平成22年3月5日
教育ニュース
学力テスト、小中学校7割が実施へ、11県で全校参加−文科省
文部科学省は4日、小学6年、中学3年を対象に行う2010年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を73・2%の小中学校が実施すると発表した。今回から約3割の学校を選んで結果を集計する抽出方式となるが、抽出から外れた学校でもテストの利用を希望した市町村が多かった。秋田、高知など11県ではすべての公立校が参加する。
鈴木寛副大臣は「当初想定した通りのニーズがあった。希望すればテストを利用できる仕組みを導入してよかった」と話した。
文科省によると、対象学年がいる全国の公立校3万1580校のうち、同省が集計するのは30・9%に当たる9751校分。残った公立校でも6割強の1万3794校がテスト利用を希望し、抽出校を合わせた公立の実施率は74・6%となった。
都道府県別の実施率はばらつきが大きく、県レベルでの採点・集計を予定している高知などが100%だったが、最も低い愛知は25・4%となった。
一方、私立校では抽出対象になったもののテスト実施に応じない学校が多く、同省の集計に反映されるのは16・5%にとどまった。希望校を含めた実施率は私立が23・9%、国立が79・2%で、国公私で計2万3891校がテストを行う。
抽出校では4月20日に国語、算数・数学でテストを実施する。希望校は同日以降、同じ問題と解答用紙を使ってテストするが、採点・集計作業は学校や自治体で行う。