BACKを見る
中央日報(韓国)/Main

中央日報(韓国) 2009年1月31日

北朝鮮は脅迫をやめ対話に応じよ

 北朝鮮の韓国に対する脅迫がますます激しくなっている。北朝鮮は30日、南北間の政治・軍事的対決の解消と関連したすべての既存の合意を無効とし、黄海の北方限界線(NLL)関連条項を廃棄すると宣言した。韓国政府が対決的政策を続けている状況で、北朝鮮だけが南北合意に縛られる理由がないというのが北側の主張だ。

 北朝鮮の主張は一方的な言いがかりにすぎない。北朝鮮が南北間の多くの合意の中で、自らに利益となるものだけはそのまま維持するというのだろうか。北朝鮮は自らが取った措置はすべて韓国政府のせいだと言い張っている。また公式声明を通じて韓国の大統領に雑言まで浴びせている。対南非難に没頭するあまり、国家としての最小限の礼儀と体面さえも捨ててしまった。

北朝鮮の意図がどのようなものかは簡単には分からない。緊張を高め、韓国への圧力を強め、自らが今後取ろうとしている強硬措置や挑発行為を正当化しようという思惑なのかもしれない。韓国社会の内部分裂を起こし、オバマ新政権に移行した米国の視線を引こうという狙いもあるだろう。残念なことだ。

 北朝鮮当局は非難と挑発で南北問題を解決できると思っているのだろうか。「行くところまで行こう、誰が勝つのか見てみよう」ということなのか。北朝鮮が時代錯誤的な行為を取り続ける限り、国際社会からの「いじめ」を避けることは難しいだろう。

 われわれは北朝鮮当局が民族間の礼儀を持ち、国際社会の基本的秩序を守るよう求めたい。非難合戦であれ、戦争であれ、争いでは問題は解決しない。戦闘と紛争によって南北分断が固定化してしまうのではないだろうか。問題を解決するには対話以外の方法はない。

 韓国政府に望みたい。北朝鮮は窮地に陥っており、そのために片意地を張っている。そのためか北朝鮮はますます、圧力の度合いをますます強めるだろう。開城工業団地の閉鎖という最悪の手段に打って出るかもしれない。だが大小にかかわらず、武力衝突は避けなければならない。

 (北朝鮮が)無理な主張ばかりするくせを改めさせるため、南北関係がますます悪化しても放置しておくというが、それは責任のある政府の政策ではないだろう。対話が実現するよう条件を整える真摯(しんし)な努力が必要だ。同時に北朝鮮のどのような挑発にも十分に対処できるしっかりとした態勢が必要だ。徹底した対応と決意で北朝鮮の挑発を許さないようにすることが必要だ。

この記事を友達に教える


Home/Main/中央日報(韓国) 《△TOP》
(C)The Sekainippo Co.,Ltd.(1975-)