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和食が定着し始めた フランスから

30年以上、フランスに住み、日本文化の浸透についても観察してきた。中でも一般庶民の和食浸透度は、この30年間で大きく飛躍した。

防衛力の抜本的強化を急げ【羅針盤】

就任100日を超えたが、トランプ米大統領の迷走が止まらない。日本など友好国にも高額関税を提示し、腰の定まらないディールで世界経済に大混乱をもたらしている。中国とは高関税の応酬で、事実上経済的断交状態から、一転して交渉開始、関税引き下げと、これまた迷走だ。

安定的皇位継承で女性・女系天皇論を提言、もはや保守と呼べぬ読売

読売が15日付1面トップに「皇統の安定 現実策を」と題する読売新聞社提言を発表し、女性宮家の創設のみならず、その夫・子も皇族とし、「女性天皇に加え、将来的には女系天皇の可能性も排除することなく、現実的な方策を検討すべき」と女系天皇まで持ち出した。

中国海外公安、日本国内に新しいアジトか

私の友人であり、中国共産党批判の風刺漫画家として知られるラージャオ氏が、先日久しぶりに来日しました。まずは彼の経歴について簡単に紹介しておきましょう。

大砲とバター 米政権の強まる要求 米を潤す考えから転換を

トランプ関税政策の行方がまだ明確ではない。しかし、自動車が関税交渉から除外になれば、日本の産業に与える影響は大きい。1980年代、プラザ合意に始まった貿易摩擦交渉は、結果的に円高不況がバブル崩壊をもたらし、アメリカ流のグローバリゼーションが市場原理を促し、経済社会が二極化した。ならば、今回の関税交渉いかんで、日本は再び困難な状況を迎えるかもしれない。

〝モンペ〟が闊歩する学校

東京都立川市内の小学校で男二人が教師に暴力を振るい大暴れした。男たちは子供同士のトラブルに対する学校側の対応に不満を持った母親から呼ばれたのだという。いわゆるモンスターペアレントだ。

メルツ独新首相の前途に暗雲 2回目の投票でやっと過半数

ドイツ連邦議会(下院)で6日、「キリスト教民主同盟」(CDU)のメルツ党首(69)を首相に選出する投票が行われたが、選出に必要な過半数を得られないといった事態が生じた。2回目の投票で過半数を得て新首相に選出されたものの、「歴史的」と評され、メルツ新政権の今後にも影を落とすであろう「首相選出ドラマ」を振り返ってみた。(ウィーン小川 敏)

衣服から感じる伝統文化 北海道博物館蔵出し展「アイヌの衣服」

先住民族とされるアイヌの人々の衣服を集めた蔵出し展「アイヌの衣服」が今、北海道博物館で開かれている。明治時代以後、政府の同化政策によって日本人社会に取り込まれていったアイヌの人々だが、古くから民族に伝わる伝統文化は今なお保存・継承されている。今回の展示会では同博物館が所蔵する200点の衣服の中から、貴重な資料30点が紹介されている。

仏共和党党首選 ルタイヨー内相が勝利 次期大統領選目指す右派

フランスの主要保守政党・共和党の党首選で18日、ブリュノ・ルタイヨー仏内相が勝利し、2年後に予定される大統領選への出馬を前に、同氏の知名度がさらに高まった。 同氏は党をさらに右傾化させるとみられる強硬保守派で昨年7月の国民議会(下院)選以降、人気が急上昇中だった。再選を目指していた現共和党党首のローラン・ウォキエ氏を上回る得票で党首に選出された。

鳥インフルエンザの封じ込めに全力 ブラジル

ブラジル南部リオグランデドスル州モンテネグロの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された件で、同州当局は17日からモンテネグロ市と市外を結ぶ幹線道路の各所に防疫所を設置、封じ込めに動いている。

田園都市の地産地消【上昇気流】

「浜なし」の名前を知る人は、そう多くないだろう。横浜市内で作られるナシのブランド名だ。市内に約130軒の生産農家があり、昨年の生産量は約930㌧。横浜を代表する果物だ。

1~3月期GDP 米関税の悪影響を最小限に【社説】

長引く物価高の影響で個人消費は振るわず、今後本格化するトランプ米政権の高関税発動の影響に日本経済は耐えられるのか。政府・日銀が取り組む「賃金と物価の好循環」実現はまさに正念場。対米交渉をはじめ官民挙げて知恵を絞り、米関税の悪影響を最小限に抑えてほしい。

