最新記事

ウクライナの教訓 登場する識者らと論説陣の見解相違極まる朝日

ロシアによるウクライナ侵略戦争が勃発して2年が経(た)った。その教訓を想起してみると、専門家が指摘していたのは次の諸点だった。「戦力がないと守れない」(普段から戦闘力、特に攻撃力を強化しなければ、自国は守れない)「同盟がないと守れない」(北大西洋条約機構=NATO=加盟国なら侵攻を防げた)「戦わないと助けは来ない」(侵略を受けても自ら血を流して戦わないような国民を同盟国は本気で守らない)。これは外交評論家の宮家邦彦氏の言である(産経2022年4月7日付)。

進む教育現場のAI利活用

AI(人工知能)技術が急速に進化する中、教育現場での利活用のメリットを訴える意見が増えている。一方で、懸念を主張する意見も各方面で噴出している。文部科学省は生成AI利活用の暫定的ガイドラインを公表した。教育現場での利活用は想像以上に速く進み、ガイドラインが追い付けない状況にある。

【上昇気流】(2024年2月27日)

能登半島地震で全国の警察、消防、水道、医療そして事務担当の自治体職員らが多数応援に駆け付けている。取材で訪れた石川県の輪島市や能登町の道路で、警視庁や大阪府警のパトカーと擦れ違った。不思議な感覚を覚えるとともに、能登はいま非常事態なのだと改めて実感する。

変わらぬ強権体質 共産党 田村委員長就任1カ月 評論家・篠原章氏に聞く 

共産党の委員長が志位和夫衆院議員(69)から田村智子参院議員(58)に交代してから1カ月が過ぎた。田村氏は1月18日の党大会での地方議員に対する自らの発言が党内外で「パワーハラスメント」と指摘されるなど、逆風の中での船出となった。政治思想・運動に詳しい評論家の篠原章氏に共産党が抱える課題について聞いた。

トランプ氏が5連勝 共和党予備選 ヘイリー氏の地元で圧勝

11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いは、第5戦の南部サウスカロライナ州予備選が24日投開票され、トランプ前大統領(77)が対抗馬のヘイリー元国連大使(52)氏に大差をつけて勝利した。初戦のアイオワ州から5連勝となり、指名獲得に大きく近づいた。地元の州で敗れたヘイリー氏は選挙戦の継続を表明したが、今後、撤退圧力が強まることも予想される。

【社説】国連改革 グローバルサウスの支持得よ

ブラジルのリオデジャネイロで20カ国・地域(G20)外相会合が開かれ、国連改革問題が議論された。議長を務めたブラジルのビエイラ外相は、ウクライナやガザ情勢を念頭に、国連安全保障理事会は国際紛争に機能麻痺(まひ)を起こしているとし、改革の必要性を訴えた。

なぜ30年以上もデータ捏造が続いたか、分からずじまいの「文春」

昨年下旬発覚したトヨタ自動車グループの不祥事で、ダイハツなどは型式指定取り消しという重い行政処分を受けた。違反の一例だが、前面衝突試験で、本来、センサーにより衝突を検知して作動するエアバッグ装置をタイマーで作動させるように細工し、申請に関わる自動車と異なる構造で検査を実施するなど、悪質だ。

【上昇気流】(2024年2月26日)

観光庁は2024年度、世界の富裕層を中心に需要が高まっている「食」を切り口とした観光プログラムの開発を支援することになった。山菜など食材の採取や文化体験の拠点となる施設を整備する地域の事業者に対し、その費用の半額を補助する。

【ウクライナ侵攻2年】「ウクライナを忘れないで」留学生・避難民のミヤさん  歌や会話で文化伝える

東京・吉祥寺のウクライナ料理店「バブーシャ レイ」で接客等の手伝いをするクロチク・ミヤさん(19)は、春から日本の大学生。「ウクライナ料理は特別なので、日本人にもシェアしたい」と目を輝かせ、カウンター越しに来店客との会話を楽しんでいる。

