最新記事

ボッティチェリの絵画発見 イタリア、50年以上行方不明

イタリアのルネサンス期の巨匠、サンドロ・ボッティチェリ(1445~1510年)の絵画「聖母子像」が11月下旬、ナポリ近郊の町、グラニャーノの住宅で発見された。この作品は50年以上、行方が分からなくなっていた。競売にかければ、約1億ユーロ(約158億円)以上の価格が付くと予想されている。

トランプ氏の出馬なければ不出馬?米大統領選でバイデン氏 

バイデン米大統領は5日、東部マサチューセッツ州ウェストンで行われた選挙資金集めの集会で演説した際、来年11月の大統領選について、トランプ前大統領が出馬していなければ、自身も立候補していたか分からないと明らかにした。

フジモリ氏即時釈放を命令 ペルー最高裁 高齢・健康悪化を考慮

南米ペルーの憲法裁判所は5日、人権侵害などの罪で禁錮25年の実刑判決を受けて収監中のアルベルト・フジモリ元大統領の即時釈放を命令した。政府系アンディーナ通信などが報じた。

ガザ南部に攻勢拡大 イスラエル 250カ所以上に空爆 ハマス司令官の「半数殺害」

パレスチナ自治区ガザに残る人質の解放とイスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエル軍は5日、ガザ地区南部の主要都市ハンユニスに地上侵攻した。

軍・民の接触を一切禁止した北朝鮮

北朝鮮が軍人を対象にした密輸品流入を禁止するという目的で、軍人と民間人との一切の接触を禁止している。ラジオ自由アジア放送(RFA)によれば、北の朝鮮人民軍総政治局は先月12日、「部隊の許可なく住民と接触した軍人を処罰する」という内容の指示文を各部隊に発令した。

【社説】派閥資金不記載 自民党は「裏金」問題に対処を

自民党5派閥の政治資金パーティーを巡る政治資金収支報告書不記載問題が明るみになり、岸田文雄首相は派閥によるパーティー、忘年会、新年会を自粛する方針を示した。しかし、議員に課せられるパーティー券の販売ノルマがあるほか、ノルマを超えた金額が派閥から議員に環流され、それが政治資金収支報告書に記載されず「裏金」となった疑いがある。きちんとした対処を求めたい。

自然科学への親しみの点で欧米に一日の長があると分かる「猫」特集

日本で続くペットブームをにらんでかニューズウィーク日本版11月14日号は「最新科学が解き明かす本当の猫の気持ち」と題し、20頁の大特集を組んでいる。

【上昇気流】(2023年12月7日)

梅毒の感染者が増え続けている。特に感染した妊婦から胎児にうつる「先天梅毒」の報告数が過去最多を更新したという。これは母体から胎盤を通じて胎児にうつるもので、障害を持って生まれる恐れがある(小紙11月29日付)。

〝赤いおべべ〟がきらめく「星降る銀座のクリスマス」開催ーアートアクアリウム美術館GINZA【サンデー世界日報より】

江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を光や音楽で芸術作品として演出するアートアクアリウム美術館GINZA(銀座三越新館8階)に、一足早いクリスマスがやって来た。 クリスマスカラーのイルミネーションで季節の要素を盛り込んだ、冬のアートアクアリウム「星降る銀座のクリスマス」が、12月27日まで同館で開催されている。

北部テーマパーク25年夏に開業

名護市と今帰仁村にまたがる広大なゴルフ場跡地で2025年夏に開業予定の大型テーマパークの名称がこのほど、「JUNGLIA(ジャングリア)」に決定した。

陸自沖縄駐屯地で51周年記念行事

陸上自衛隊第15旅団創隊13周年と那覇駐屯地創立51周年の記念行事が11月26日、同駐屯地で行われた。式典には今年新設された石垣駐屯地の八重山警備隊が初参加。第15旅団長の松永浩二陸将補は式辞で「南西地域における抑止力の要としての役割を果たし続ける」と旅団の重要性を強調した。

「検閲を助長」と著者がKADOKAWA批判

出版大手KADOKAWAが来年1月24日に発売予定だった書籍「トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」の刊行を中止したことについて、著者の米女性ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏は6日、X(旧ツイッター)で「活動家主導のキャンペーンに屈することで、検閲の力を助長している」と、KADOKAWAの対応を批判した。

領有権主張で「最悪の事態」警戒 ガイアナ ベネズエラの国民投票受け

南米ガイアナのジャグデオ副大統領は4日、隣国ベネズエラの国民投票でガイアナの国土の7割を占める「エセキボ地域」の領有権主張に多数が賛成したことを受け、武力侵攻などを念頭に「最悪の事態に備えるべきだ」と警戒した。

EU首脳、習氏と会談へ 補助金や禁輸措置で温度差 

欧州連合(EU)のシャルル・ミシェル大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長、ボレル主席外交委員会代表は7日に行われる中国との首脳会議のため今週北京を訪れる。新型コロナウイルスの感染拡大以降、EUと中国の関係は悪化しており、中国は関係改善に意欲を見せている。ただ、EU側は高まる中国リスクを制限したい考えで、両者の思惑には温度差がある。

ペルシャ語の軍報道官  イスラエルから

イスラエルには、多くのユダヤ人が移民してきた。世界中に散らばっていたユダヤ人が1948年の建国以来、続々と夢に見た故郷の地を踏んだ。その中には、イラン系が25万人ほどいる。

【社説】日大理事長 不退転の決意で改革に臨め

日本大学アメリカンフットボール部員の違法薬物事件を巡り、日大の林真理子理事長が記者会見で学生や保護者らに改めて謝罪した。学生が安心して大学生活を送れるよう、林氏は不退転の決意で改革に臨まなければならない。

ガザ南部で攻撃強化 イスラエル「北部以上の作戦」強調

パレスチナ自治区ガザに残る人質の解放とイスラム組織ハマスの壊滅を目指すイスラエル軍は、ガザ地区南部の都市ハンユニスなどへの攻撃を強化している。イスラエルのガラント国防相は4日、「南部で作戦を開始しており、そこでは北部での作戦よりさらに激しく容赦ない攻撃が行われるだろう」と強調した。

ガザ戦闘休止 7日間で終了 人質全員解放かなわず イスラエル

イスラエルとイスラム組織ハマスの人道的な戦闘休止は7日間で終了した。イスラエルは女性と子供の人質全員の解放を求めたがかなわず、ハマス壊滅を目指しパレスチナ自治区ガザでの戦闘を再開した。

【上昇気流】(2023年12月6日)

ビクトル・ベレンコ氏の死去が先月、報じられた。1976年9月に旧ソ連軍の最新鋭戦闘機「ミグ25」で日本の防衛レーダー網を擦り抜けて北海道の函館空港に強行着陸し、米国に亡命したソ連軍元中尉だ。

「オレンジの悪魔」が電車に 京都橘高校吹奏楽部の公演に合わせ 台湾・高雄

台湾南部の高雄市で公共交通機関を運営する高雄メトロは、京都橘高校(京都市伏見区)吹奏楽部が10日に高雄市で公演を行うのに合わせて、一部のライトレールの塗装を期間限定で変更した。