「娘が眠る地 奪わないで」 全国8カ所3200柱 遺族の叫び 家庭連合解散請求と墓地問題(上)

文部科学省による世界平和統一家庭連合の解散命令請求が認められた場合、深刻な社会問題となる可能性が高いのが、教団が管理する墓地の扱いだ。過去、裁判所に解散を命じられた宗教法人で墓地を所有していたケースはない。前例がないだけに、解散後の墓地の行く末がどうなるか、誰もはっきり分からない。宗教法人格だけでなく、愛する家族が眠る墓さえも失うのか――。そんな不安を抱く信者遺族らの声を聞いた。

中露の対米共闘と対立の背景:地政学的戦略と利害の交錯

近年、中国とロシアは米国に対する共闘のパートナーとして緊密な関係を築いている。両国は国際舞台での協力を通じ、米国の覇権に対抗する姿勢を明確にしている。

「今こそ信者の声を社会に」 後藤徹さん講演に500人

世界平和統一家庭連合の信者を家族らが監禁し、強制棄教させる問題と、教団への解散命令請求の関係性について、全国拉致監禁・強制改宗被害者の会の後藤徹代表は18日、東京都八王子市内で講演し、約500人が来場した。後藤氏は「解散命令が出された今こそ、信者の声を社会に届けるべきだ」と呼び掛けた。

伝えるヒントは生成AI 浜田議員が信教の自由シンポで講演

NHK党の浜田聡参院議員は18日、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の長野家庭教会(長野市)で開かれた信教の自由に関するシンポジウムで講演し、「信教の自由を伝えるためには表現に工夫が必要で、具体的な提案をしてくれる生成AIがそのヒントになる」と話した。

レオ14世を選んだコンクラーベの舞台裏を探るイタリア・メディア

米国人のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿がなぜ4回目の投票で第267代教皇に選ばれたか、という課題に向かって、バチカンの地元イタリア・メディアは懸命に走りだしている。

中国製技術導入の戦略的リスク 脅かされる国家安全保障

「21世紀は情報を制する者が世界を制する」この言葉は、小生の恩師で『悪の論理:地政学とは何か』の著者である、故・倉前盛通先生の予言的名言である。世界がトランプに振り回されているうち、中国は巧みに情報を制しようとしている。 

原子力の夢、国民に語れ【上昇気流】

全国の原発から出た使用済み核燃料の再処理で発生した高レベル放射性廃棄物が、一時貯蔵施設のある青森県六ケ所村に運び込まれて今年で30年。最終処分場の選定は難航している。宮下宗一郎青森県知事が時事通信のインタビューで「国が主体性を持って事業者と連携して解決していく課題」と決断を迫っている。

トランプ氏外遊 中東安定化へ戦略を示せ【社説】

トランプ米大統領が就任後初の本格的外遊で中東のアラブ3カ国を歴訪し、巨額投資の約束を取り付けるなど成果を挙げた。一方で、中東安定への要、パレスチナ和平では方向性を示せず、不安の残る歴訪となった。

家庭連合解散命令 元・現役両信者に聞く

世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)に対する解散命令の審理が東京高等裁判所に移された。解散命令を決めた東京地裁の決定や教団が抱える課題について、元信者で金沢大学教授の仲正昌樹氏と、2世信者で「信者の人権を守る二世の会」代表の小嶌希晶さんに話を聞いた。

中国、宗教弾圧を一層強化する新法施行

世界のキリスト信者の迫害状況を発信してきた非政府機関、国際宣教団体「オープン・ドアーズ」は15日、ウィーンで報道向けのステートメントを発表し、「中国共産党政権が今月初めから中国での外国人の宗教活動をさらに厳しく取り締まる法を施行し、中国当局の宗教統制政策は『新たな次元』に引き上げられている」と主張した。

『仏教は科学なのか』エヴァン・トンプソン著 仏教モダニズムの間違い【書評】

2008年に浅草寺で開かれた世界仏教徒会議で、座禅の精神療法をきっかけに禅宗の僧になった外国人参加者の多さに驚いたことがある。そこで旧知の曹洞宗の僧に、「瞑想(めいそう)と座禅は同じか」と聞いたところ、「違う」との返事。

