムの山間部はタイムトリップの感覚があった。 山に向かっているのか、歴史をさかのぼっているのか分からない格別感だ。

【社説】H3打ち上げ成功 国際舞台へこれからが本番だ

H2Aに次ぐ日本の主力ロケット「H3」2号機の打ち上げが成功した。昨年の1号機での失敗を見事に乗り越えた宇宙航空研究開発機構(JAXA)や三菱重工業など関係者に敬意を表したい。

自習室難民救った沖縄県内企業

那覇市の県立図書館がシステム更新や蔵書点検のため2月6日から29日まで臨時休館となったことを受け、県内では受験生たちが勉強スペースを失い、「自習室難民」になるのではないか、との不安の声が広がった。

末次一郎氏の功績振り返る 一学会がシンポ

歴代首相の指南役で、沖縄県の祖国復帰運動や北方領土返還運動などに尽力した、故末次一郎氏の教えを勉強する「末次一郎先生に学ぶ会(一学会)」(会長=森高康行)は17日、浦添市内で「国際協力と沖縄から目指す日本の再建」と題してシンポジウムを開催した。政治学博士のロバート・D・エルドリッヂ氏とシンバホールディングスCEOの安里繁信氏が登壇し末次氏の功績を振り返り、現在の沖縄に必要なテーマなどについて議論した。

【上昇気流】(2024年2月21日)

「最高の贈り物は剣」。アラブの古い諺(ことわざ)にそうある。アラブに限らず、人々が「剣」を最高の贈り物にしたことは東西の歴史が物語っている。自分の命を守る、部族や民族の命を守る。その武器たる「剣」が重宝がられたのは当然のことだろう。