平成16年11月17日
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中高生に広がるエイズ、コンドーム普及は逆効果
厚生労働省のエイズ動向委員会(吉倉広委員長)はこのほど「中高生の間に想像以上にエイズウイルス(HIV)が広がっている可能性がある」とする報告書をまとめた。
20代前半の患者数が急増しており、ウイルスの潜伏期間(約10年)を踏まえると、中学・高校時代に感染しているとしか思えない、というわけだ。
同省はこれまで、感染予防策として、コンドームの普及と、若者にそれを着用させるための啓発活動を強力に推し進めてきた。しかし、それらは効果を上げるどころか、全く逆の結果をもたらした。
コンドームが身近になったことで、中高生の性行動は活発化(高3男子の37.3%、女子の45.6%が性行為を経験)。安易な性行為で望まぬ妊娠をする10代少女は年に約6万7千人も出る始末だ。
かれこれ十数年におよぶ厚労省主導のコンドーム配布キャンペーンは「失策」の色が濃厚になった。一体、どれだけの感染者が出れば、政府は方針転換をするのだろうか。