【ウクライナ侵攻2年】「母の味」日本に 夢見る帰郷の日 避難民家族のウクライナ料理店

「いらっしゃいませ。こちらの席へどうぞ」。流暢(りゅうちょう)な日本語で接客するボグダノヴァ・ヴィクトリヤさん(30)はウクライナ出身で、来日10年目。約2年前、ロシアのウクライナ侵攻で故郷の東部ドネツク州に危険が迫り、両親と姉の家族を日本に呼び寄せた。今は土曜日と日曜日の週2日、家族と共に東京・吉祥寺でウクライナ料理店「バブーシャ レイ」を切り盛りしている。ロシアの侵攻が始まって24日で2年。ヴィクトリヤさんの思いを聞いた。

アマゾン熱帯雨林の消失量、昨年比60%減―ブラジル

アマゾン人間・環境研究所(IMAZON)は22日、1月のアマゾン熱帯雨林の森林減少量が、昨年同月比で60%近く減少したとの報告書を発表した。政府系ブラジル通信が報じた。

【社説】ウクライナ侵攻2年 支援の力でロシア軍を止めよ

ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始してから2年が経(た)った。占領したウクライナの東・南部のルハンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンの4州をロシアは一方的に自国に併合したと主張しているが、露骨な「力による現状変更」であり、許されるものではない。ロシアの軍事侵攻を止めるには各国の支援の継続が不可欠だ。

見事な歌舞伎の押絵雛 雅な角館の雛めぐり/秋田県仙北市

秋田県仙北市の角館(かくのだて)で、武家が住んでいた内町(武家屋敷通り)と町人の外町で「雛めぐり」が3月3日まで開かれている(写真)。今年は雪が少なく、歩きやすい。

切り紙絵で新境地開いた巨匠 国立新美術館「マティス 自由なフォルム」展

東京・六本木の国立新美術館で「マティス自由なフォルム」展が開かれている。20世紀美術の巨匠アンリ・マティスの後半生の活動の舞台となる南仏ニース市のマティス美術館の所蔵作品を中心に、最晩年の切り紙絵に焦点を当てた。マティス芸術の集大成となったヴァンスのロザリオ礼拝堂も再現展示している。

【上昇気流】(2024年2月24日)

「重要な決定を遅らせる方法があれば、有能な官僚は必ずそれを見つける」という言葉。何かの目的で何かを遅らせる方法は必ずあるだろう。有能な官僚であれ会社員であれ、遅延させることぐらいはできそうだ。

自由民主「北方領土の日」 国民全体の問題と強調

2月7日に44回目の北方領土の日を迎え、自民党機関紙「自由民主」(2・20)は1面で特集した。東京都内で開かれた「北方領土返還要求全国大会」の様子と、2020年に東京・虎ノ門に移転した領土・主権展示館の取り組みについてまとめている。

政府の「説明不足」批判 公明新聞 防衛装備品

防衛装備品の第三国への輸出を巡る自公協議が続いている。公明党機関紙「公明新聞」は2月16日付1面に「国民理解へ努力が重要」「政府は方針転換の説明を」の見出しで山口那津男代表の「力説」を載せた。「力説」は記事内に登場する表現で、見出しにも取ってあることから公明の強気な姿勢がうかがえる。

【記者の視点】ヨーロッパ史の伏流水 救済の使命を担った皇帝たち

作家の栗田勇氏に小紙で『比叡は萌える』を連載してもらっていた頃、フランス文学を学生時代に学んだ体験を伺う機会があった。東大の渡辺一夫先生のゼミで、ボードレールの詩を読んだそうだが、その中の重要な言葉を学生たちに割り振り、その言葉が歴史のそれぞれの時代に、どのように使われてきたかを発表させるというもの。

にぎわい戻った国立美術館  スペインから

世界的なコロナ禍による移動制限も解かれ、世界有数の観光国家スペインには観光客が戻っている。2023年は1~10月期で7471万人となった。これは、8350万人を数えた19年に匹敵するか、あるいはそれを超える可能性もあるにぎわいだ。

違法金鉱山で崩落事故、少なくとも15人が死亡か ベネズエラ

南米ベネズエラ中部ボリバル州で20日、違法操業中の金鉱山で大規模な崩落事故が発生した。現地からの情報では、少なくとも15人が死亡したと伝えられている。