『植物たちに心はあるのか』 田中修著 人も学ぶべき生き方の極意【書評】 

私たちは生活の中で、植物に心があるように感じる機会は多い。草花をめで、絵画に描き、詩歌に詠んで、心を寄せている。慶事があれば花を飾って祝う。誕生花、花言葉、門松、御神木など私たちの気持ちを託す例は枚挙にいとまがない。

『ヒトとヒグマ』増田隆一著 交流・関係性には深い歴史【書評】

この本がテーマとするのはヒグマだ。 ヒグマは北方系、ツキノワグマは南方系。日本の哺乳類ではヒグマが最大。体重は秋が最も増える。冬眠するために栄養が必要だからだ。

『老いの失敗学』畑村洋太郎著 80歳からの人生を楽しむ【書評】

人生100年、という言葉が、比較的日常の会話の中で語られるようになっている。それにしても、やはり100歳とはすごい。そこに到達するバリアはもしかしたら80歳かなと思う。

教皇レオ14世の系譜【上昇気流】

米国人初のローマ教皇が選出された。レオ14世と名乗る。「レオ」の教皇名というと、西暦800年のレオ3世によるフランク王国カール大帝への戴冠で有名だ。

日本企業の関与が深刻に ウイグル人強制労働問題

中国・新疆ウイグル自治区でのウイグル人の強制労働問題で、日本ウイグル協会などが16日、都内で報告会を行った。同協会のレテプ・アフメット会長は、日系企業30社などが取引を通じて強制労働に間接的に関与しているとして、「このままでは日本の価値観と日本の企業の名誉が汚されることになりかねない」と警鐘を鳴らした。

江戸っ子と「浅草っ子」【上昇気流】

令和の東京・浅草は外国人客も多く、人であふれている。が、30~40年前は人出が少なかった。浅草の若旦那衆は、六本木や赤坂辺りで飲むことも多かった。

現実味帯びる習氏独裁体制の終焉 シンガポール前首相夫人が痛罵論評転載

4月21日、シンガボール前首相李(リー)顕龍(シェンロン)氏の夫人である何(ホー)晶(チン)氏はフェイスブックにおいて、別人が「習近平」について書いた論評を転載したことで世界の中華系社会で大きな波紋を呼んでいる。それを書いたのはシンガポール唯一の政権党・人民行動党のブレーンのMichael Petraeus氏である。

早雲山駅の足湯 神奈川県箱根町 駅舎2階の新名所「クーモハコネ」

神奈川県箱根町にある早雲山駅は、強羅(ごうら)駅から登って来る箱根登山ケーブルカーと大涌谷(おおわくだに)方面に向かう箱根ロープウェイを連結している駅だ。2020年7月にリニューアルオープンし、駅舎2階に「cu-mo箱根(クーモハコネ)」が新設された。

日本野鳥の会秋田県支部 撮る、聴く、詠む 野鳥観察を楽しむ写真展

先日、愛鳥週間に合わせて日本野鳥の会秋田県支部主催の写真展が秋田市で開かれた。会員の一人は「楽しみ方は百人百様」と語る。

おくのほそ道 日光の句について考える 芭蕉の足跡を訪ねて

おくのほそ道(以下ほそ道)紀行で日光に到着した松尾芭蕉と河合曽良は、4月1日(陽暦5月19日)、日光東照宮を参拝した。ほそ道での日光に関する記述は短い。

2年連続で森林破壊が減少 ブラジル 違法伐採を監視・摘発

アマゾン熱帯雨林の森林破壊を監視している「マップバイオマス」は15日、ブラジル全土における昨年の森林破壊面積が前年比で32・4%減少したとする年次報告書を発表した。

外国人の宗教活動へ統制強化 中国 キリスト教系NPOが警告

世界のキリスト教徒への迫害情報を発信する非政府組織(NPO)「オープン・ドアーズ」は15日、ウィーンで報道向けの声明を発表し、「中国共産党政権が今月初めから中国での外国人の宗教活動をさらに厳しく取り締まる法律を施行し、中国当局の宗教統制政策は『新たな次元』に引き上げられた」と警告を発した。

