平成22年8月6日
教育ニュース
小中の不登校、12万2千人 2年連続減でも「高水準」−文科省
文部科学省の学校基本調査によると、2009年度の小中学生の不登校は2年連続で減少し、前年度比3・4%減の12万2432人だった。うち、小学校の不登校は同1・4%減の2万2327人、中学校は同3・9%減の10万105人。同省は「スクールカウンセラーの配置が進んだ効果などが考えられるが、不登校はまだ相当数あり、減少傾向とまではいえない」としている。
子供の総数が減っていることから、全児童生徒数に占める不登校の割合は小学校では前年度と変わらず、中学校でも0・12ポイント改善しただけ。小学校は0・32%と313人に1人の割合で、中学校は2・77%と36人に1人だった。
08年度以前から不登校が続いている児童生徒は小学校で不登校全体の40%、中学校で51・4%を占め、長期化傾向も続いた。
小中の不登校が07年度に1197人となり、全児童生徒に占める比率が全国で最も高かった山梨県では、09年度は896人(前年度比11・9%減)に減少。同県教育委員会は「カウンセラーや不登校対応のための教員数を増やしてきた」と減少の理由を説明した。