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平成18年11月23日

「国旗国歌への敬意重要」−安倍首相

教基法改正案、参院で実質審議入り

 安倍晋三首相は二十二日午前の参院教育基本法特別委員会で、学校の卒業式などでの国旗掲揚と国歌斉唱について、「自国の国旗国歌への敬意、尊重の気持ちを涵養(かんよう)することは極めて大事」と述べ、「政治的闘争の一環として国旗の掲揚や国歌の斉唱が行われないことは問題」との考えを強調した。

 自民党の舛添要一氏が、一部の学校では国旗掲揚などが行われていないことを「法律違反」と指摘したのに対する答弁。伊吹文明文部科学相は、国は教育委員会に対し要請や指導をするが、現場が従わない場合の権限が無い点を挙げ、「これをどうするか、与野党を超えて、教育の根幹にかかわる問題として議論してほしい」と述べた。

 同特委は同日、安倍首相と伊吹文科相ら関係閣僚が出席し、政府案と民主党が提出している対案の趣旨説明と総括質疑を行い、実質審議入りした。衆院での同法改正案の与党単独採決に反発し審議拒否を続けていた野党は審議に復帰し、国会は正常化した。

 十二月十五日の会期末が迫る中、与党は全力を挙げて政府案の成立を目指す方針。一方野党側は、いじめ自殺や必修科目の履修漏れ、タウンミーティングでのやらせ質問など相次ぎ発覚した問題への対応も求め、攻勢を強めている。

時事


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