皇族数確保 男系皇位継承が大前提だ【社説】

皇族数の確保のために皇位の男系継承の伝統を崩すことがあってはならない。

新年金制度で処遇改善を 自衛官 深刻な人材不足 笹川財団が政策提言

日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、防衛の要である自衛官の採用を巡っては定員割れが常態化している。人員不足解消に向けて政府は2024年10月、関係閣僚会議を発足するなど自衛官の処遇改善に動きだした。こうした対策をより加速させようと、笹川平和財団(角南(すなみ)篤理事長)は14日、「防衛力の人的基盤強化」と題する政策提言を都内で発表。新年金制度などに言及した政策を提言しつつ、「国防意識の低さに起因して発生した安全保障環境の危機的状況を、国を挙げて打開しなければならない」と強調した。

パワースポット葛原岡神社ー尾根から遠望する相模湾

山々が相模湾を囲むように鎌倉の街を取り巻いている。自然の豊かな街で谷戸が奥深く入っている。市街地の西側、南北に走る尾根をたどるのが葛原岡・大仏ハイキングコースだ。約3㌔。街は東側に広がっている。歩いてみると意外に小さな街だと分かる

李明博、朴正熙への評価高い 20代が考える2025大統領選

韓国大統領選では「30・40・30」の“原則”が今回も適用されそうだ。3割の保守層、4割の中間層、3割の左派支持層に分かれる中で、この4割の中間層をどちらが取り込むかが勝敗の分かれ目となる。

「李在明に国を任せられない」与党候補・金文洙氏インタビュー

韓国大統領選は6月3日の投票日に向けてスタートを切った。主な候補は3人。

夜間パソコン禁止に生徒反発 フィンランドから

フィンランド自治体の多くは、小・中学校の授業で使用するために、授業に必要なアプリがインストールされたノートパソコンを生徒に支給している。

外国人旅行者に医療保険義務化へ、移民規制を強化 アルゼンチン

アルゼンチン大統領府は14日、移民規制を強化する政策を発表した。近日中に政令として発効される予定。

中国にすり寄るロシア 対独戦勝式典に習主席参加

5月9日にモスクワ・赤の広場で行われた対独戦勝記念式典には、中国の習近平国家主席をはじめ26カ国の首脳が出席し、ロシアのプーチン大統領は面目を保った形となった。一方、習主席と3回にわたり会談を行ったが、その結果は空虚なものに終わった。

宗教リテラシーとは何か【上昇気流】

NHKEテレ「こころの時代」のシリーズ徹底討論「『解散命令』で何が変わるのか」を観(み)た。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への解散命令を東京地裁が出し、教団側が東京高裁に即時抗告したことを受けての番組だ。

選択的夫婦別姓 家族制度を守る気概持て【社説】

選択的夫婦別姓を導入するための法案が今国会中に成立する可能性が低くなってきた。立憲民主党が導入に向けて衆院に提出した民法改正案には他党の賛同が広がらない。独自案提出の動きを見せる野党もあり対応はバラバラだ。

裁判所と検察に振り回される韓国政治

今回の21代大統領選挙は歴代どの大統領選よりも論議の連続で雑音が絶えない。

集落営農(下) 農事組合法人代表理事 多田則明氏に聞く【持論時論】

終わり良ければすべて良しで、高齢期を好きなように生きるのは誰しもの願い。農業を志しながら、紆余(うよ)曲折を経て、人生の最晩年期に農業にカムバックし、香川県さぬき市で30㌶の農地を耕作している農事組合法人代表理事の多田則明氏に、その経緯と考え方を聞いた。(聞き手=池永達夫)

日本学術会議の中国への軍事転用技術流出リスクを問わない朝日

衆議院本会議は13日、日本学術会議を国家の特別機関から特殊法人に移行させる日本学術会議法案を可決し、参議院に送った。

家庭連合関連団体の請求棄却 鈴木エイト氏による名誉毀損認めず

ジャーナリストの鈴木エイト氏のX(旧ツイッター)などへの投稿により名誉を毀損されたとして、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の関連団体の天宙平和連合(UPF)ジャパンが1100万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(足立賢太裁判長)は14日、「社会的評価が低下するとはいえない」として、UPFジャパン側の請求を棄却した。

メディアの虚像が家庭連合解散の引き金 宗教・報道・人権考える集会 富山

「宗教と報道 人権問題を考える」と題する公開シンポジウムが14日、世界平和統一家庭連合(家庭連合、旧統一教会)の富山家庭教会(富山市)で開かれた。

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