平成22年7月31日
教育ニュース
学力地域差、変わらず−大阪の算数改善、北海道・沖縄低迷
秋田と福井好調・学力テスト
文部科学省は30日、小学6年と中学3年を対象に4月に行った第4回全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。過去3回と同様、秋田と福井両県が好調で、沖縄県と北海道が低迷。一方で積極的な対策を取ってきた大阪府は小6算数の改善傾向が続き、注目を集めそうだ。
昨年の政権交代に伴い、全員参加方式から同省が約3割の学校を選び出す抽出調査方式に替わった。対象は国公私立約1万校の約71万人。ほかに約89万人が自主参加したが、集計結果には反映されていない。
テストは小中とも国語と算数・数学の2教科で、知識を問うA問題と、応用力を試すB問題がある。A問題の正答率が高く、B問題が低い傾向は変わらなかった。各都道府県の平均正答率の差は中3数学Bで22・9ポイントと最も大きく、最小の小6国語Aでも9・5ポイントあった。
秋田県が6分野でトップに立ち、残り2分野は2位。沖縄県は6分野で最下位となり、2分野でも46位、北海道も小6の2分野で最下位、2分野で46位だった。一方、成績下位だった大阪府は算数Aが初めて全国の平均正答率を上回り、28位から17位に浮上した。